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11 美雪さん(父方の叔父/47歳) 寸止め、敏感肌
しおりを挟む明寿の父親には弟がいる。 美雪(みゆき)さんと言って、47歳という年齢を感じさせないほど若々しい男性だ。
明寿の父曰く、自分は父親似で若いころから老けて見られて、母親似である美雪さんは昔から女性と間違えられるほどの美人だったということだ。
確かに、美雪さんは華奢で色も白い。 中年の男性に言うのもアレだが、美人だと思う。
美雪さんは三年前に結婚をしているが、子供はいない。 結婚が遅かったことと、奥さんも同い年であるため、今から子供を作り育てていくのも大変だということで、これからも子供を作る予定はないそうだ。
昔から明寿を自分の子供のように可愛がっており、両親が不在中はよく面倒を見にきてくれていたことで、明寿も美雪さんのことは父親と同じくらい大切に思っていた。
先週から両親が海外に出張に行ってしまったため、また美雪さんが明寿の様子を見に来てくれるらしい。
それを知ったのは昨日の夜。 明寿はとても楽しみにしていた。
「それにしても美雪さん、本当に父さんの弟なのかなぁ? 二歳離れてるって聞いたけど、どう見ても三十代だし。 スリムだし肌の色も白いし、控えめな性格だし、ほんと正反対だもんなぁ~」
明寿は小さい頃から美雪さんが会いに来てくれるのが嬉しかった。 よく父親代わりに一緒に風呂に入ったり、キャッチボールをしたり、時には母親の代わりに参観日にも来てくれていたこともあった。
両親もとても感謝しており、明寿がこうしてグレることもなく成長したのは美雪さんのお陰でもあると言っていた。
本当に美雪さんには昔からよくしてもらっている。 そして高校生になった今、明寿は考えていたことを実行に移すことにした。
美雪さんに感謝の気持ちを込めて、〝気持ちの良い恩返し〟をすることにしたのだ。
「久しぶりに一緒にお風呂にでも入って背中を流したりしよう。 うんうん。 最近新たに立ち上げたブランドがようやく軌道に乗ったって言っててきっと疲れも溜まってるだろうし、この際だからうんと気持ちよくして体をリラックスしてあげなきゃね!!」
明寿は今からやってくる美雪さんのために念入りに予定を立てることにした。 今日は明寿の家に泊まるらしいので、明日の朝まで美雪さんは明寿と一緒に過ごすのだ。
三年前に結婚はしたものの、子供を作らないと決めているため、夫婦の営みもゼロに近いだろう。 たまには息抜きにペニスを開放させてあげなくては不感症になってしまうかもしれないな、と明寿は笑った。
さて、そろそろ美雪さんが到着する時刻だ。 明寿は使用人に出迎えの準備を言いつけた。
数分後、美雪さんがやって来た。
「明寿君、久しぶりだね。 また背が伸びたんだじゃないか?」
「美雪さん!! 待ってたよ!!」
「はははっ、仕事が落ち着いたんだ。 だから明後日まで泊まろうかと思っているんだが、迷惑じゃないかな?」
「本当!? 嬉しいよ!! 明日明後日は土日だし、ずっと一緒にいられるね!! たまにはショッピングでも一緒に行こうよ」
「ああ、いいぞ。 好きな物を買ってあげるから楽しみにしていなさい」
「美雪さん大好き!!」
「俺も明寿君が大好きだよ、はははっ」
やっぱり美雪さんは若いなぁ、と明寿は会話をしながら思った。
程よく品のある立ち振る舞いはさすが、自身のブランドを持っている人間である。 明寿の父親と同じ社長という立場であるが、こちらは上品さが際立っている。
明寿の父親はどちらかと言えば豪快で男気溢れる感じだ。 どちらも違う品があり、オーラがある。 だから明寿は二人とも尊敬しているし、憧れているのだ。
いつかはこの二人のように自分も社長になり、何かをしたいという思いを持ち始めている。 そのためには今が大事な時だ。 これから大学生になり経営学を学ぶつもりだが、たまには息抜きも必要だということも知っている。
何事も気を張り詰めたままでは上手くはいかないのだ。
「美雪さん、もうすぐ夕食だからその前に久しぶりに一緒にお風呂に入ろう。 背中を流してあげるよ」
「ん? じゃぁお願いしようかな。 たまには男同士、裸で語り合おう!!」
「そのセリフ、親父くさいよ~」
「ははっ、俺はもうおじさんだからね」
「えー? でも美雪さんは見た目はとっても若いよ。 服とか若者向けのを来たら三十代にも見えると思うけど?」
「童顔ってよく言われるからなぁ。 妻に羨ましいって言われるけど、俺としてはもうすごし威厳のある感じになりたいんだがなぁ」
「美雪さんはそのままでいいと思うな~」
