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第三話
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次の日。
ついに発表だー・・・
若干ドキドキしながら教室に入る。
早く来すぎただろうか。
まだ人がいない。
ホワイトボードに近づいて、順位を確かめる。
わ、わ、やった・・・・!!
思わずにこりとする。
1 モエラニア 279
2 エルローク 278
3 アリアトミー 269
って感じである。
殿下と一点差かあ。
危ない危ない。
というか、アリア様(ヒロインだけど、勝手に呼ばせてもらっている)初めから点数良すぎません?
なんか、シナリオ狂ってない?
不思議だなあ、この世界。
噂をすれば、アリア様だ!
目が合うと、アリア様はにこりと微笑む。
か、かわいいっ!!
にこりと微笑む姿を見ると、ついつい甘やかしたくなるような・・・おっと。
「おはようございます、アリア様。」
するとアリアさんはきょとんとする。
え、私何か間違えたこと・・・・あーっ!
うっかり、アリア様とか呼んでしまった・・・・・!!
「ええっと、モエ様、よろしくね。」
そしてまたにこりと微笑んで順位に目を移す。
ああよかった。
ヒロインと言い、殿下と言い、気が利きますありがとうございます。
私は自分の席に座る。
そろそろとクラスメイトが入ってくる。
アリア様、天使みたいにかわいいけれど・・・
心なしか、心を閉ざしてるような・・・心から笑ってないような・・・・語彙力ないからすみません。
どうしてだろう。
シナリオ通りにはいかないってことかな?
それでもなんとなく、席に座ったアリアさんの背中が、どんよりしているように見えた。
うーーん、なんだろう。
考え込んでいると、隣に誰かが座った。
あ、でん・・・エル様!
「おはよう。一点負けちゃったね。」
あ、ははは・・・
私は苦笑をうかべつつも、殿下の様子がおかしいと思えた。
いや別に、外見は普通ですけれど。
なんか、無理して笑ってるような・・・?
「次は、勝つからね。」
あ、は、はい!
って、思わず言いそうになるくらい、力強いお言葉。
アリア様と言い、殿下と言い、どうしたのだろうか。
まあ、その後の殿下はいつも通り優しかったけれど、なんだか気になる・・・・
その日の授業が終わり、校舎の階段を下っていると、前の令嬢たちの話が聞こえてしまった。
「そういえば、モエラニアっていう令嬢が、殿下の点数を抜いたらしいけど。」
「ええっ、それって、いいの?」
「え、駄目なの?!」
「「?!」」
私は思わず口をはさんでしまう。
こういうとこ、転生しても変わらないなあ・・・なんて。
令嬢お二人は気まずそうに眼をそらす。
「あの、殿下の点数抜いちゃダメなんですか?!教えてください!」
廊下で止まっている私たちにちらちらとの視線。
一人の令嬢はため息をついて、言った。
「・・・・・・場所を移しましょうか。」
私たちは、馬車で飲食店に着いた。
二人は相変わらず美人でして・・・・
自己紹介によると、(多分二人もモブなんだろうな・・・・こんな美人なのに!)
濃い青色の髪の毛をポニーテールにしたかっこいい令嬢さんは、マナタルノ様。
そっけなさそうだけど、言葉は丁寧だし、落ち着いている。
もう一人は、ふんわり系令嬢、ララダーナ様。
髪の毛がふんわりしていて、ヒロインキャラにも負けない感じ!
雰囲気もおっとりしていて、幼稚園の先生っぽい・・・
そして私は、ついつい言ってしまう。
「あの!マナ様と、ララ様!殿下を抜いたら駄目なんですか?!暗黙の了解、的な?!」
突然のあだ名にびっくりする二人だけれど、すぐに分かって(察して)くれた。
「そうなの。暗黙の了解ね。今まで、王族の点数を抜いたことのある貴族、しかも令嬢なんて、始めてよ。」
うわー、やっちゃいましたよーーー。
思わずしゅんとする。
マナ様が切り替えるように言う。
「それより、何か飲まない?」
「いいわね。私はアイスコーヒーを頼むわ。」
「私もそれで。モエ様は。」
ちゃんとモエ様と呼んでくれるあたり、やっぱりそっけなさそうでも優しい人だなあ。
「私もアイスコーヒー・・・・って、やっぱ、いいです。」
思わず苦笑する。
アイスコーヒー高いんだよな。
ここ、庶民街とは倍の倍違う、貴族用の店だから・・・・
マナ様は了解して、カウンターへ向かう。
すると、ララ様がにこりと話しかけてくれた。
「殿下と、どう?」
ぶっ!
