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第2章:ヤドカリたち
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(さて。帰って一眠りしたら動画の編集でもしようかな。)
N自動車交通池袋営業所で雨澤和真はそんな事を考えながら私服に着替えていた。
「雨澤さん。」
営業所の喫煙所で一服していると、同僚ドライバーの中島に声をかけられた。
「ああ、中島さん。」
「よかったら一杯飲みませんか。」
雨澤和真は学生時代演劇サークルに所属していた。
大学卒業後、知り合いが主宰する劇団に入団し、
フリーターをしながら劇団の役者兼制作として活動していた。
ところがあるトラブルにより劇団は自然消滅してしまった。
その時雨澤は27歳になっていた。
さすがに定職に就かないとマズイと考え、就職活動を始めたがことごとく不採用ばかりであった。
「雨澤。よかったらタクシー運転手やらないか。」
そんな折にかつて共演した別の劇団の知り合いから声をかけられた。
「タクシー運転手なら運転免許取得して3年以上経っていて健康ならまず落とされない。」
「休みが多いから演劇活動も続けられるぞ。」
「それに腐っても正社員だ。仮に演劇活動で芽が出なくても社内で管理職狙うもよし。あるいはタクシー運転手なら無事故無違反で10年頑張れば個人開業も狙えるぞ。」
そんな事を言われ、雨澤はタクシー会社の面接を受けて、そのまま採用された。
それがN自動車交通池袋営業所だった。
もっとも知り合いが熱心に雨澤を誘ったのは、知り合いを紹介し、被紹介者が採用されると紹介者にマージンが給料に上乗せされるからでもあった、のは後々わかったのだが。
「雨澤さん、慣れてきましたか。」
「いや、まだまだですよ。中島さんはどうですか。」
池袋駅西口の日高屋。
ここで二人はビールを飲みながら談笑していた。
中島とは同日入社の、いわば同期だった。
研修を通じて意気投合。
いつかは一緒に飲もうと話していたが、なかなかシフトが被らなかった。
正式に乗務員になってから3ヶ月が経ったこの日、ようやくシフトが重なり、一緒に飲む事ができた。
「ま、運転自体はいいんすけど、営業所に無愛想な奴がいますと、ね。」
「無愛想な奴?」
「ほら、地蔵ですよ、地蔵。」
「ああ。」
地蔵とは同僚ドライバー、田川の事である。
常に坊主頭である事、他のドライバーの誰とも話さない事からいつしか地蔵というあだ名がついていた。
「あいつ、俺と村川さん、どちらかが使おうとしてたロッカーあったのに、勝手に使い始めちゃいましたし。」
「なるほどですね。」
「そうそう、あいつ前にスーツケースで出勤した事あったんすけど。」
「スーツケース?旅行でも行く予定だったんですかね?」
「いやぁ、他のドライバーのオッサン達が面白がってあいつのスーツケース開けたんすよ。そしたら。」
「そしたら?」
「なんか右翼っぽい雑誌が出て来たんすよ「昭和維新なんちゃら」って表紙に書いてまして。」
「そりゃあ香ばしいですね。」
「ヤバいっすよね。ネットで調べたらその「昭和維新なんちゃら」って右翼系の勉強会だかなんだかで今年、「五・一五事件 九十周年式典」だかのイベントやってたんすよ。」
「はあ。」
「五・一五事件って首相が暗殺された事件じゃないですか。そんな日を記念日みたいに扱うって、どう思います?」
「まあ、まともではないですよね。遺族の人に失礼になる気もしますし。」
「そんなイベントに参加って絶対にヤバいですって。」
「そうですな。」
「しかもあいつのフェイスブックを見ましたがなかなかヤバいですよ。大学中退した事正当化してましたし。」
「なんか随分地蔵の事調べてますね。」
「いや、怖いもの見たさって奴ですかね。」
「まあ、気持ちはわかりますな。」
二人はビールを飲み干したのでホッピーを注文した。
「そういえば雨澤さんてなんでタクシー運転手になったんでしたっけ?」
「ああ、知り合いの劇団員に誘われまして。」
「劇団?雨澤さん、演劇やってたんすか?」
「ええ、まあ。」
「今はやってないんすか?」
「いや色々ありまして。」
「色々?」
「実は…。」
雨澤は大学卒業後、「自信誕生」という劇団に所属していた。
この劇団は地方の高校や祭りなどのイベントで芝居を披露する事が主な活動だった。
そういった劇団だった事から主催者はいつしか高校生の進路相談にも乗るようになった。
そして事件は起きた。
公演先の高校の女子生徒が「主催者にストーカーされた」とツイッターに投稿したのである。
「なんでそんな事になったんすか?」
ホッピーを飲みながら、中島は尋ねた。
「主催者が女子高生とLINEでやり取りしてたんですよ。そっから拗れちゃったみたいでして。」
