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第28話 ブリーフィング
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「討伐隊の参加者が全員1級でも、無傷は無理なんじゃない?」
ドラゴンの討伐は数件の報告はあるけど、どれも目を覆いたくなるような被害が出ている。今回の討伐だって、どうなるかはわからない。
それぐらい、目の前の探索者だって知っているはず。
「だとしても、俺たちは無傷で……全員、生きて帰るんだ!」
一歩前に出てきて、探索者の顔が近づいてきた。
その表情は必死で、後がない人のようにも見える。
「過去に行われたドラゴン討伐では多大な犠牲が伴っているんだよ? 死にかけるぐらいの想定はしておくべきだと思うんだけど」
「そうかもしれないが……」
相手の勢いが落ちたので、ユミが気になって視線を向けると怒っていた。
周囲に赤テントウムシが浮かんでいる。あれは『葬炎虫』という中級精霊だ。
触れると爆発が起こる。こんなところで使ったら、建物や周囲にいる無関係の人にも被害が行くぞ。
そんなことを忘れるほど、ユミは感情的になっているんだろう。
「仲間に攻撃したらダメだよ。動かないでね」
「マスター……」
怒っていても冷静な部分は残っていたようで、言いたいことを飲み込んで葬炎虫を消してくれた。
これで一安心だ。
後は目の前の探索者を落ち着かせるだけだね。
「でも死人が出ないように頑張ろうとする気概は素晴らしいし、俺もそうなって欲しいとは思っている。だから後方支援部隊に錬金術師の俺が参加するんだ。回復ポーションはたっぷり持ってきたから、即死さえしなければ必ず助けるよ」
ポンポンと、腰に付けているポーチ型のマジックバッグを叩いた。
店の在庫やばーちゃんの家で作った回復ポーションなどが入っていて、討伐隊が3回ぐらい全滅しても残るぐらいの量を用意していた。
ちなみにマジックバッグは制作者、つまり錬金術師と契約している精霊やゴーレムしか使えない。これは魔力の質が関係しているためであり、探索者は使用不可能なのだ。
そのため今回のように物量が必要となる場合は、錬金術師が呼ばれる。
「即死しなければ、か。本当だろうな?」
「うん」
「わかった。その活躍を期待している」
「任せて! 錬金術だけは自信があるから」
大丈夫だよって返事すると、探索者は黙った。
怒りは収まっているように思える。俺の言葉を信じると決めてくれたのだろう。
言い争いが終わっても、誰も喋っていない。静まりかえっている。
ちょっと空気重いなと感じ始めたときに、パンパンと手を叩く音がした。
「討伐前で緊張しているのはわかるが、仲間割れはするなよ」
俺たちに近づいてきたのは知晴さんだ。後ろに厳つい顔をした白髪の老人がいる。名前は覚えてないけど、探索者ギルドの支部長だったはずだ。
俺たちを見て仲直りをしろと言っているようにも見えたので、俺たちは握手をかわす。
「俺は1級探索者の久我だ。さっきの約束、守ってくれよ」
「もちろんだ。誰も死んで欲しくはないからね。錬金術師の天宮にお任せあれ!」
商売のために死にかけの探索者に回復ポーションを使うけど、死んで欲しいとは思っていない。
全員の生還というのは難しかったとしても、限りなくゼロに近づけたいのだ。
握手を終えた俺は、探索者ギルドの支部長たちから離れて壁際による。
腕を組んで話を聴く姿勢を取った。
「皆知っているだろうが、俺は探索者ギルド渋谷支部長の一色だ」
白髪の老人の一色さんが、受付に置かれているディスプレイの前で叫んだ。
「これから最後のブリーフィングを行う。全員、こちらの映像を見るように」
ディスプレに映し出されたのは渋谷ダンジョンのマップだ。あの形から、地下2階だというのが分かる。中心部には赤いマークが点灯していた。