むせる勢いでララ様を見ると、嬉しそうな顔が見えた。
「ななななにもないですよ?!」
「それは何もないやつの返し方じゃないな。」
マナ様はクスッと笑いながら帰ってきた。
ララ様もぷうっと頬を膨らませる。
いう必要ないかもしれないけど、言っとく。最高に可愛い。
「そうよ!それに、お互い名前で呼び合っているんでしょう?いいわあ。」
「いいことなの?」
「いいことよ!」
そう言いあう二人を見て思う。
いいこと・・・なのかなぁ。
うーん・・・でも。
私はため息をつく。
いいことなわけないよね。だって私・・・
モブキャラだから・・・・・ね。
「おはようモエ嬢。」
「おはようございますエル様。」
すがすがしい朝。私と殿下は二人きりで・・・校舎の裏側に位置しております。
その理由は・・・
「ここに呼び出して、どうしたのかな?」
「えっと、」
そう、私が殿下に言いたいことはただ一つ!
「でん、エル様!初日のテストのは大変失礼いたしました・・・」
頭が足に着くんじゃないかレベルで頭を下げる私。
もしかして機能の殿下の顔色が優れなかったのは、このことが原因だったのではと思うと、謝らずにはいられなかった。
「モエ嬢。顔を上げて。」
優しく言われてふわりと頭を上げる。
そこにはなぜかにこにこした殿下がいらっしゃった。
「たしかにびっくりしたよ。前代未聞だったしね。」
「あ、はい・・・」
「父上にもこっぴどく叱られたし。いつぶりだろうなぁ。」
「あ、はい・・・・って、え?!陛下に、し、叱られた・・・・・」
想像しただけでも恐ろしい光景に身震いした。
やばい、申し訳なさ過ぎて吐き気がしてきた・・・
「まあでもね。暗黙の了解なんて合法じゃないだろう?正々堂々と勝たなきゃね。」
わ、殿下・・・まぶしいです・・・まぶしくて涙出そうです・・・!!
「じゃ、じゃあ、あの、お許しいただけるのでしょうか・・・」
恐る恐る聞くと、殿下はあきれたように笑う。
「最初から怒っていなかったし、許すも何もないよ。父上も、面白い令嬢がいるって言ってたしね。」
「そ、そうですか。それならよかった・・・くなくないですか?!」
私は死にかけの口で必死に言葉をつむぐ。
「つまり、あれですよね。エル様は遠回しにおっしゃっているだけで、単刀直入に言うと、下っ端貴族ふざけんな立場わきまえろ次はない、ってやつですよね?!」
殿下はぷっと吹き出す。
でも私はそれどころじゃない。
殿下じゃなくて、あ、あの、あの陛下に・・・目を付けられた・・・
ゆ、ユーズル家を滅亡へと私が導いているのでは・・・
「モエ嬢。」
「あ、はい。」
殿下は今まで見たことのないような優しい笑みを浮かべた。
その美しさにびくりとする。
・・・ほんと早く耐性つけたい。
「今回のことは何一つ気にしなくて大丈夫。分かった?」
「あ、はい・・・ありがとうございます、でん、エル様。」
「うん。それと、次の中間テストだけど、もちろん手を緩めたりはしないでね?」
「わ、わかりました。」
ごくごくと頷くと、殿下は、よし、と笑う。
「そろそろ教室に戻ろうか。時間だ。」
「わほんとだ。すいません、朝早くか・・・」
殿下はほっそりとした綺麗な指を私の唇に押し当てた。
「謝罪禁止。」
「・・・。」
ただ恥ずかしくて、必死に首を縦に振る。
殿下はクスッと笑い、歩き始める。
私はその背中を見ながら・・・なんでこうなった?と自分に問いたくなってしまった。
ついに発表だー・・・
若干ドキドキしながら教室に入る。
早く来すぎただろうか。
まだ人がいない。
ホワイトボードに近づいて、順位を確かめる。
わ、わ、やった・・・・!!