「なるほどですね。しかしキツい事言いますが、その主催者さんも爪が甘かったですね。」
「はあ。」
「俺、昔塾講師のバイトやってたんすけど、塾ってだいたい生徒との連絡先交換は禁止してるんすよ。それは仕事とプライベートの区別をつけるため。そういうのをやるべきでしたね。」
「そうでしたね。」
「ところで演劇活動はもうやってないんすか?」
「やろうとしてワークショップも開いたんですけど、めちゃくちゃにされましてね。」
「めちゃくちゃ?」
「あるフリーの役者が参加したんですけど、遅刻した挙げ句に暴言を吐きまくって途中退席したんですよ。おかげですっかり白けた空気になっちゃいまして。」
「なるほどですね。」
「それからは演劇活動から身を引きました。今はYou Tube使って、ドキュメンタリー風の動画作ったりしてますよ。」
「色々あったんですね。」
「ええ。ちなみに中島さんはなんでタクシー運転手に?」
「俺は前に働いていた会社がブラックだったんですよ。何もかもが嫌になって。それで個人事業主みたいに働けるタクシー運転手に転職したんですよ。」
「そんなにブラックだったんですか?」
「毎日毎日怒鳴られまくってましてね。だからですよ、地蔵みたいに好きな事しかやってこなかった野郎見てるとイライラするんですよ。」
「好きな事しかやってこなかった?」
「だってそうじゃないっすか。ちょっと嫌になったら大学中退して、別の大学に編入して、今も勉強会やらで学生気分を延長させてる。俺、あいつと同い年だから余計考えちゃうんすよ。俺が辛酸なめてた間、こいつはずうっとやりたい事しかやってこなかったんだなあって。」
「そうでしたか?」
「あ、でも、今は目標もできたんすよ。」
「目標?」
「俺、ゆくゆくはフリーのコンサルタントになろうと思うんすよ。今、プラットフォームにも登録して、休みの日はコンサル案件引き受けてるんすよ。」
「すごいじゃないですか。」
「ありがとうございます。お互い頑張っていきましょうぜ。こういっちゃアレですが、タクシーは一生はできないですし。次の道を見つけるまでの腰掛け、いわばヤドカリくらいがちょうど良いと思うんすよ。」
「そうですね。」
こんな事を話しつつその日の飲みはお開きとなった。
それから3年が経ち、雨澤はYou Tubeの動画から小説の出版に成功した。
中島は少しずつ企業からのコンサル案件を増やし、フリーの経営コンサルタントとして独立した。
田川は相変わらずタクシー運転手としてハンドルを握りつつ、勉強会に参加しているらしい。
完。
N自動車交通池袋営業所で雨澤和真はそんな事を考えながら私服に着替えていた。
「雨澤さん。」
営業所の喫煙所で一服していると、同僚ドライバーの中島に声をかけられた。
「ああ、中島さん。」
「よかったら一杯飲みませんか。」
雨澤和真は学生時代演劇サークルに所属していた。
大学卒業後、知り合いが主宰する劇団に入団し、
フリーターをしながら劇団の役者兼制作として活動していた。
ところがあるトラブルにより劇団は自然消滅してしまった。
その時雨澤は27歳になっていた。
さすがに定職に就かないとマズイと考え、就職活動を始めたがことごとく不採用ばかりであった。
「雨澤。よかったらタクシー運転手やらないか。」
そんな折にかつて共演した別の劇団の知り合いから声をかけられた。
「タクシー運転手なら運転免許取得して3年以上経っていて健康ならまず落とされない。」
「休みが多いから演劇活動も続けられるぞ。」
「それに腐っても正社員だ。仮に演劇活動で芽が出なくても社内で管理職狙うもよし。あるいはタクシー運転手なら無事故無違反で10年頑張れば個人開業も狙えるぞ。」
そんな事を言われ、雨澤はタクシー会社の面接を受けて、そのまま採用された。
それがN自動車交通池袋営業所だった。
もっとも知り合いが熱心に雨澤を誘ったのは、知り合いを紹介し、被紹介者が採用されると紹介者にマージンが給料に上乗せされるからでもあった、のは後々わかったのだが。
「雨澤さん、慣れてきましたか。」
「いや、まだまだですよ。中島さんはどうですか。」
池袋駅西口の日高屋。
ここで二人はビールを飲みながら談笑していた。
中島とは同日入社の、いわば同期だった。
研修を通じて意気投合。
いつかは一緒に飲もうと話していたが、なかなかシフトが被らなかった。
正式に乗務員になってから3ヶ月が経ったこの日、ようやくシフトが重なり、一緒に飲む事ができた。
「ま、運転自体はいいんすけど、営業所に無愛想な奴がいますと、ね。」
「無愛想な奴?」
「ほら、地蔵ですよ、地蔵。」
「ああ。」
地蔵とは同僚ドライバー、田川の事である。
常に坊主頭である事、他のドライバーの誰とも話さない事からいつしか地蔵というあだ名がついていた。
「あいつ、俺と村川さん、どちらかが使おうとしてたロッカーあったのに、勝手に使い始めちゃいましたし。」