「嬉しいこと言ってくれるな。 よし、風呂に行こう!!」
「OK~」
まるで本当の親子のように仲睦まじい様子は、周りの使用人たちも笑顔になるほどだった。 このような二人の会話は昔から変わらないのだ。
脱衣所で二人は衣服を脱いでいく。 そして一糸まとわぬ姿になり、楽しそうに会話をしながら広い浴場に入った。
「お、最近は筋トレでもしてるのか? 結構いい筋肉がついてる」
「ふふふ、実は。 ジムに行き始めたんだけど、結構楽しくて。 週に二回くらい行ってるよ」
「へぇ、すごいな。 俺は鍛えてもあまり筋肉が付かない体質みたいで、いくら筋トレをしても筋肉痛になるだけだから羨ましいよ」
「そうなの? まぁ、美雪さんが筋肉ムキムキになった姿とか想像できないし、ちょっと違和感あるからそのままの方がイイと思うな。 それよりも全然中年太りしてない方が僕的にはすごいと思うけど? 父さんなんてほら、最近お腹がブヨブヨになってきてるでしょ? 次の健康診断でメタボリックシンドロームとか言われそうで怖いよ」
「はははっ、確かに。 兄さんは昔からそうなんだ。 筋トレすれば筋肉ムキムキになるし、食べ過ぎると肥満体系になる。 変な体質だから、明寿君も気を付けたほうがイイぞ? 義姉さんに似ればそのままの体系で成長するかもしれないけど、兄さんの体質が遺伝してたら大変だ」
「頼むから母さんの体質が遺伝しててくれますように…」
二人は湯につかり大声で笑いながら楽しく会話をしていた。 ふと、明寿は湯の中でおとなしくしている美雪さんの股間にチラリと視線を向けた。
細い太ももの間にゆらゆらと揺れているのは美雪さんのペニスだ。 色白の美雪さんの肌は湯につかり今は赤く火照っている。 ペニスもほんのりと赤らんでいるようだった。
明寿は話題を変えた。
「ねぇ、美雪さん」
「何だ?」
「本当に美雪さんはもう子供を作らないの?」
「どうしたんだ、突然?」
「いや、ただ気になっただけ」
「そうだなぁ、もう俺も妻も年だしなぁ。 …まぁ、もともと妻とは体の繋がりを求めて結婚したわけじゃぁないからな。 彼女の方もそこまで子供が欲しいわけではなかったし。 ただ、付き合っていく中でこの先ずっと仲良く暮らしていきたいと思っているだけだからな。 どちらかと言えば親友のような関係が今でも続いている感覚だよ」
「へぇ…、そういう夫婦の関係もあるなんて、考えたことなかった。 大切な存在だけど、まるで友達のような関係でもあるし、お互いが尊重し合えるってすごいことだね」
「そう言ってもらえると結婚してよかったと思えるなぁ。 世の中にはそういう結婚は夫婦とは言えないという人もいるけど、俺たちはこれでも夫婦だと思っているんだ。 だから明寿君みたいな考えを素直に言葉にしてくれると安心する。 それに俺にとってはもう明寿君が自分の子供みたいな気分だし、それで十分なんだ」
「ふふっ、ありがと美雪さん。 僕も美雪さんのこと、父さんと同じくらい大切に思ってるよ」
二人は嬉しそうにそう言って感謝の言葉を伝えた。
それと同時に明寿には確信したことがあった。
美雪さんはきっと奥さんとセックスをしていないのだ。 性欲がお互い薄いのかもしれない。 明寿のプランに新たな項目が追加された。 明後日までの予定は徐々に決まっていったようだ。
明寿にとって美雪さんは父親のような存在ではあるが、本当のところ、父親だと思ったことはない。 美雪さんには悪いが明寿にとって美雪さんは尊敬する人ではあるが、父親ではないのだ。
(ごめんね美雪さん、ちょっとだけ嘘ついちゃった。 僕、美雪さんのことは父親じゃなくて同じ男として大好きだよ。 体も僕の好みにピッタリ。 今回の宿泊はめちゃくちゃ気持ちよくしてあげるから許してね)
悪びれた様子もなく、明寿は心の中でそう言い、美雪さんに笑いかけた。 それをどう受け取ったのか、美雪さんもニコリと明寿に笑顔を向けた。
そろそろ初めのプランを実行しようと明寿は美雪さんに話しかけた。
「さ、美雪さん!! 僕が背中を磨いてあげるから座って座って」
「そうだったな。 じゃぁお言葉に甘えて」
美雪さんは近くになった椅子に座り、明寿に背を向けた。 明寿は神経を集中させ、美雪さんの体に力を注いだ。
「痒いところがあったら言ってね~」
「はいはい」
しっかりと泡立てた石鹸をタオルに乗せ、明寿はゆっくりと美雪さんの背中を磨いていく。 何度も上から下までを往復し、美雪さんは気持ちよさそうに目を閉じている。
すると、何度かそれを繰り返していくうちに、美雪さんが時折体をピクピクと動かし始めた。
「…んっ」
「え、何? 何か言った?」
「え、あっ、いや…、ちょっとくすぐったくて…」
「くすぐったい? 痒ところがあるなら言ってね」
