上 下
27 / 33

27 小林勝也3(従兄のガチムチ警察官/40歳) 小スカ、巨根

しおりを挟む
 
結城は座り込んだまま、笑って小林を見ていた。何も言わずにニコニコして、とにかく可愛い男だ。
 
全裸になり、目の前で揺れる巨根に、結城が少し困ったように視線を泳がせた。
 
 
 
「勝くん、何で臨戦態勢なの?」
 
「さあ、何でだと思う?」
 
「…あははー…」
 
 
 
小林のペニスは普段から大きいのだが今は完全に勃起して、まるで凶器のようだと結城は思った。

こんなもので突き刺されたら、もしかすると流血沙汰になるかもしれない。冗談でも笑えない。結城は本気でそう思った。
 
困ったように笑い、小林を見るが、止めるつもりはないようだ。
 
 
 
「ねえ、勝くん。俺、今日は多分もう無理だと思うんだけど」
 
「なら俺のコレはどうなるんだ?」
 
「んー…、手とか~」
 
「却下」
 
「口ならどう?」
 
「却下」
 
「素股!」
 
「却下!」
 
 
 
何が何でも突っ込みたいらしい。一体どうしたのだろうか。
 
結城は少し考え、何かを思い出したように苦笑して小林を見た。
 
 
 
「勝くん、離婚したんだっけ」
 
「…去年だ。夫婦の時間があまり無くて、愛想が尽きたんだとよ。まあ、かなり前からセックスレスだったがな。子供もいないし、別に未練はない」
 
「ふうん」
 
「…未練はないが、孤独感はある。時々、無性に人肌が恋しくなる時もあるんだよ」
 
「へえ」
 
「寂しいんだよ、久弥…」
 
「んー、…そう、仕方ないなあ…、勝くんのこと大好きだし。…しよっか」
 
 
 
結城は優しく笑い、小林に手を伸ばした。
 
すると、小林は座り込んだまま動けない結城を抱え、寝室へと運んでゆく。結城の体は温かく、触れているだけで幸せな気持ちになる。
 
あまり力の入らない結城をベッドに乗せ、小林も隣に乗った。ベッドのスプリングが少し悲鳴を上げ、ギシッと音を立てた。
 
小林は、くたりと横たわる結城の体を無理やり四つん這いにさせ、足を大きく開かせた。
 
あらわになった性器を見れば、肛門が少し赤くなりペニスは萎えていた。先程まで何度も腸内を洗浄され、疲れているのだから仕方ない。
 
結城に抵抗する気はないらしく、笑みを浮かべて小林の好きにさせている。
 
小林は視線を彷徨わせた後、結城に尋ねた。
 
 
 
「抵抗しないのか?」
 
「んー、力入らないからねぇ」
 
「なら勝手にするぞ」
 
「今更何言ってるの、好きにしてよ」
 
 
 
笑いながら言う結城に、小林は少しだけムッとしながら結城の上半身を下げ、腰を高く上げさせた。結城は何も言わず、笑みを浮かべて小林の行動に身を任せている。
 
全く抵抗する様子のない結城に、小林はチラリと横顔を見てみた。
 
それに気付いた結城は横目でクスリと笑い、すぐに視線をそらして腕の間で顔を伏せた。もう結城の表情はわからない。
 
小林はローションを取り出し、結城の尻に垂らした。真っ赤に腫れた肛門が少し刺激され、結城の体がビクリと震えた。
 
太い指を入れて、腸内へローションを馴染ませてゆくように何度も抜き差しする。肛門は少し緩んでいるせいか、小林の太い指を難無く飲み込み、余裕を見せていた。
 
指を二本に増やし、クパリと広げてみる。
 
 
 
「…あ、んん…っ」
 
 
 
結城は気持ちよさそうに息を吐き、クネクネと尻を揺らした。ユルリと勃起を始めた結城のペニスを見て、小林はそっと指を抜いた。
 
 
 