「理由は不明のままだが、ドラゴンは現在地から動いていない。そこで討伐隊は、地下1階の階段付近で迎え撃つ計画だ」
映像が切り替わって詳細が映された。
どうやら階段を取り囲むように対冷気用のコーティングを施した、壁を配置するらしい。
さらに地面には錬金術スキルで作成した地雷も設置していて、踏み込めば大爆発が起こるらしい。
後方支援部隊は、約十メートルほど離れて待機し、劣勢になれば各自の判断で参加しろとのことだった。
「ドラゴンの姿が見えたら探索者は全員、配布した対冷気ポーションを飲んで、地雷の爆発と共に遠距離スキルを使え。それで倒せるとは思わんが鱗の数枚は剥がせるだろう。後は1級の久我を中心に選ばれた数名で接近戦を挑み、瀕死にまで追い詰める」
また映像が切り替わって、接近戦のメンバーが表示された。
「計画通りに進めば被害は最小限に収まるだろう。だが、本番は凶暴化してからだ」
ドラゴンは瀕死になると凶暴化という状態になる。全ての能力がパワーアップして強くなるのだ。討伐で死亡被害が出るのもこのときである。
「これに対して有効な手立てはない。各自最大の攻撃をぶつけて倒してくれ」
なんとも無責任な発言ではあるけど、現実問題として圧倒的な力の前だと小細工は通用しない。
死なないように立ち回りながら、攻撃を続けるしかないのだ。
「1級の久我が死ぬと前線が崩壊する。最優先で守るんだよ」
ずっと黙っていたばーちゃんが、背後からアドバイスをしてくれた。
急なことだったので心臓が飛び跳ねそうなぐらい驚いたよ。
もう少し優しい登場をしてくれないかな。
「わかった。他に気をつけることはある?」
「裕真も対冷気ポーションを飲んでおくことと、ドラゴンを倒しても油断しないことだね」
「他にも敵がいるかもしれないってこと?」
「階層を移動する魔物が前代未聞なんだ。警戒するに越したことはないじゃろ」
敵はドラゴンだけじゃないとしたら、非常に厄介だ。
探索者たちも警戒しているだろうけど、俺たちも気をつけないと巻き添えを食らうかもしれない。
うん、慎重に行動しよう。
ドラゴンの討伐は数件の報告はあるけど、どれも目を覆いたくなるような被害が出ている。今回の討伐だって、どうなるかはわからない。
それぐらい、目の前の探索者だって知っているはず。
「だとしても、俺たちは無傷で……全員、生きて帰るんだ!」
一歩前に出てきて、探索者の顔が近づいてきた。
その表情は必死で、後がない人のようにも見える。
「過去に行われたドラゴン討伐では多大な犠牲が伴っているんだよ? 死にかけるぐらいの想定はしておくべきだと思うんだけど」
「そうかもしれないが……」
相手の勢いが落ちたので、ユミが気になって視線を向けると怒っていた。
周囲に赤テントウムシが浮かんでいる。あれは『葬炎虫』という中級精霊だ。
触れると爆発が起こる。こんなところで使ったら、建物や周囲にいる無関係の人にも被害が行くぞ。
そんなことを忘れるほど、ユミは感情的になっているんだろう。
「仲間に攻撃したらダメだよ。動かないでね」
「マスター……」
怒っていても冷静な部分は残っていたようで、言いたいことを飲み込んで葬炎虫を消してくれた。
これで一安心だ。
後は目の前の探索者を落ち着かせるだけだね。
「でも死人が出ないように頑張ろうとする気概は素晴らしいし、俺もそうなって欲しいとは思っている。だから後方支援部隊に錬金術師の俺が参加するんだ。回復ポーションはたっぷり持ってきたから、即死さえしなければ必ず助けるよ」
ポンポンと、腰に付けているポーチ型のマジックバッグを叩いた。
店の在庫やばーちゃんの家で作った回復ポーションなどが入っていて、討伐隊が3回ぐらい全滅しても残るぐらいの量を用意していた。
ちなみにマジックバッグは制作者、つまり錬金術師と契約している精霊やゴーレムしか使えない。これは魔力の質が関係しているためであり、探索者は使用不可能なのだ。
