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課題7:僕とボクの日常攻略
6:彼女をどれだけ信じているかっていうと
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夢を見た。
僕はベッドに腰掛けて、窓からロンドンの風景を見ていた。
入ってくる風は重くて、暗くて、良いもんじゃない。
けれど、温かくて、柔らかくて、懐かしい物だった。
一通り堪能して窓を閉めると、僕が座っていた場所に影が座っているのが映って見えた。
顔も輪郭も曖昧なままだが、あいつだ。
「君も懲りないねえ」
振り向かない僕に、彼は相変わらずの調子で声を掛けてきた。
「……うるさいよ」
あの後。彼女の血をもらった。
首から吸うと歯止めが利かなくなりそうだったので、手首から少し。でもやっぱり足りなくて。無意識のうちに腕を噛んでしまった。
怒られはしなかったけど、牙の痕に包帯を巻きながら謝り倒した。
なのに。
「傷が塞がるまでなら、血があげられるでしょうか」
なんて言うもんだから、思わず思考と手が止まったのは言うまでもない。
傷をつけてしまう罪悪感と、それでも居てくれるんだという安心感と。このまま時間を止めたくなるような複雑な気持ちがぐるぐると回っていて。それをなんとか丸めて隅に追いやったというのに。
それをこいつはたった一言で突き刺してきた。
「大体……なんでまだここに居る訳?」
「私かい?」
影がくすくす笑うと、ベッドがぎしりと小さな音を立てた。
「そりゃあ、薄まっただけで消え去った訳じゃないからさ。ああ、あの二人だが――」
ほら、と袂から小さな袋を取り出した。
「今はこの中だ。見てみるかい?」
「結構。君がそうなればよかったのに」
「期待に添えなくてすまないね」
「全くだよ……」
溜息をつく。彼と同じ部屋に長居するのは気が進まなかったけど、部屋の外に出すのも嫌な気がした。
部屋の外はリビングとキッチン。そしてなによりしきちゃんの部屋に繋がるドアがある。僕の夢の中だから、ただの空き部屋かもしれないけど。それでも、この部屋に居座られる方がまだマシな気がした。諦めるしかない。
「それで、ウィリアム君」
「そっちで呼ぶな」
「ああ、失礼。君の反応が面白そうだったからつい」
そう言いながら影は笑う。
「まあ、君の名前なんてどうでも良いのさ。最終的にこの身体が手に入れば不要になる」
「そんなに存在が薄くなってるのによく言うよね」
呪いが混じった血の大半は台所のペットボトルの中だ。処分はまだ考えていないけれど、あれを飲んだりしない限り、彼の力が強まることはないだろう、と踏んでいる。
「そうだね、すっかり自分の輪郭も保てなくなってしまった」
けれどね、と彼は言う。
「未練とはそう簡単に消えはしないし。何より此処は居心地が良い。もしかしたらまた、輪郭を取り戻せる日が来るかもしれないと希望を抱きたくなるのさ」
「亡霊が希望抱くなよ」
「まあまあ。希望を抱くのは自由。そうだろう?」
「……」
そうだけど、なんかこいつに言われると癪だった。
「それにしても、君はこれからどうするんだい?」
「どうする、って?」
「あちこちを覗いて感じたのだけれど」
「何してくれてんの?」
「まあまあ、君は日常を謳歌したいと思ってるんだろう?」
「……そうだけど」
温度の低い僕の答えに、彼は「だがね」と続ける。
「君が吸血鬼であり、座敷童が共に生活をしている。それからあの二人――フランケンシュタインの怪物とポルターガイスト。私もそうだね。類は友を呼ぶと言うけれど、人ならざるものがこれだけ集まったら、平穏無事な生活は難しくないかい?」
「今回一番の非日常騒動貢献者が言う?」
「おや。そんなに褒められるとは」
「褒めてない」
不機嫌に切り捨てると、彼はやはりくすくすと笑った。
彼のおかげで感情が不安定になって、しきちゃんに辛く当たって。学校を休んで、柿原に吸血鬼だと知られてた事が分かって。挙げ句、家に乗り込んできた少女に刺されて。