思わずにこりとする。
1 モエラニア 279
2 エルローク 278
3 アリアトミー 269
って感じである。
殿下と一点差かあ。
危ない危ない。
というか、アリア様(ヒロインだけど、勝手に呼ばせてもらっている)初めから点数良すぎません?
なんか、シナリオ狂ってない?
不思議だなあ、この世界。
噂をすれば、アリア様だ!
目が合うと、アリア様はにこりと微笑む。
か、かわいいっ!!
にこりと微笑む姿を見ると、ついつい甘やかしたくなるような・・・おっと。
「おはようございます、アリア様。」
するとアリアさんはきょとんとする。
え、私何か間違えたこと・・・・あーっ!
うっかり、アリア様とか呼んでしまった・・・・・!!
「ええっと、モエ様、よろしくね。」
そしてまたにこりと微笑んで順位に目を移す。
ああよかった。
ヒロインと言い、殿下と言い、気が利きますありがとうございます。
私は自分の席に座る。
そろそろとクラスメイトが入ってくる。
アリア様、天使みたいにかわいいけれど・・・
心なしか、心を閉ざしてるような・・・心から笑ってないような・・・・語彙力ないからすみません。
どうしてだろう。
シナリオ通りにはいかないってことかな?
それでもなんとなく、席に座ったアリアさんの背中が、どんよりしているように見えた。
うーーん、なんだろう。
考え込んでいると、隣に誰かが座った。
あ、でん・・・エル様!
「おはよう。一点負けちゃったね。」
あ、ははは・・・
私は苦笑をうかべつつも、殿下の様子がおかしいと思えた。
いや別に、外見は普通ですけれど。
なんか、無理して笑ってるような・・・?
「次は、勝つからね。」
あ、は、はい!
って、思わず言いそうになるくらい、力強いお言葉。
アリア様と言い、殿下と言い、どうしたのだろうか。
まあ、その後の殿下はいつも通り優しかったけれど、なんだか気になる・・・・
その日の授業が終わり、校舎の階段を下っていると、前の令嬢たちの話が聞こえてしまった。
「そういえば、モエラニアっていう令嬢が、殿下の点数を抜いたらしいけど。」
「ええっ、それって、いいの?」
「え、駄目なの?!」
「「?!」」
私は思わず口をはさんでしまう。
こういうとこ、転生しても変わらないなあ・・・なんて。
令嬢お二人は気まずそうに眼をそらす。
「あの、殿下の点数抜いちゃダメなんですか?!教えてください!」
廊下で止まっている私たちにちらちらとの視線。
一人の令嬢はため息をついて、言った。
「・・・・・・場所を移しましょうか。」
私たちは、馬車で飲食店に着いた。
二人は相変わらず美人でして・・・・
自己紹介によると、(多分二人もモブなんだろうな・・・・こんな美人なのに!)
濃い青色の髪の毛をポニーテールにしたかっこいい令嬢さんは、マナタルノ様。
そっけなさそうだけど、言葉は丁寧だし、落ち着いている。
もう一人は、ふんわり系令嬢、ララダーナ様。
髪の毛がふんわりしていて、ヒロインキャラにも負けない感じ!
雰囲気もおっとりしていて、幼稚園の先生っぽい・・・
そして私は、ついつい言ってしまう。
「あの!マナ様と、ララ様!殿下を抜いたら駄目なんですか?!暗黙の了解、的な?!」
突然のあだ名にびっくりする二人だけれど、すぐに分かって(察して)くれた。
「そうなの。暗黙の了解ね。今まで、王族の点数を抜いたことのある貴族、しかも令嬢なんて、始めてよ。」
うわー、やっちゃいましたよーーー。
思わずしゅんとする。
マナ様が切り替えるように言う。
「それより、何か飲まない?」
「いいわね。私はアイスコーヒーを頼むわ。」
「私もそれで。モエ様は。」
ちゃんとモエ様と呼んでくれるあたり、やっぱりそっけなさそうでも優しい人だなあ。
「私もアイスコーヒー・・・・って、やっぱ、いいです。」
思わず苦笑する。
アイスコーヒー高いんだよな。
ここ、庶民街とは倍の倍違う、貴族用の店だから・・・・
マナ様は了解して、カウンターへ向かう。
すると、ララ様がにこりと話しかけてくれた。
「殿下と、どう?」
ぶっ!