そのため今回のように物量が必要となる場合は、錬金術師が呼ばれる。
「即死しなければ、か。本当だろうな?」
「うん」
「わかった。その活躍を期待している」
「任せて! 錬金術だけは自信があるから」
大丈夫だよって返事すると、探索者は黙った。
怒りは収まっているように思える。俺の言葉を信じると決めてくれたのだろう。
言い争いが終わっても、誰も喋っていない。静まりかえっている。
ちょっと空気重いなと感じ始めたときに、パンパンと手を叩く音がした。
「討伐前で緊張しているのはわかるが、仲間割れはするなよ」
俺たちに近づいてきたのは知晴さんだ。後ろに厳つい顔をした白髪の老人がいる。名前は覚えてないけど、探索者ギルドの支部長だったはずだ。
俺たちを見て仲直りをしろと言っているようにも見えたので、俺たちは握手をかわす。
「俺は1級探索者の久我だ。さっきの約束、守ってくれよ」
「もちろんだ。誰も死んで欲しくはないからね。錬金術師の天宮にお任せあれ!」
商売のために死にかけの探索者に回復ポーションを使うけど、死んで欲しいとは思っていない。
全員の生還というのは難しかったとしても、限りなくゼロに近づけたいのだ。
握手を終えた俺は、探索者ギルドの支部長たちから離れて壁際による。
腕を組んで話を聴く姿勢を取った。
「皆知っているだろうが、俺は探索者ギルド渋谷支部長の一色だ」
白髪の老人の一色さんが、受付に置かれているディスプレイの前で叫んだ。
「これから最後のブリーフィングを行う。全員、こちらの映像を見るように」
ディスプレに映し出されたのは渋谷ダンジョンのマップだ。あの形から、地下2階だというのが分かる。中心部には赤いマークが点灯していた。
「理由は不明のままだが、ドラゴンは現在地から動いていない。そこで討伐隊は、地下1階の階段付近で迎え撃つ計画だ」
映像が切り替わって詳細が映された。
どうやら階段を取り囲むように対冷気用のコーティングを施した、壁を配置するらしい。
さらに地面には錬金術スキルで作成した地雷も設置していて、踏み込めば大爆発が起こるらしい。
後方支援部隊は、約十メートルほど離れて待機し、劣勢になれば各自の判断で参加しろとのことだった。
「ドラゴンの姿が見えたら探索者は全員、配布した対冷気ポーションを飲んで、地雷の爆発と共に遠距離スキルを使え。それで倒せるとは思わんが鱗の数枚は剥がせるだろう。後は1級の久我を中心に選ばれた数名で接近戦を挑み、瀕死にまで追い詰める」
また映像が切り替わって、接近戦のメンバーが表示された。
「計画通りに進めば被害は最小限に収まるだろう。だが、本番は凶暴化してからだ」
ドラゴンは瀕死になると凶暴化という状態になる。全ての能力がパワーアップして強くなるのだ。討伐で死亡被害が出るのもこのときである。
「これに対して有効な手立てはない。各自最大の攻撃をぶつけて倒してくれ」
なんとも無責任な発言ではあるけど、現実問題として圧倒的な力の前だと小細工は通用しない。
死なないように立ち回りながら、攻撃を続けるしかないのだ。
「1級の久我が死ぬと前線が崩壊する。最優先で守るんだよ」
ずっと黙っていたばーちゃんが、背後からアドバイスをしてくれた。
急なことだったので心臓が飛び跳ねそうなぐらい驚いたよ。
もう少し優しい登場をしてくれないかな。
「わかった。他に気をつけることはある?」
「裕真も対冷気ポーションを飲んでおくことと、ドラゴンを倒しても油断しないことだね」
「他にも敵がいるかもしれないってこと?」
「階層を移動する魔物が前代未聞なんだ。警戒するに越したことはないじゃろ」
敵はドラゴンだけじゃないとしたら、非常に厄介だ。
探索者たちも警戒しているだろうけど、俺たちも気をつけないと巻き添えを食らうかもしれない。
うん、慎重に行動しよう。
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