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3.夫夫の営み★
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いきなり!?
と思ったが、首、項を舐め、首輪ごし何度も首筋を噛まれると、Ωになって以来そこが弱くなってしまった怜はもうたまらなかった。
膝から力がかくっと抜けてしまう。
後ろがじわりと濡れる感触がし、気持ちよりΩの体がαを欲しがって疼きをあげていた。
そのまま布団に運ばれ、なし崩しに本格的な行為になだれ込まれてしまう。
パジャマの下を下着ごと脱がされ下半身に外気が触れたと思った瞬間、ペニスを口に咥えられたのを感じ、怜は思わず声をあげた。
「……やっ、ダメ!」
記憶にある女性の吸茎より力強く、熱い。
快感のツボを押さえた舌と唇で最も性感の敏感な部分をダイレクトに刺激され、長く性的なことから遠ざかっていた身体は、一瞬で燃えあがった。
ソコから痺れるような快感の疼きに、ペニスが口内で痛いほど硬くたちあがる。
「あっ…気持ちいいっ!ああっ…やっ、舐めないで!」
吸われ、舐められるとビクビクと腰が震えた。
指で根本を強く擦られるとたまらず逐情してしまう。
「ああ…!!」
早急に絶頂の頂きまで追い込まれ、怜はなかば呆然としてしまった。久しぶりの吐精は尿道が焼きつくように熱く、怜は身悶えた。
咄嗟に清人をおしのけようとしたが、強い力で抑えつけられて抗えない。
溢れた精子を清人が嚥下したのがわかり、怜は恥じ入って顔を覆った。
初めてのセックスの時とちがいヒートでもなく、抑制剤も飲んでるので意識がはっきりしてる分、たまらなく恥ずかしい。
前の性器への刺激で後ろの穴はすでにとろとろに濡れている。キツく閉じていたはずのそこは性急に差し込まれた指を滑らかに受け入れた。
指が増やされ、中を探るように刺激される。
反応を示したところをじっくりと指で虐められれば、内壁は男を受け入れるためにより柔軟に弛み、更にこぷりと尽きることない蜜を漏らした。
後ろを使った行為をしたはずだが、ヒートで覚えていない怜は自分の体がそうなってしまうことに信じられない気持ちでいた。
妊娠中、出産時も感じたが、自分の体が自分でないみたいだった。
指で中を抉られながら、胸に手が伸びてくる。
乳首に触れられると、ぴくんと反応してしまう。指の先で乳首が尖るのを感じた。
右、左と抓まれ、擦られるたびそこからたまらない程の新しい快感が生まれ、内側への快感とないまぜになるともうぜんぶが気持ちがよくてたまらなかった。
「ああっ、もうダメ!いれてっ…」
むせび泣きながらいうと、中から指が抜かれた。
カサカサというコンドームのパッケージを開封する音がし、それから熱く硬いものが押し当てられる。
その硬く大きく猛ったペニスに、清人も興奮しているのを感じ、動物的な本能に支配された怜の身体は歓びにうち震えた。
締まりきった後孔の肉の輪を広げながら、圧迫感を伴うそれがゆっくり入ってくる。
気もちのいい部分を擦りあげられるとそこから鈍く重苦しい快感が生まれ、萎えていた性器が先走りを漏らしながらゆっくりと勃ちあがってゆく。
中を埋めるものはあまりにも大きくて、硬いのに柔らかい肉を締め付けてしまうほどに、怜の肉壁は痺れるな快感に疼いた。
「ああっ、大きい!おっきい!もっ、そんなっ…入らない…」
うわごとのように泣き言が口をつき、こらえようとしても抑えられない喘ぎがもれる。
「根本までいれないから…」
ゆっくり中を開きながら押し入って欲望の先端がやがて奥を突くと、腹の奥が甘く痺れ、一瞬おいてすさまじい快感が下腹に爆発した。
