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第1章――6 【 ニュースタイル/吸血鬼と双剣 】
第61話 やらなきゃならないこと
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――場所は変わり、ギルドにて。
「一連の事件の容疑者はベルクトと呼ばれる男性だ。まだ確固たる証拠は掴めていないが、私と治安維持、そして衛兵らの判断により、彼を第一容疑者として拘束することにした。そこで現在、此処に集められた諸君らには当日の近隣住民の避難と警備についてもらいたい」
受付嬢により渡された資料に僕たちは目を通しながら、ギルドマスターの説明を聞いていた。
そして一度説明に区切りが見えたタイミングで、一人の冒険者が挙手した。
「その男だっていう証拠がないのに拘束するのか? 犯人確保に躍起になっているからって、いくらなんでもやり過ぎじゃ、それでもし間違ってたら訴えられかねんぞ」
「その責任は俺が取ることになっているから安心しろ」
「いや安心はできねえだろ」
「それに証拠はなくとも根拠はある」
「なんだよ、その根拠って」
そう言ったギルドマスターが目線を向けたのは、僕だった。
「根拠はアカツキ・センリの胸の傷だ」
「え?」
全員が一斉に僕に視線を向けた。そんな「マジかよ」みたいな目で見られても、僕も初耳なんだけど……。
そんな困惑している僕に説明するように、ギルドマスターが語り始めた。
「アカツキ・センリは以前にヤツと戦闘をし、その時に胸に傷を負った。そして、その傷が普通のものではなく、『呪い』の影響を受けた傷だと判明した」
「呪い?」
全員が揃って首を傾げるその中で、ただ一人だけ平然としていた。
「私がこの子にヒールを掛け続けたのに一向に傷の治りが遅いからずっとおかしいと思ってたのよ。それで医官と話してたんだけど、やっぱり『呪い』を付与されてたのね」
「え、リリス気付いてたの?」
「えぇ。貴方には必要ないと思って話してなかったんだけど」
「いやそういうのはちゃんと言ってよ」
「言ってはいたわよ。傷の治り遅いわね、って」
「伝わってないんだから言ってないと同じだよ」
げんなりとしていると、ギルドマスターが僕とリリスの会話を遮るようにコホンッ、と強めに咳払いした。
僕は慌ててギルドマスターに向き直り、
「ともかく、だ。アカツキ・センリに付けられた傷が『呪い』を受けていると報告が上がった我々は、急いでその『呪い』付きの武器が販売されている店を探した」
ギルドマスターの言葉に周囲にどよめきが起こる。
「おいおい。いくらなんでもそら無茶な話だろ。たしかにこの町じゃ武器屋は数えるほどねえし、調べようと思えば数日でできるかもしれねえ。けど闇市や裏ルートも合わせりゃ話が変わるだろ」
その意見にギルドマスターは淡々と応じる。
「幸いにも武器種と『呪い』付きという情報からそれが『魔剣』である可能性が高いとまで絞り込めてはいたからな。……まぁ、結論から先に言えば、結局この町にそれを販売していた店はなかったんだが」
「じゃあどうやって魔剣の持ち主が判ったんだよ?」
その質問を待っていたかのようにギルドマスターは指をパチン、と鳴らした。
「確かに販売元は見つからなかった。だが、ある衛兵が一ヵ月ほど前に町で『魔剣』らしき者を持っている男と遭遇したことを覚えていてな」
「んな一ヵ月も前のことよく覚えてたな。遭遇、ってことは一瞬すれ違った程度だろ」
「いや。職質したそうだ。あまりに不審だったから記憶に強く残っていたらしい」
「どんだけ怪しかったんだよ」
「ぼろぼろのフードを目深に被っていてふらふらで歩いていたそうだ」
「「超怪しいじゃねえか!」」
そら職質されるわ、と全員が揃って頷く。
「それでその野郎に目をつけて、必死こいて居場所見つけたってわけだ。つかセンリの傷からよくそこまで辿り着けたな」
「我々も必死だからな。これ以上の被害を出せば町全体の不利益になる」
「観光客もこの一件で相当減っちまったからな。観光客がいなきゃ元々辺鄙な田舎町が余計に廃れてみえらぁ」
「だからこの事件を一刻も早く解決すべく行動しなければならない。それが喩え確固たる証拠がない者を容疑者に掛けたとしても」
