蒼き炎の神鋼機兵(ドラグナー)

しかのこうへい

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第六章

踊る人形-05

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パリ… パパパ パリッ…パリッ…
空気を引き裂くような、乾いた音が響き渡った。
俺は瞬時に叫んでいた。
「全軍散開! あのデカイのが来るぞ!」
『-…首領様、まさか本当に使われるのでは…-』
シズカは我が目を疑うように呻いた。
…パリ… パリ… …パリパリ…ッ
シュタークフォート城の方に目をやる。そこ… ベルクフリート上には、超巨大砲の砲塔を抱えたオフツィーア・ベクツェの姿があった。その後ろには、チャージを終えたと思われる超巨大砲台ディグロウサ・ガイスト・カノンが三基控えているのが見える。
『-そこ、行くぞォォあ!-』
…パパパ…パリッ…パリッ…
砲塔の銃口が明るく輝く。その輝きは、ここからでも十分に眩しいくらいだ。
ドォォォ… …ン…!
収束した光の束が、一直線に大地を嬲った。刹那、炎の壁が吹き上がる! そして濛々とした土煙の中に、敵味方を問わず破壊されたドラグナーが空中を舞っていた。中には人影のようなものまで浮遊している。その飛距離は約5Giz(約8km)… シュタークフォート城にドラグナーや兵士がが殺到しようという時だっただけに、被害も甚大だった…。

◇     ◇     ◇     ◇

「クーリッヒ=ウー=ヴァンの物語を覚えているものは幸せである。心安らかであろうから。だからこそ、伝えよう。悠久の時を経て伝えられた、英雄たちの物語を。…皆さん、こんばんは。当番組のナビゲーターを努めます、ブレンドフィア=メンションです。ご機嫌いかがですか?

さて。ダズアルト砦攻略戦もいよいよ佳境となってまいりました。このダズアルト砦のあちこちに残るガラス化した大地は、ある特定された地層で多く発見されています。ディグロウサ・ガイスト・カノンによると思われるこれらの破壊の痕跡は、果たして、我々の知識を超えるオーバーテクノロジーの証拠となり得るのでしょうか? 今回は、その点に絞ってお送りしたいと思います」

「さて。私は今ダズアルト砦内にある第13発掘現場に来ています」
そう語るのは、アンスタフト=ヒストリカ教授だ。
「シュタークフォート城から見て、東側約5Gizの距離に点在するこれらの遺跡から発見されるのは、見るも無残な遺体が殆どでした。それらの殆どが焼き尽くされ、高いところから突き落とされたような形で発見されたのです。その傍らにはガラス化した砂粒が多く発見されています。ここまでの高温はどのようにして発生したのでしょうか? 私たちは軍の協力も得て、爆弾による実験をしてみました。その結果、現在最も殺戮性のあるG.B(ゴーズ・バンヴァワッファ)という爆弾でも不可能という結果が得られたのです。そして、現場監督官のエムスター=ソルダーテンスト氏はこう言ったのです。

『これと同じような光景を、私は写真で見たことがあります。それは前大戦において使用された核兵器によるものでした』

それほどまでの破壊力を持った兵器が当時、本当にあったのでしょうか? 私達の発掘・研究はこれからも続くのです…」

◇     ◇     ◇     ◇

『-ハァッハッハ… 思い知ったか、地上を這う蛆虫ども。…まだだ、まだ終わらんよ… ククク… ハッハッハ!-』
言うが早いか、マーダーは発砲したディクローム・ガイスト・カノンを廃棄すると、新たにチャージ済みのカノンを持ち出した。そして、銃口を遙か上空に向け抱えると、さも興奮しきった様子で言い放った。
「同じ手を何度も使うお前が悪いのだよ、ライヴ=オフウェイ。こちらは全て把握している。歯痒い想いでただ見ているが良い!」
…パリ …パリパリ…
再び空気を引き裂くような乾いた音が、周囲に響き渡る。
「空挺部隊! 今の空域から散開・退避せよ。今あなた方が狙われている。…繰り返す、即時散開し安全な空域へ退避せよ!」
…頼む、届いてくれ。そして一刻もはやく、安全な場所へ…!
『-…こちら空挺部隊隊長、アースター=プランツ。警告に感謝する。全騎回避行動に移っている。安心されたし! 以上-』
『-退避行動に出ただと…-』
俺達の回線にマーダーの声が割り込んできた。
『-フフフ… 無駄無駄無駄ァ…!-』
パリ… パリッパリッ… パン…。
『-蹴散らせ! ディクローム・ガイスト・カノン!-』
ドォォ… …ンッ!!
光の束が、遙か上空に向けて伸びていく。空に浮かんでいた雲は瞬時に蒸発し、やがて空の色が紫がかって見えた。