「……あっ……あぁあああ!」
体がびくびくと震えてしまう。
息をつめて快感をなんとか逃そうとしていると、怜の足を掴んだでいた清人の手に力が入った。
「…動くよ」
「まって!」
あのすごい快感が連続できたら、たぶんおかしくなる。
だが静止の声をものともせず、清人は腰を動かしはじめた。
ペニスで縫い止められ、浅く深く緩急をつけた抽挿からは逃れようもない。怜はすがるものを求めて清人の背にしがみつき、律動に身をまかせるしかない。
まだ開発されていない前立腺よりも、何故か奥を貫かれると酷く感じてしまう。
それを察したのか何度も奥を強く付かれ、ぐりぐりされると全身が跳ねた。
じいんと奥のそこにあれが触れるたびに広がる快美感が、やがて全身に広がり、視界がチカチカと明滅した。
「あ---------!!いやっ!イっ………!イクっ!やあ----」
叫びが口から迸る。
自分でも何を言ってるのかわからないまま怜は叫び、そして大きくびくんと痙攣した。
内側がギュウっと締り、中のものを強く締め付けたのを感じると、清人も小さな唸り声をあげて達した。
体をつっぱらせて動けないまま怜は体を布団に沈ませる。
中に入ったままのものがまだピクピクしているのを感じ、気持ちよかったんだな、よかったと思った。
余韻にひたりつつ息を整えながら、やっぱり自分はΩなんだな~と実感したり、αとΩのエッチはこんな感じなのかなるほど…などとへんに冷静に考えていると、清人が呟いた。
「ごめん」
「なんで?気持ちよかったよ」
はじまりは多少強引ではあったが、夫夫が合意でセックスしただけだ。
「ありがとう…」
「うん」
久しぶりな和やかな空気にすこし嬉しくなる。
セックスに応じてよかったかもしれない。
疲れていたところにさらに心地よい疲労が加わって、怜はだんだん うとうとしてきた。
あ、夕食…と思ったが、そのまま意識は眠りの中に落ちていった。
と思ったが、首、項を舐め、首輪ごし何度も首筋を噛まれると、Ωになって以来そこが弱くなってしまった怜はもうたまらなかった。
膝から力がかくっと抜けてしまう。
後ろがじわりと濡れる感触がし、気持ちよりΩの体がαを欲しがって疼きをあげていた。
そのまま布団に運ばれ、なし崩しに本格的な行為になだれ込まれてしまう。
パジャマの下を下着ごと脱がされ下半身に外気が触れたと思った瞬間、ペニスを口に咥えられたのを感じ、怜は思わず声をあげた。
「……やっ、ダメ!」
記憶にある女性の吸茎より力強く、熱い。
快感のツボを押さえた舌と唇で最も性感の敏感な部分をダイレクトに刺激され、長く性的なことから遠ざかっていた身体は、一瞬で燃えあがった。
ソコから痺れるような快感の疼きに、ペニスが口内で痛いほど硬くたちあがる。
「あっ…気持ちいいっ!ああっ…やっ、舐めないで!」
吸われ、舐められるとビクビクと腰が震えた。
指で根本を強く擦られるとたまらず逐情してしまう。
「ああ…!!」
早急に絶頂の頂きまで追い込まれ、怜はなかば呆然としてしまった。久しぶりの吐精は尿道が焼きつくように熱く、怜は身悶えた。
咄嗟に清人をおしのけようとしたが、強い力で抑えつけられて抗えない。
溢れた精子を清人が嚥下したのがわかり、怜は恥じ入って顔を覆った。
初めてのセックスの時とちがいヒートでもなく、抑制剤も飲んでるので意識がはっきりしてる分、たまらなく恥ずかしい。
前の性器への刺激で後ろの穴はすでにとろとろに濡れている。キツく閉じていたはずのそこは性急に差し込まれた指を滑らかに受け入れた。
指が増やされ、中を探るように刺激される。
反応を示したところをじっくりと指で虐められれば、内壁は男を受け入れるためにより柔軟に弛み、更にこぷりと尽きることない蜜を漏らした。