「なるほどですね。」
「そうそう、あいつ前にスーツケースで出勤した事あったんすけど。」
「スーツケース?旅行でも行く予定だったんですかね?」
「いやぁ、他のドライバーのオッサン達が面白がってあいつのスーツケース開けたんすよ。そしたら。」
「そしたら?」
「なんか右翼っぽい雑誌が出て来たんすよ「昭和維新なんちゃら」って表紙に書いてまして。」
「そりゃあ香ばしいですね。」
「ヤバいっすよね。ネットで調べたらその「昭和維新なんちゃら」って右翼系の勉強会だかなんだかで今年、「五・一五事件 九十周年式典」だかのイベントやってたんすよ。」
「はあ。」
「五・一五事件って首相が暗殺された事件じゃないですか。そんな日を記念日みたいに扱うって、どう思います?」
「まあ、まともではないですよね。遺族の人に失礼になる気もしますし。」
「そんなイベントに参加って絶対にヤバいですって。」
「そうですな。」
「しかもあいつのフェイスブックを見ましたがなかなかヤバいですよ。大学中退した事正当化してましたし。」
「なんか随分地蔵の事調べてますね。」
「いや、怖いもの見たさって奴ですかね。」
「まあ、気持ちはわかりますな。」
二人はビールを飲み干したのでホッピーを注文した。
「そういえば雨澤さんてなんでタクシー運転手になったんでしたっけ?」
「ああ、知り合いの劇団員に誘われまして。」
「劇団?雨澤さん、演劇やってたんすか?」
「ええ、まあ。」
「今はやってないんすか?」
「いや色々ありまして。」
「色々?」
「実は…。」
雨澤は大学卒業後、「自信誕生」という劇団に所属していた。
この劇団は地方の高校や祭りなどのイベントで芝居を披露する事が主な活動だった。
そういった劇団だった事から主催者はいつしか高校生の進路相談にも乗るようになった。
そして事件は起きた。
公演先の高校の女子生徒が「主催者にストーカーされた」とツイッターに投稿したのである。
「なんでそんな事になったんすか?」
ホッピーを飲みながら、中島は尋ねた。
「主催者が女子高生とLINEでやり取りしてたんですよ。そっから拗れちゃったみたいでして。」
「なるほどですね。しかしキツい事言いますが、その主催者さんも爪が甘かったですね。」
「はあ。」
「俺、昔塾講師のバイトやってたんすけど、塾ってだいたい生徒との連絡先交換は禁止してるんすよ。それは仕事とプライベートの区別をつけるため。そういうのをやるべきでしたね。」
「そうでしたね。」
「ところで演劇活動はもうやってないんすか?」
「やろうとしてワークショップも開いたんですけど、めちゃくちゃにされましてね。」
「めちゃくちゃ?」
「あるフリーの役者が参加したんですけど、遅刻した挙げ句に暴言を吐きまくって途中退席したんですよ。おかげですっかり白けた空気になっちゃいまして。」
「なるほどですね。」
「それからは演劇活動から身を引きました。今はYou Tube使って、ドキュメンタリー風の動画作ったりしてますよ。」
「色々あったんですね。」
「ええ。ちなみに中島さんはなんでタクシー運転手に?」
「俺は前に働いていた会社がブラックだったんですよ。何もかもが嫌になって。それで個人事業主みたいに働けるタクシー運転手に転職したんですよ。」
「そんなにブラックだったんですか?」
「毎日毎日怒鳴られまくってましてね。だからですよ、地蔵みたいに好きな事しかやってこなかった野郎見てるとイライラするんですよ。」
「好きな事しかやってこなかった?」
「だってそうじゃないっすか。ちょっと嫌になったら大学中退して、別の大学に編入して、今も勉強会やらで学生気分を延長させてる。俺、あいつと同い年だから余計考えちゃうんすよ。俺が辛酸なめてた間、こいつはずうっとやりたい事しかやってこなかったんだなあって。」
「そうでしたか?」
「あ、でも、今は目標もできたんすよ。」
「目標?」
「俺、ゆくゆくはフリーのコンサルタントになろうと思うんすよ。今、プラットフォームにも登録して、休みの日はコンサル案件引き受けてるんすよ。」
「すごいじゃないですか。」
「ありがとうございます。お互い頑張っていきましょうぜ。こういっちゃアレですが、タクシーは一生はできないですし。次の道を見つけるまでの腰掛け、いわばヤドカリくらいがちょうど良いと思うんすよ。」
「そうですね。」
こんな事を話しつつその日の飲みはお開きとなった。
それから3年が経ち、雨澤はYou Tubeの動画から小説の出版に成功した。
中島は少しずつ企業からのコンサル案件を増やし、フリーの経営コンサルタントとして独立した。
田川は相変わらずタクシー運転手としてハンドルを握りつつ、勉強会に参加しているらしい。
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