「大博打も良い所だな」
「ここで腹を括らなければならないということだ」
その言葉に全員の覚悟が決まったように見えた。
既に全員が、次の行動に向けて動こうとざわめき出した、その中で、
「あの、一つだけ、いいでしょうか」
「なんだ、センリ」
徐に手を挙げた僕に、ギルドマスターが眉根を寄せた。
僕は手に持った資料を無意識にくしゃっと握り締めながら、ギルドマスターへ嘆願した。
「彼の、ベルクトさんの身柄を拘束する前に一度、僕に彼と話しをさせて欲しいんです」
「……なに?」
僕の唐突な要求に、ギルドマスターだけでなく周囲までもが騒然とする。
「センリ。ひょっとしてコイツと知り合いなの?」
「うん。実は時々、剣の稽古をつけてもらってた人なんだ」
リリスの問いかけからの答えに更に周囲のどよめきが起こる。
「ただ、本当に朝の時間に少し会ってただけで、どこに住んでるかとか普段は何してるとかそんなことは全然知らないんだ。……本当に、僕はあの人のことを何も知らない」
噛み締めるような言葉に、周囲が少しずつ鎮まっていく。
「だからこそ、あの人と話しをする時間が欲しいんです! ほんの少しでいいんです。その後は……」
「センリ。悪いがキミのその要求には応えられない」
「っ!」
頭を下げての懇願は、しかし無情にも拒否される。
「キミがいくら彼と親密な関係を築いていようが、相手は何人も人を殺した可能性がある凶悪な殺人鬼だ。それに、キミも一度は彼に殺されかけた側だろう。そんな相手だと知って、それでもまだヤツと言葉を交わしたいと?」
「確かに一度は殺されかけました。それに、この町をめちゃくちゃにしたことだって許せないことに変わりありません」
「ならば……」
「でも! 僕はあの人と、もう一度ちゃんと話をしなきゃならないんです」
まだ僕にはベルクトさんに聞かなきゃいけないことが、会って確かめなきゃいけないことがある。
「魔物の討伐命令を受けているのは僕とリリスです。だったら、僕らの要求をそちらが呑む道理はあると思います」
「状況が変わった。無論キミたちには戦闘になる可能性を鑑みて前線に立ってもらうつもりだが、既に事は一刻も争っている」
「なら僕の要求が呑めないなら、僕は戦線には立ちません」
その宣告にギルドマスターの頬が引きつった。
「それでいいのか? キミが戦線から離脱すれば、キミの隣に立っているパートナーは一人で戦うことになるぞ」
「は? なに言ってるのよ」
ギルドマスターの脅迫めいた言葉に真っ先に反応したのは僕、ではなく、僕の隣に立つリリスだった。
「センリが戦わないっていうなら私も戦わないわよ」
「なにっ⁉」
リリスのその返答は流石に予想外だったのか、ギルドマスターの顔が驚愕に染まった。
リリスは僕の肩に手を置くと、周囲に宣言するように言った。
「私の最優先事項はこの子を守ること。この子が自分から危険から遠ざかってくれるならそれは重畳。危険に飛び込むなら私はこの子が無茶をしないように見張るだけ。他はどうでもいいわ」
「この町がどうなっても、か」
「ハッ。そんなのに私には脅しにもならないわよ。今の私はこの子が一番大切。この子がやりたいことがあるなら、無茶をさせない範囲で自由にやらせてあげるのが私の役目。多少痛い目にあっても、それはこの子の成長の糧として大目に見てあげないとね」
「……ありがとう。リリス」
「あまり貴方に過保護だと思われたくはないからね。私は貴方のパートナーであって親ではないし。それに、これは貴方がどうしてもしなきゃいけないことなんでしょ」
「――うん」
「だったらやりなさい。ちゃんと私が守ってあげるから」
「えへへ。凄く心強いよ」
僕の――否、僕たちの意思は既に決まっている。あとは、ギルドマスターがどう応じるかだ。
ギルドマスターは暫く瞑目したあと、やがてどちらに天秤を掛けるか決めたように閉じていた瞼を見開くと、
「いいだろう。ただし、こちらにも条件がある」
「彼ともう一度話せる機会をくれるなら、なんでもやります」
「男に二言はないな?」
「はい」
大丈夫。
例え僕に何があっても、僕にはリリスが付いている。
リリスが傍にいてくれる限り、僕が死ぬことは絶対にないから。
「――っ! 点…分かりました。必ず、この作戦を成功させてみせます」