むせる勢いでララ様を見ると、嬉しそうな顔が見えた。
「ななななにもないですよ?!」
「それは何もないやつの返し方じゃないな。」
マナ様はクスッと笑いながら帰ってきた。
ララ様もぷうっと頬を膨らませる。
いう必要ないかもしれないけど、言っとく。最高に可愛い。
「そうよ!それに、お互い名前で呼び合っているんでしょう?いいわあ。」
「いいことなの?」
「いいことよ!」
そう言いあう二人を見て思う。
いいこと・・・なのかなぁ。
うーん・・・でも。
私はため息をつく。
いいことなわけないよね。だって私・・・
モブキャラだから・・・・・ね。
「おはようモエ嬢。」
「おはようございますエル様。」
すがすがしい朝。私と殿下は二人きりで・・・校舎の裏側に位置しております。
その理由は・・・
「ここに呼び出して、どうしたのかな?」
「えっと、」
そう、私が殿下に言いたいことはただ一つ!
「でん、エル様!初日のテストのは大変失礼いたしました・・・」
頭が足に着くんじゃないかレベルで頭を下げる私。
もしかして機能の殿下の顔色が優れなかったのは、このことが原因だったのではと思うと、謝らずにはいられなかった。
「モエ嬢。顔を上げて。」
優しく言われてふわりと頭を上げる。
そこにはなぜかにこにこした殿下がいらっしゃった。
「たしかにびっくりしたよ。前代未聞だったしね。」
「あ、はい・・・」
「父上にもこっぴどく叱られたし。いつぶりだろうなぁ。」
「あ、はい・・・・って、え?!陛下に、し、叱られた・・・・・」
想像しただけでも恐ろしい光景に身震いした。
やばい、申し訳なさ過ぎて吐き気がしてきた・・・
「まあでもね。暗黙の了解なんて合法じゃないだろう?正々堂々と勝たなきゃね。」
わ、殿下・・・まぶしいです・・・まぶしくて涙出そうです・・・!!
「じゃ、じゃあ、あの、お許しいただけるのでしょうか・・・」
恐る恐る聞くと、殿下はあきれたように笑う。
「最初から怒っていなかったし、許すも何もないよ。父上も、面白い令嬢がいるって言ってたしね。」
「そ、そうですか。それならよかった・・・くなくないですか?!」
私は死にかけの口で必死に言葉をつむぐ。
「つまり、あれですよね。エル様は遠回しにおっしゃっているだけで、単刀直入に言うと、下っ端貴族ふざけんな立場わきまえろ次はない、ってやつですよね?!」
殿下はぷっと吹き出す。
でも私はそれどころじゃない。
殿下じゃなくて、あ、あの、あの陛下に・・・目を付けられた・・・
ゆ、ユーズル家を滅亡へと私が導いているのでは・・・
「モエ嬢。」
「あ、はい。」
殿下は今まで見たことのないような優しい笑みを浮かべた。
その美しさにびくりとする。
・・・ほんと早く耐性つけたい。
「今回のことは何一つ気にしなくて大丈夫。分かった?」
「あ、はい・・・ありがとうございます、でん、エル様。」
「うん。それと、次の中間テストだけど、もちろん手を緩めたりはしないでね?」
「わ、わかりました。」
ごくごくと頷くと、殿下は、よし、と笑う。
「そろそろ教室に戻ろうか。時間だ。」
「わほんとだ。すいません、朝早くか・・・」
殿下はほっそりとした綺麗な指を私の唇に押し当てた。
「謝罪禁止。」
「・・・。」
ただ恥ずかしくて、必死に首を縦に振る。
殿下はクスッと笑い、歩き始める。
私はその背中を見ながら・・・なんでこうなった?と自分に問いたくなってしまった。
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