後ろを使った行為をしたはずだが、ヒートで覚えていない怜は自分の体がそうなってしまうことに信じられない気持ちでいた。
妊娠中、出産時も感じたが、自分の体が自分でないみたいだった。
指で中を抉られながら、胸に手が伸びてくる。
乳首に触れられると、ぴくんと反応してしまう。指の先で乳首が尖るのを感じた。
右、左と抓まれ、擦られるたびそこからたまらない程の新しい快感が生まれ、内側への快感とないまぜになるともうぜんぶが気持ちがよくてたまらなかった。
「ああっ、もうダメ!いれてっ…」
むせび泣きながらいうと、中から指が抜かれた。
カサカサというコンドームのパッケージを開封する音がし、それから熱く硬いものが押し当てられる。
その硬く大きく猛ったペニスに、清人も興奮しているのを感じ、動物的な本能に支配された怜の身体は歓びにうち震えた。
締まりきった後孔の肉の輪を広げながら、圧迫感を伴うそれがゆっくり入ってくる。
気もちのいい部分を擦りあげられるとそこから鈍く重苦しい快感が生まれ、萎えていた性器が先走りを漏らしながらゆっくりと勃ちあがってゆく。
中を埋めるものはあまりにも大きくて、硬いのに柔らかい肉を締め付けてしまうほどに、怜の肉壁は痺れるな快感に疼いた。
「ああっ、大きい!おっきい!もっ、そんなっ…入らない…」
うわごとのように泣き言が口をつき、こらえようとしても抑えられない喘ぎがもれる。
「根本までいれないから…」
ゆっくり中を開きながら押し入って欲望の先端がやがて奥を突くと、腹の奥が甘く痺れ、一瞬おいてすさまじい快感が下腹に爆発した。
「……あっ……あぁあああ!」
体がびくびくと震えてしまう。
息をつめて快感をなんとか逃そうとしていると、怜の足を掴んだでいた清人の手に力が入った。
「…動くよ」
「まって!」
あのすごい快感が連続できたら、たぶんおかしくなる。
だが静止の声をものともせず、清人は腰を動かしはじめた。
ペニスで縫い止められ、浅く深く緩急をつけた抽挿からは逃れようもない。怜はすがるものを求めて清人の背にしがみつき、律動に身をまかせるしかない。
まだ開発されていない前立腺よりも、何故か奥を貫かれると酷く感じてしまう。
それを察したのか何度も奥を強く付かれ、ぐりぐりされると全身が跳ねた。
じいんと奥のそこにあれが触れるたびに広がる快美感が、やがて全身に広がり、視界がチカチカと明滅した。
「あ---------!!いやっ!イっ………!イクっ!やあ----」
叫びが口から迸る。
自分でも何を言ってるのかわからないまま怜は叫び、そして大きくびくんと痙攣した。
内側がギュウっと締り、中のものを強く締め付けたのを感じると、清人も小さな唸り声をあげて達した。
体をつっぱらせて動けないまま怜は体を布団に沈ませる。
中に入ったままのものがまだピクピクしているのを感じ、気持ちよかったんだな、よかったと思った。
余韻にひたりつつ息を整えながら、やっぱり自分はΩなんだな~と実感したり、αとΩのエッチはこんな感じなのかなるほど…などとへんに冷静に考えていると、清人が呟いた。
「ごめん」
「なんで?気持ちよかったよ」
はじまりは多少強引ではあったが、夫夫が合意でセックスしただけだ。
「ありがとう…」
「うん」
久しぶりな和やかな空気にすこし嬉しくなる。
セックスに応じてよかったかもしれない。
疲れていたところにさらに心地よい疲労が加わって、怜はだんだん うとうとしてきた。
あ、夕食…と思ったが、そのまま意識は眠りの中に落ちていった。
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