「頼んだぞ。アカツキ・センリ。これができるのはおそらく、キミだけだ」
そして、シエルレントの存亡を懸けた最終決戦が始まる――。
「一連の事件の容疑者はベルクトと呼ばれる男性だ。まだ確固たる証拠は掴めていないが、私と治安維持、そして衛兵らの判断により、彼を第一容疑者として拘束することにした。そこで現在、此処に集められた諸君らには当日の近隣住民の避難と警備についてもらいたい」
受付嬢により渡された資料に僕たちは目を通しながら、ギルドマスターの説明を聞いていた。
そして一度説明に区切りが見えたタイミングで、一人の冒険者が挙手した。
「その男だっていう証拠がないのに拘束するのか? 犯人確保に躍起になっているからって、いくらなんでもやり過ぎじゃ、それでもし間違ってたら訴えられかねんぞ」
「その責任は俺が取ることになっているから安心しろ」
「いや安心はできねえだろ」
「それに証拠はなくとも根拠はある」
「なんだよ、その根拠って」
そう言ったギルドマスターが目線を向けたのは、僕だった。
「根拠はアカツキ・センリの胸の傷だ」
「え?」
全員が一斉に僕に視線を向けた。そんな「マジかよ」みたいな目で見られても、僕も初耳なんだけど……。
そんな困惑している僕に説明するように、ギルドマスターが語り始めた。
「アカツキ・センリは以前にヤツと戦闘をし、その時に胸に傷を負った。そして、その傷が普通のものではなく、『呪い』の影響を受けた傷だと判明した」
「呪い?」
全員が揃って首を傾げるその中で、ただ一人だけ平然としていた。
「私がこの子にヒールを掛け続けたのに一向に傷の治りが遅いからずっとおかしいと思ってたのよ。それで医官と話してたんだけど、やっぱり『呪い』を付与されてたのね」
「え、リリス気付いてたの?」
「えぇ。貴方には必要ないと思って話してなかったんだけど」
「いやそういうのはちゃんと言ってよ」
「言ってはいたわよ。傷の治り遅いわね、って」
「伝わってないんだから言ってないと同じだよ」
げんなりとしていると、ギルドマスターが僕とリリスの会話を遮るようにコホンッ、と強めに咳払いした。
僕は慌ててギルドマスターに向き直り、
「ともかく、だ。アカツキ・センリに付けられた傷が『呪い』を受けていると報告が上がった我々は、急いでその『呪い』付きの武器が販売されている店を探した」
ギルドマスターの言葉に周囲にどよめきが起こる。
「おいおい。いくらなんでもそら無茶な話だろ。たしかにこの町じゃ武器屋は数えるほどねえし、調べようと思えば数日でできるかもしれねえ。けど闇市や裏ルートも合わせりゃ話が変わるだろ」
その意見にギルドマスターは淡々と応じる。
「幸いにも武器種と『呪い』付きという情報からそれが『魔剣』である可能性が高いとまで絞り込めてはいたからな。……まぁ、結論から先に言えば、結局この町にそれを販売していた店はなかったんだが」
「じゃあどうやって魔剣の持ち主が判ったんだよ?」
その質問を待っていたかのようにギルドマスターは指をパチン、と鳴らした。
「確かに販売元は見つからなかった。だが、ある衛兵が一ヵ月ほど前に町で『魔剣』らしき者を持っている男と遭遇したことを覚えていてな」
「んな一ヵ月も前のことよく覚えてたな。遭遇、ってことは一瞬すれ違った程度だろ」
「いや。職質したそうだ。あまりに不審だったから記憶に強く残っていたらしい」
「どんだけ怪しかったんだよ」
「ぼろぼろのフードを目深に被っていてふらふらで歩いていたそうだ」
「「超怪しいじゃねえか!」」
そら職質されるわ、と全員が揃って頷く。
「それでその野郎に目をつけて、必死こいて居場所見つけたってわけだ。つかセンリの傷からよくそこまで辿り着けたな」
「我々も必死だからな。これ以上の被害を出せば町全体の不利益になる」
「観光客もこの一件で相当減っちまったからな。観光客がいなきゃ元々辺鄙な田舎町が余計に廃れてみえらぁ」
「だからこの事件を一刻も早く解決すべく行動しなければならない。それが喩え確固たる証拠がない者を容疑者に掛けたとしても」
「大博打も良い所だな」
「ここで腹を括らなければならないということだ」
その言葉に全員の覚悟が決まったように見えた。
既に全員が、次の行動に向けて動こうとざわめき出した、その中で、