「ああ…」
すこし擦る速度を上げ、ごしごしと背中を磨き続ける。 しばらくして美雪さんはタオルを手に取り、さりげなく股間を隠すように被せた。
心なしか内股気味になっているが、明寿は気付かないフリをして背中を磨き続けている。 クスリ、と笑いながら再び美雪さんに声をかける。
「あ、ちょっと力が弱い?」
「…あ、ああ…、そう、だな…っ」
「じゃぁもう少し強くするね」
「…んっ……」
両手に力を入れ、先ほどよりももっと速く手を動かす。 すると美雪さんの背中がタオルの動きに合わせて軽く反り、その度にビクッと小さく肩が弾んでいる。
これは全て明寿の超能力の仕業だった。
先程送った力により、美雪さんの体は刺激に反応して感度が上がるようになっているのだ。 タオルで擦る速度や強弱、様々な動きによってその感度は変化する。
今、明寿が磨いている背中には神経が集中し、タオルで隠した股間はゆるりと反応を始めているのだ。 それを隠すために美雪さんは股間にタオルを被せたらしい。
明寿は後ろでクスリと笑い、そして勢いよく上から下へとタオルを思い切り強く擦りあげた。
「ひぁんっ!!」
美雪さんは突然の激しい刺激に驚き、そして強い快感に、大声で悲鳴のような喘ぎ声を上げた。 そのままフルフルと体を震わせしばらく歯を食いしばりそれ以上声が出ないように耐えていた。
「ごめんなさい美雪さん!! 手が滑っちゃってちょっと強く擦りすぎたみたい!! 痛くなかった?」
「…んっ、…んひっ…、……っ」
「美雪さん?」
「…ぁっ、…だ、大丈夫っ、痛くなかったよ…っ…」
「そう? それならいいけど。 …あ、ちょっと赤くなってる。 ごめんね、今度は優しく擦るから」
「…えっ、あっ、…んぅっ……っ」
明寿は悪びれた様子もなく、美雪さんの背中に向かってそう言い、手の動きを再開した。 何か言いたげな美雪さんだったが明寿は強引に言葉を遮り、ゆっくりした動作で美雪さんの背中を磨いていく。
あまりにも遅い動きに、美雪さんの体がまた違う刺激を感じ取ったのか、全身が細かく痙攣しているようだった。
チラリと内股になった美雪さんの股間を覗けば、そこは完全に勃起していた。 被せていたタオルの刺激に時折ビクッと小さく震え、じわじわと両手が股間へと伸びて隠すように手の平で覆われていく。
それをあえて気付かないふりをして明寿はそのままタオルでゴシゴシと勢いよく磨き続ける。 白い背中は赤くなり、その赤さが美雪さんの快楽の証なのである。
タオルは次第に下へと移動し、腰を重点的に磨きだした。 時々尻の谷間をわざと往復すれば美雪さんの体はビクッと仰け反り、面白いくらいに腹が痙攣する。
「…あっ、……んっ……、…ぁふっ…、……っ…」
何がどうなっているのかわからないまま、美雪さんは小さく喘ぎ続ける。 今にも絶頂しそうなほどに前は張り詰め、ペニスに触れたいのに明寿がいるためにそれは叶わない。 イキたいのにイケない、そんな葛藤にとうとう美雪さんはポロッと一筋の涙を零した。
(ありゃ、ちょっといじめすぎちゃったかな? う~ん、そろそろ可哀想だし、僕ものぼせそうだから止めよう)
ピタリと明寿の手が止まった。 そしてシャワーで泡を流して美雪さんに声をかけた。 もう美雪さんの表情は蕩け始めていたが、どうにか意識があるようだった。
「美雪さん、そろそろ出よう? 僕のぼせてきちゃった。 先に出るけど、美雪さんも顔が真っ赤だし早く出た方がいいと思うよ。 ちょっとぼんやりしてるけど大丈夫?」
「…あ、ああ…っ、…大丈夫、だよ…。 俺もすぐに出るから、先に出ててくれ…」
「うん、じゃぁそうするね」
明寿はそう言って風呂から出ていった。 残された美雪さんはしばらくぼんやりとしていたようだがハッと気づき慌てたように体を拭いた。
そんな摩擦の刺激にも体は敏感に反応し、自身の状態に疲れているのかな、などと思い込んで美雪さんはそろそろと服を着た。
慌てて出てしまったために溜まった欲を吐き出すことを忘れ、ペニスは未だに緩く勃起していたが、明寿が待っているのを思い出しそのまま無理矢理パンツを穿いた。
シュッとペニスの先端を布地が擦れた瞬間全身が痺れるような快楽を感じ、驚いた美雪さんは小さく悲鳴を上げた。 その声に自分で驚き口を手で押さえたが、誰にも聞こえていないのを確認して安心したように肩の力を抜く。
きっと今日は疲れているからだ、と美雪さんは最後まで自身の変化に気付かないまま、風呂から出たのだった。
その変化が次第に美雪さんの心と体をいやらしく乱れさせていくのだ。
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