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12 中野忠男4(友人/37歳) フェラチオ、結腸責め
しおりを挟む中野はクシャッと笑い、結城に言う。
「何か食うだろ?適当に買ってるから、食おうぜ」
「あ、俺も買ってきた。ケーキ!!」
「おい、俺が昔から甘いの苦手だって知ってるだろ」
「そうだっけ?まあいいじゃない。お祝いと言ったらケーキだよね!」
「…そうかよ」
「そうだよ!」
布団を部屋の隅に避け、二人は床にビニール袋を敷いて、その上で食事をした。
食事の後にはケーキを食べて、楽しく笑った。
夜も更け、中野は少し心配するように結城に尋ねた。
「おい、もう日付変わるぞ。いい加減帰らないと、親が心配するだろ」
「え?今日は忠男の家に泊るって言って来たよ?」
「あん?何勝手に決めてんだよ」
「えー?」
「布団一つしかねえっての」
「一つあればいいでしょ?」
二人の話がかみ合わず、中野は少し面倒になり、適当に話を終わらせることにした。
「わかったわかった。じゃあ風呂でも入ってこい。俺はあとで入るから」
「そう?」
「ああ」
「じゃあ、お先に」
結城との会話で大切なことは、とにかくこちらが折れることだ。
そうでもしなければ、こうして永遠に会話が終わらない可能性が高い。
喧嘩するわけでもなく、結城はただ楽しそうに会話しているだけなのだ。
怒るに怒れず、最終的にはいつも自分が適当に相槌を打って強制終了していた。
シャワーの音が聞こえ、しばらくすると結城が風呂から出てきた。
次いで中野が入り、既に時刻は深夜一時。寝るために部屋の中央に布団を敷き、二人で寝そべった。
何だか疲れたが、楽しかった気もする。フワフワと睡魔が押し寄せ、中野は目を閉じた。
すると、布団の中で結城がゴソゴソしていることに気付き、声を掛けた。
「…おい、久弥。何してんだよ」
「え?」
「さっきから隣でゴソゴソして…、っておい、お前、本当に何して…あっ、おいっ、まさかっ」
「だって、お祝いするって言ったでしょ?今からするんだけど、お祝い」
布団をガバッと開くと、全裸になった結城が中野の服を脱がそうとしている最中だった。
嫌な予感がしていたが、まさかこれだったとは。
結城の貞操観念は昔から壊れていたが、やはりこうなったか、と中野は盛大に溜息を吐いた。
「あの胸騒ぎはこれだったか…、はあ…」
「え、お祝いが嬉しくて、胸がときめいてたの?」
「んなわけねえだろ」
「あははっ、たまには忠男も可愛いとこあるね」
「とにかくこの手を放せ。寝るって言っただろ…」
「だから、寝る、んでしょ?一緒に寝て、お祝いしよう」
「あ゛あ゛あ゛?」
布団があれば寒くない、というのはこっちの意味だったか。
中野は嬉しそうに笑っていた結城の顔を思い出し、住所を教えたことを少しだけ後悔した。
だが、こうなってしまえばもう、結城の行動は止まらない。笑顔で一途に、お祝いをしようとするだけだ。
中野は諦め、結城の言うお祝いとやらを受け入れることにした。
それが会話を終わらせる、唯一の手段であり、純粋にお祝いをしようと考えてくれている結城への、感謝の言葉に変わる返事だったからだ。
結城は嬉しそうに笑い、中野に顔を近づけた。
チュッ
「んあ?何だよ、今のは」
「え?お祝いだから、チュウしたんだよ」
「…そうかよ」
「そうだよ」
鼻に軽くキスをされた中野は、少し照れたように頬を赤くした。
結城は楽しそうに笑い、中野の服を脱がせてゆく。
筋肉質な中野に比べて、結城の体は若干細めで、少し頼りない。だが結城はいつも笑って中野に言うのだ。
「心が空っぽな時は、こうして抱き合うといいんだって、誰かが言ってた。お祝いする時も、こうして抱き合うと嬉しくなるんだってさ」
「誰がそんなこと、お前に教えたんだか…」
「あははっ、忘れた」
「…はあ」
結城にとって大切なことは言葉ではなく、もっと別の場所にあるのだろう。
どうでもよくなり、中野は結城の腰を抱え、仰向けになった自分の足の間に置いた。
「お祝い、期待してるぞ」
「…あはっ、まかせてよ。俺が、全力で祝ってあげるから」
「ああ」
「ふはっ」
中野の言葉を聞いた結城が、とても嬉しそうに笑っていた。
あれから数回、体の関係はあったが、結城は今でもこうして友人として隣にいる。
それが常識的に考えればおかしいことくらいわかっていたが、それでも結城と中野は友人だった。
結城が中野のことを友人と言うのだから、これからもきっとそうなのだろう。
別に、それならそれで構わない。ただ、この関係を終わらせるのは、何となく嫌だったのだ。
大きくなった中野のペニスを必死に加え、結城はジュルジュルと音を立てて愛撫してゆく。
ジュパッ、ジュパッ、ジュルルルッ
「んふうっ、んぶ、んう、じゅるっ、んじゅっ、んっ、んんっ」
「おい、もういいから、尻出せ」
ジュルッ、ジュポッ
「ぷはっ、…んうっ…、んっ…」
中野に促され、結城は後ろを向いた。
両手を前につき、軽く足を開いて尻をクイッと上げる。
すると中野は引き出しからローションを取り出し、手の平に垂らすと、結城の後ろに指を入れた。
ヌチャッ、ヌチッ、グチュッ
「あっ、ん…、んっ…」
声を震わせ、気持ちよさそうに喘ぐ結城に、中野のペニスがドロリと我慢汁を零した。
そして、中野が結城の後ろから指を抜き、そろりと自身のペニスをデロデロに解れた蕾へと挿入してゆく。
グチッ…ズズズ…、グチュッ…
「んあっ、…あ、あ、あっ、忠男…っ」
「…くっ」
ズブッ
「はうっ」
「…っ」
結城の中に、中野のペニスが全て入った。結城は少し痙攣し、小さく悲鳴を上げた。
ブルッ、ブルルッ
「ん、はあ…、あ…、あん…」
両手を前につき、結城は尻を震わせた。
腰がクネクネと小さく左右に揺れ、中野のペニスを結城の肛門がギュウッと絞める。
結城は何度も尻を揺らしながら中野の入れたペニスの感触に悶え、目を閉じて喘いでいるようだ。
よほど気持ちがいいらしい。うっとりとした声を出す結城に、中野のペニスがまた一回り大きくなった。
ミチッ、グググッ
「あっ、ああっ、今、駄目っ、あんっ、…んふうっ、ちょっとっ、体に、ちからが…っ、んああっ」
ガクンッ
結城の手から力が抜け、ガクリと肘が折れた。尻を上げたまま顔を伏せるような姿勢になる。
中野は結城の腰をガシッと掴むと、そのままペニスを更に奥へと進めてゆく。
グチッ、グチッ
「あうっ!!ああっ、も、入らないよっ、これ以上はっ、…あああっ!!」
グボンッ
「んぐうっ!!…ひ、…あっ……」
「……入った、な…」
中野のペニスが、ついに結城の結腸を貫いてしまったようだ。
全身に力が入らない結城は、ガクガクと全身を震わせながら、必死に中野のペニスを食い絞めている。
そして、中野の理性が飛んだ。
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