「あの、一つだけ、いいでしょうか」
「なんだ、センリ」
徐に手を挙げた僕に、ギルドマスターが眉根を寄せた。
僕は手に持った資料を無意識にくしゃっと握り締めながら、ギルドマスターへ嘆願した。
「彼の、ベルクトさんの身柄を拘束する前に一度、僕に彼と話しをさせて欲しいんです」
「……なに?」
僕の唐突な要求に、ギルドマスターだけでなく周囲までもが騒然とする。
「センリ。ひょっとしてコイツと知り合いなの?」
「うん。実は時々、剣の稽古をつけてもらってた人なんだ」
リリスの問いかけからの答えに更に周囲のどよめきが起こる。
「ただ、本当に朝の時間に少し会ってただけで、どこに住んでるかとか普段は何してるとかそんなことは全然知らないんだ。……本当に、僕はあの人のことを何も知らない」
噛み締めるような言葉に、周囲が少しずつ鎮まっていく。
「だからこそ、あの人と話しをする時間が欲しいんです! ほんの少しでいいんです。その後は……」
「センリ。悪いがキミのその要求には応えられない」
「っ!」
頭を下げての懇願は、しかし無情にも拒否される。
「キミがいくら彼と親密な関係を築いていようが、相手は何人も人を殺した可能性がある凶悪な殺人鬼だ。それに、キミも一度は彼に殺されかけた側だろう。そんな相手だと知って、それでもまだヤツと言葉を交わしたいと?」
「確かに一度は殺されかけました。それに、この町をめちゃくちゃにしたことだって許せないことに変わりありません」
「ならば……」
「でも! 僕はあの人と、もう一度ちゃんと話をしなきゃならないんです」
まだ僕にはベルクトさんに聞かなきゃいけないことが、会って確かめなきゃいけないことがある。
「魔物の討伐命令を受けているのは僕とリリスです。だったら、僕らの要求をそちらが呑む道理はあると思います」
「状況が変わった。無論キミたちには戦闘になる可能性を鑑みて前線に立ってもらうつもりだが、既に事は一刻も争っている」
「なら僕の要求が呑めないなら、僕は戦線には立ちません」
その宣告にギルドマスターの頬が引きつった。
「それでいいのか? キミが戦線から離脱すれば、キミの隣に立っているパートナーは一人で戦うことになるぞ」
「は? なに言ってるのよ」
ギルドマスターの脅迫めいた言葉に真っ先に反応したのは僕、ではなく、僕の隣に立つリリスだった。
「センリが戦わないっていうなら私も戦わないわよ」
「なにっ⁉」
リリスのその返答は流石に予想外だったのか、ギルドマスターの顔が驚愕に染まった。
リリスは僕の肩に手を置くと、周囲に宣言するように言った。
「私の最優先事項はこの子を守ること。この子が自分から危険から遠ざかってくれるならそれは重畳。危険に飛び込むなら私はこの子が無茶をしないように見張るだけ。他はどうでもいいわ」
「この町がどうなっても、か」
「ハッ。そんなのに私には脅しにもならないわよ。今の私はこの子が一番大切。この子がやりたいことがあるなら、無茶をさせない範囲で自由にやらせてあげるのが私の役目。多少痛い目にあっても、それはこの子の成長の糧として大目に見てあげないとね」
「……ありがとう。リリス」
「あまり貴方に過保護だと思われたくはないからね。私は貴方のパートナーであって親ではないし。それに、これは貴方がどうしてもしなきゃいけないことなんでしょ」
「――うん」
「だったらやりなさい。ちゃんと私が守ってあげるから」
「えへへ。凄く心強いよ」
僕の――否、僕たちの意思は既に決まっている。あとは、ギルドマスターがどう応じるかだ。
ギルドマスターは暫く瞑目したあと、やがてどちらに天秤を掛けるか決めたように閉じていた瞼を見開くと、
「いいだろう。ただし、こちらにも条件がある」
「彼ともう一度話せる機会をくれるなら、なんでもやります」
「男に二言はないな?」
「はい」
大丈夫。
例え僕に何があっても、僕にはリリスが付いている。
リリスが傍にいてくれる限り、僕が死ぬことは絶対にないから。
「――っ! 点…分かりました。必ず、この作戦を成功させてみせます」
「頼んだぞ。アカツキ・センリ。これができるのはおそらく、キミだけだ」
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