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腰を抜かすかのように、ひっくり返るリアクションを見せたシルヴィア様。
私はふうとため息をついたあと、次のように言いました。
「人の好みを勝手に決めつけるのはやめなさい。私がいつセンシュウ製が好きだって言った?」
シルヴィア様は私の勢いある顔を見てたじろぎました。
「いや……え……それは……その……」
「ちゃんと向き合って話さないとだめよ! その人が何を考えているのか、何が好きなのか」
「……」
「返事は!!!???」
「はい……」
「出直してきなさい。そうしなければ許しません。反省の色なしとして国王陛下に報告します!」
「申し訳ありません……出直してきます……。なのでどうか国王陛下への報告だけは……」
後日、あらためてシルヴィア様は私のもとを訪れ、イマバリ製のタオルを納めていきました。今度は恐縮した様子で謝ってきたので、許してあげました。これを国王陛下、ディートハルト様がいる場で報告すると、二人とも笑っていらっしゃいました。時にははっきり伝え、許すときには許す。あとはさっぱり忘れてしまえばいいと思っています。
秋の深まりが王家の庭園を彩る中、シルヴィア様の嫁ぎ先はあっという間に決まり、隣の小国へ行くことになりました。ディートハルト様と離れ離れになるということで、彼女は三日三晩泣き通しましたが、泣いたところでどうにもなりません。うっとうしかった彼女がいなくなり、正直なところせいせいしました。
エミール様も諸業務に区切りをつけて王家の城を出ると、辺境伯の立場を継ぐための準備を始めました。
こうしてもろもろ一件落着……するかに見えたのですが、国王陛下、ディートハルト様、私にはまだ解決されていない疑問がありました。
そもそもシルヴィア様はどこから毒を手に入れたのか。
この事実が闇に葬られては何にもなりません。しかし、シルヴィア様は毒の入手先をかたくなに喋りませんでした。自白するまで追い詰めるのかと思いきや……国王陛下は彼女への追求の手を緩めたのです。
その背後には、王家の別の悲劇が潜んでいたのでした……。
私はふうとため息をついたあと、次のように言いました。
「人の好みを勝手に決めつけるのはやめなさい。私がいつセンシュウ製が好きだって言った?」
シルヴィア様は私の勢いある顔を見てたじろぎました。
「いや……え……それは……その……」
「ちゃんと向き合って話さないとだめよ! その人が何を考えているのか、何が好きなのか」
「……」
「返事は!!!???」
「はい……」
「出直してきなさい。そうしなければ許しません。反省の色なしとして国王陛下に報告します!」
「申し訳ありません……出直してきます……。なのでどうか国王陛下への報告だけは……」
後日、あらためてシルヴィア様は私のもとを訪れ、イマバリ製のタオルを納めていきました。今度は恐縮した様子で謝ってきたので、許してあげました。これを国王陛下、ディートハルト様がいる場で報告すると、二人とも笑っていらっしゃいました。時にははっきり伝え、許すときには許す。あとはさっぱり忘れてしまえばいいと思っています。
秋の深まりが王家の庭園を彩る中、シルヴィア様の嫁ぎ先はあっという間に決まり、隣の小国へ行くことになりました。ディートハルト様と離れ離れになるということで、彼女は三日三晩泣き通しましたが、泣いたところでどうにもなりません。うっとうしかった彼女がいなくなり、正直なところせいせいしました。
エミール様も諸業務に区切りをつけて王家の城を出ると、辺境伯の立場を継ぐための準備を始めました。
こうしてもろもろ一件落着……するかに見えたのですが、国王陛下、ディートハルト様、私にはまだ解決されていない疑問がありました。
そもそもシルヴィア様はどこから毒を手に入れたのか。
この事実が闇に葬られては何にもなりません。しかし、シルヴィア様は毒の入手先をかたくなに喋りませんでした。自白するまで追い詰めるのかと思いきや……国王陛下は彼女への追求の手を緩めたのです。
その背後には、王家の別の悲劇が潜んでいたのでした……。
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