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第3話
そんな時、ある少女が二人目の聖女に選ばれたという知らせが入った。聖女の世話役をしている第一王子クライドはすぐにその少女レイラと会った。彼女は真っ青な髪と瞳をした冷たい印象の女性だ。ああ、彼女のように男を頼らなさそうな女はいいな……こんな女と恋愛がしたい……と疲れ切ったクライドは思った。
「おいたわしや、クライド様」
レイラは治癒魔法を使い、クライドの精神疲労を癒す。
そして彼女の妖艶な唇が美しい弧を描いた。
「私があなたを癒して差し上げます。だって私はあなた様が気になりますわ」
「ほ、本当か……? レイラ……?」
「ええ、本当です」
そのまま二人は抱き合って甘く情熱的なキスをした。
疲れが吹っ飛んだクライドは決意した――カサンドラと別れようと。
「どうして!? どうして私と別れるの!? 婚約者でしょう!?」
「我が儘なお前とはもうやっていけない! そもそも婚約もまだしていないし、俺達は別れさえすれば、もう他人同然だ!」
「嘘よ、嘘! 絶対に別れたりしない……だって私は……」
「何だ!? 何が言いたい!?」
するとカサンドラはスカートを捲り、お腹を見せた。
「服の上からは分からないけど、ほら! お腹が膨らんでいる! 私はあなたの子供を身籠ったのよぉ!」
「な、何だって……!?」
たしかにカサンドラのお腹は膨らんでいる気がする。
しかし太っただけだと言われればそんな気もする程度の膨らみだ。
クライドは悩んだ挙句、また妊娠を否定した。
「お前も卑怯だな……! アレクサンドラみたいなことを言いやがって……!」
「お姉様なんかと一緒にしないで! 私達は寝ていたでしょう!?」
「でも避妊はしていた……! お前の言葉は嘘っぱちだ……!」
「酷い! 酷いわ!」
そして泣き出したカサンドラを置いて、クライドは部屋を出ようとした。
その時、背中に彼女が寄り添い、こんなことを言い出したのだ。
「私……あなたに隠していたことがあるの……! 実は私の正体は……――」
クライドはカサンドラを突き飛ばすと、部屋から出た。
扉の奥から呪詛のような啜り泣きが聞こえてきた。
「おいたわしや、クライド様」
レイラは治癒魔法を使い、クライドの精神疲労を癒す。
そして彼女の妖艶な唇が美しい弧を描いた。
「私があなたを癒して差し上げます。だって私はあなた様が気になりますわ」
「ほ、本当か……? レイラ……?」
「ええ、本当です」
そのまま二人は抱き合って甘く情熱的なキスをした。
疲れが吹っ飛んだクライドは決意した――カサンドラと別れようと。
「どうして!? どうして私と別れるの!? 婚約者でしょう!?」
「我が儘なお前とはもうやっていけない! そもそも婚約もまだしていないし、俺達は別れさえすれば、もう他人同然だ!」
「嘘よ、嘘! 絶対に別れたりしない……だって私は……」
「何だ!? 何が言いたい!?」
するとカサンドラはスカートを捲り、お腹を見せた。
「服の上からは分からないけど、ほら! お腹が膨らんでいる! 私はあなたの子供を身籠ったのよぉ!」
「な、何だって……!?」
たしかにカサンドラのお腹は膨らんでいる気がする。
しかし太っただけだと言われればそんな気もする程度の膨らみだ。
クライドは悩んだ挙句、また妊娠を否定した。
「お前も卑怯だな……! アレクサンドラみたいなことを言いやがって……!」
「お姉様なんかと一緒にしないで! 私達は寝ていたでしょう!?」
「でも避妊はしていた……! お前の言葉は嘘っぱちだ……!」
「酷い! 酷いわ!」
そして泣き出したカサンドラを置いて、クライドは部屋を出ようとした。
その時、背中に彼女が寄り添い、こんなことを言い出したのだ。
「私……あなたに隠していたことがあるの……! 実は私の正体は……――」
クライドはカサンドラを突き飛ばすと、部屋から出た。
扉の奥から呪詛のような啜り泣きが聞こえてきた。
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