『-…面白いものを見せてやるよ…-』
遙か上空で、光の明滅が始まった。やがて遅れてパパン…と、空気の乾いた音が聞こえてくる。そして、空は元の色に戻った。
「空挺部隊、各員被害を報告せよ!」
しかし、ノイズが酷くてマトモに交信ができない。光の明滅はその数を増し、煙をたなびかせて我が隊は落下していった。
「…マーダー…、まさか…!」
『-プラズマ… とか言う現象があるようだな。負荷を超えたイオン濃度を超えると、発生するとか…-』
流石に俺も知らなかった。確か、プラズマ兵器って空気中ではエナジーが拡散してしまって、マトモに使えなかったのではなかったか? それじゃ、こんな現象が起きるって事は、ディクローム・ガイスト・カノンのエナジー量って…。俺の背中に冷たいものが走った。
『-これで空の上の小煩いハエは落とした。…後二発、どうやって楽しもうか…-』

「全軍に告ぐ! 被害報告!」
『-…空挺部隊隊長、アースター=プランツ。上空はほぼ壊滅。何ですか、今の無数の光の玉は!?-』
「多分、球雷ってやつだと思う…」
『-…球雷…?-』
「ああ。簡単にいえば、丸くなった稲妻だ。騎の内外構わず飛び回って、触れたら感電する。それこそ真っ黒焦げ」
『-…なんという武器を…-』
「で、今上空にいる動けるものは何名か?」
『-私を含め、四騎です-』
「それだけいれば、作戦上問題ない。再び同じ攻撃を受けぬよう、シュタークフォート城上空から一時退避!」
『-AHLT-001アースター=プランツ、了解! 全騎、今の聞いたな!-』
『『-応!-』』

『-ライヴ=オフウェイと言ったかしら。首領様がこちらを指向していますけれど… どのようになさって?-』
腕の中のシズカが、交信してきた。
「大丈夫、任せろ!」
俺はシズカのサヴァニアを片手で抱きかかえると、シュタークフォート城の方に走り出した。パイルバンカーで貫かれ負傷した右足が上手く動いてくれない。が、スラロームしながら十数分、通常のガイスト・カノンの砲撃をなんとかかわしながら、シュタークフォート城の外壁までたどり着いた。
「陸上部隊総員に告ぐ! 急ぎシュタークフォート城まで取り付け。取り付いてしまえば、砲撃は何ら怖くねぇぞ!」
『『-…応!-』』
その声には必死さがビシビシと伝わってきた。皆苦しい中、なんとか行動している。
「接敵しているものも、可能な限りほっとけ! 第一目標はここシュタークフォート城までたどり着くことだ!」
『『-了解!-』』
「シズカ…とか言ったな。協力して欲しい。俺は今のうちにコイツレクルートを直しておきたい」
『-…それは、私のマナが必要…と?-』
「物分りが良くて助かるぜ。どうだ、頼めないか?」
『-…フッ… まるであなたは、私の知っている方のようですわ-』
「知っている… 人?」
『-ええ、ジーベン・ダジールでここに来る前に、ずっとずっと一緒だった愛しい人…-』
「愛おしい人か…。なら、なんとしても生き延びないとな! …シズカ、手伝って欲しい」
『-…わかりましてよ。で、どのようにすれば…-』
「今からキャノピーを開く。そしたら、こいつに乗ってくれ。後は君がサヴァニアを修理するのと同じだ」
『-了解しましてよ-』
サヴァニアのキャノピーが開いて、シズカが出てきた。しかし、それにしても、だ。背格好・顔立ち・髪の色に声… それら全てがリーヴァと何ら変わらない。彼女とどのように接していいのやら… 俺は思案していた。
で、俺はキャノピーを開けた。席を開けると、シズカはニッコリと笑って俺に語りかけた。
「…このまま私がコレ・・を奪ってあなたを倒すとは考えませんでしたの?」
「そん時ゃ、そん時さ。俺に見る目がなかった。それだけ。君はきれいな瞳をしている。きっと卑怯な真似はしない。そう信じたんだ。それだけだよ。それじゃ、答えにならないか?」