「もういいな」
 
 
 
そう言うなり、小林は自身の巨根を持ち、結城の肛門へピタリと先端を当てた。
 
結城の後ろは期待するようにクパリと開き、物欲しそうに動いている。
 
 
 
ヌチッ…
 
 
 
「ひあっ…、あんっ、…お、大きい…っ」
 
 
 
気持ちよさそうに息を吐き出し、結城の腰がビクリと震えた。緩く勃起したペニスから粘り気の薄い液体がトロリと落ち、ベッドを汚した。
 
上半身を支える力などほとんどなく、結城はシーツを握り締めて俯いたまま小さく喘ぎ声を漏らす。
 
ジワジワと腸内を侵略する小林の巨根に、結城の腰が下がり始めた。
 
 
 
「こらっ、逃げるな」
 
「んうう…っ、だって…っ、勝くんの、大きいんだもん…っ」
 
 
 
苦しそうに息を吐き、結城が悶えている。小林は結城の腰を抱え、グイッと上げた。
 
 
 
「あうんっ」
 
 
 
突然奥までペニスを入れられ、結城が小さく悲鳴を上げる。
 
勝手に力が入ってしまい、ギュッと締まったまま動くことも出来ないようだ。
 
 
 
「ふうっ、ふうっ、あうっ、ふっ、んうっ、ひあっ」
 
「久弥、ちゃんと呼吸しろ」
 
「はっ、はっ、んうっ、はあっ、はあっ、苦しっ…」
 
「…っ」
 
 
 
結城の中は適度な締め付けで、とても気持ちがよかった。
 
小林は苦しそうに呼吸をする結城を見て我慢していたが、しばらくすると限界となり動き出してしまう。
 
 
 
グブブッ…
 
 
 
「んうううーっ」
 
 
 
圧迫感を堪えるようにシーツを噛み締め、悲鳴を上げながら悶える結城に、小林が唸るように声を漏らす。
 
 
 
「久弥…っ、悪い、もう我慢できない…っ、文句なら後でいくらでも聞いてやるからっ」
 
「んうううっ、ああっ、うああっ」
 
 
 
グボッ、グボッ、グブブッ
 
 
 
小林のペニスが無理やり出し入れされ、結城が辛そうに叫ぶ。しかし、もう小林の動きは止まらなかった。悪いとだけ言い、力任せの挿入が始まった。
 
結城の腰を鷲掴み、勢いよく巨根が何度も奥を突き上げてゆく。
 
抵抗する隙などないくらいのスピードに、そして、悶えるほどの快楽に、とうとう結城の目から涙が零れた。
 
 
 
「あああああーっ!!んぐうっ、あうううっ、ひあっ、んああああっ!!」
 
 
 
ショロッ、ショロロッ、ショロッ…
 
 
 
激しすぎる動きに結城のペニスから尿が零れ出した。
 
勢いのない水流が何度もシーツに落ち、ジワジワと汚してゆく。
 
それを見た小林のペニスがまた一回り大きくなり、結城はその圧迫感に一瞬意識が途切れそうになってしまった。
 
結城の腰が、ビクリと大きく揺れた。
 
しおりを挟む
1 / 5

この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!

今宵、あなたの処女をいただきます♡

BL / 完結 24h.ポイント:85pt お気に入り:154

最上級超能力者~明寿~【完結】 ☆主人公総攻め

BL / 完結 24h.ポイント:525pt お気に入り:375

M嬢のM嬢によるM嬢のためのS執事の育て方

恋愛 / 連載中 24h.ポイント:418pt お気に入り:430

読み切り 過激☆短編集

BL / 連載中 24h.ポイント:298pt お気に入り:114

悩む獣の恋乞い綺譚

BL / 完結 24h.ポイント:340pt お気に入り:70

目覚めたら公爵夫人でしたが夫に冷遇されているようです

恋愛 / 完結 24h.ポイント:11,381pt お気に入り:3,098

処理中です...