シズカは瞳を閉じて、神経を集中した。こいつはなかなかの力の持ち主だ! 破損した箇所がみるみる治っていく。
「…これで、よろしくて?」
「ああ、上等だ」
「私から質問があるのだけれど…」
「なに?」
「あなたもジーベン・ダジールと言ってましたわね? 真名エヒット・ナーメは覚えてはいませんの?」
「…どうして?」
「あなたの愛騎、とても懐かしい香りがするのです」
「…香り? 何か、臭う?」
俺は慌てて、着衣を嗅いだ。
「クフフフ…、面白い方。でも、そういうところも、あの方そっくり…」
「そっくりと言われてもなぁ…」
わたくし真名エヒット・ナーメは、シズカ=クロウ=ミナモト。あなたはきっと、私と関わりのある方のはずですわ。…何か、覚えはなくて?」
「へ? …シズカ=クロウ=ミナモトって…源九朗静げんくろうしずかって事…?」
「…そう。私はあなたの愛おしい片翼となるはず。嬉しく思いますわ! 次元を超えて、再び巡り合えるなんて!」
「…盛り上がってるとこ悪いんだけどさ、俺、普通の21世紀の現役高校生だから」
「…ゲンエキ? …コウコウセイ?」
「そう。俺は君の生きてた時代も違えば、名前も… 多分違う。覚えてないけど。とにかく、俺は義経じゃない!」
「…魂の色も、その匂いも、全く変わりませんのに。今の貴方がそれを望むのであれば、私もそれに従いましょう…」
シズカは俺の肩にピトッと寄り添うと、うっとりと瞳を閉じた。

「そ、そんなことよりも、さ」
「なんですの、ライヴ様」
「今は作戦中だ。真面目にやってほしい」
「…わかりました。幸い私のサヴァニアのコアの破損は僅か… 私はここでサヴァニアの修理に専念しますわ」
「OK! できるだけ、すぐに迎えに来るよ」
シズカはニッコリと笑って俺の言葉に応えると、サヴァニアのコクピットへと戻っていった。俺はキャノピーを閉じると、軽く体を動かしてみる。…うん、破損箇所も治ってるし、動きもなかなか軽くなってる。コレは相性が良いのかな? こうして俺はシュタークフォート城の内部へと突入した。

『-で?-』
不意に上空から声がした。
『-ボクの見てないところで、何敵兵といちゃついてるのカナ?-』
俺の足元にスピアが突き立った。
『-…そうね。何が”できるだけ、すぐに迎えに来るよ”よ!-』
俺の隣から、剣の切先が俺の首に突きつけられる。
「…あれ? …シェスターさん、フラウさんも…」
『-とうに城内に入ってたっての。一体何ヤってんのよ、君は!-』
『-本当に、将来が心配になってきたわ…-』
『-あ! フラウったら、なに? 何気に本妻宣言しちゃってるの?-』
『-あなたに心配してもらう筋はないわ-』
『-…む~…-』
『-…何よぉ…-』
思わず俺は二人の間に割り込んだ。
「ちょ、ちょっとストップ! 今はそんなことやってる場合じゃないでしょ!」
『『-君は黙ってて!-』』

「黙ってません! これからマーダーと戦うってのに、こんなことやってる場合じゃないでしょ?」
『-だから、だよ。ライヴ君…-』
『-思い残すことがないように、想いの丈は全部吐き出しとかなきゃね-』
「…シェスター、…フラウ…」
『-それじゃ、行くよ!-』
『-言いたいことも言ったしな-』
「…大丈夫、みんなで帰ろうぜ!」

見渡すと、少しづつシュタークフォート城内に味方が取り付いてきた模様だ。
『-よう、色男-』
「…聞いてたのかアギル、勘弁してくれよ…』
『-ハッハッハ! 羨ましいが、それも青春だ!-』
「シュタークさん、無事にたどり着いたみたいですね!」
『-勿論だ。ちゃんと酒は抜いてきているからな-』
『-若いっていいわね-』
「ヘリンさんも無事で何よりです」
『-お前だけ、なんかズルいぞ。そういう不謹慎なやつは早くリタイアしちまえってんだ!-』
「マーン…」

『-ところでライヴよ。考えようによっちゃ、ココもヤバくないか?-』
アギルが上を見上げながら、言ってきた。
「…だね。マーダーのやることだ、この建物ごとあのバケモノを撃ち込んできてもおかしくないやね…」

「全軍に告ぐ! 直ちにシュタークフォート城から脱出、壁面を伝って各ガイスト・カノンを破壊せよ。テッペンのマーダーは…」
俺は仲間を見渡した。
「アムンジェスト=マーダーは、俺達がヤる!」
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