思い返せば、平穏とは程遠い数ヶ月だった。
「そう。それも全て、君が人外である事と、座敷童を迎え入れた事によって引き起こされた。これからも平穏である保障はないのでは?」
「それはどうかな」
ほう、と不思議そうな声が返ってきた。僕はそれに少しだけ笑って答えてやる。
「我が家には自慢の座敷童が居るからね。君じゃなくてしきちゃんが。だから――これからきっと良い方向に進む」
「それで刺されたようなものだろうに」
「いや、それは彼女の力じゃないよ」
「まったく……君は彼女をどれだけ信じてるんだい?」
「そりゃあ、丸ごと」
きっぱり答えてやると、少しの間を置いて楽しそうに喉で笑った。
「笑うなよ」
「いや失礼。そこまで断言されるとは思わなかったのさ」
「だって彼女のおかげだよ。確かに色々あったけど、彼女は呪いから解き放たれて。僕はかつての友人と再会して。受け継いでしまった呪いもなんとかなりそうだ」
そこで初めて振り返る。影はやっぱりそこに座っていた。
ひとしきり笑った影の視線が僕に向く。
「私はまだ諦めないよ。君の感情も変化しているのが分かる。弱みを見せたら」
「見せてやるもんか。挑戦だったらいくらでも受けて立つよ」
実体がないから血を吸い尽くしてやれないのは残念だが、吸っても良いことはないだろうな。とも思う。
影は「そうか」と静かに頷いた。
「君が彼女をそこまで信じるのなら、私から言う事はないよ。それに、君に何らかの影響を与える力も殆ど残ってない。だからもう暫く様子見をさせてもらうよ」
君の学習内容を得るのも一興だ、と彼は立ち上がり、本棚から一冊手に取る。ただの資料集だ。僕がこれまで学んできた本の一冊。それをぱらりとめくり、影は頷く。
輪郭は曖昧で、色はすっかり影色で、表情は見えないけれど。その声は楽しそうだった。
「別に知識くらいならいいけど……他は立ち入り禁止だからな」
「立ち入ったりなんてしないよ。ちょっと眺めるだけさ」
「それをやめろってば」
油断してたら他にも色々暴かれそうだ。僕の過去も名前も既に知られているとはいえ、これ以上踏み込まれては堪らない。しかもこいつは自身の情報にちっとも立ち入らせてくれないし。
なんだかイライラしてきたところで、ぱたん、と本を閉じる音がした。
「まあ。これからもよろしく頼むよ」
「一日も早く消えてくれると嬉しいんだけど?」
そう言うと、彼は笑いながら「難しいことを言うね」と言った。
そりゃそうだろうな。と僕も返す。
血に混じってしまった物は、時間をかけて僕と同化するか、こうして僕の中で生き続けるかのどちらかだろう。平和である内はいいけど、この輪郭がまたはっきりしてきたら。そんな日が来たら。また何か考えなくてはならないかもしれない。
そんな日が来るのはゴメンだが。
溜息をつくと、背後から光が差した。
「おっと。もう朝かな」
「え。これ、起きたら寝た気がしないやつじゃないの?」
「そうかもね。まあ、一日頑張っておいで」
僕はそれに何も答えなかった。
僕はベッドに腰掛けて、窓からロンドンの風景を見ていた。
入ってくる風は重くて、暗くて、良いもんじゃない。
けれど、温かくて、柔らかくて、懐かしい物だった。
一通り堪能して窓を閉めると、僕が座っていた場所に影が座っているのが映って見えた。
顔も輪郭も曖昧なままだが、あいつだ。
「君も懲りないねえ」
振り向かない僕に、彼は相変わらずの調子で声を掛けてきた。
「……うるさいよ」
あの後。彼女の血をもらった。
首から吸うと歯止めが利かなくなりそうだったので、手首から少し。でもやっぱり足りなくて。無意識のうちに腕を噛んでしまった。
怒られはしなかったけど、牙の痕に包帯を巻きながら謝り倒した。
なのに。
「傷が塞がるまでなら、血があげられるでしょうか」
なんて言うもんだから、思わず思考と手が止まったのは言うまでもない。
傷をつけてしまう罪悪感と、それでも居てくれるんだという安心感と。このまま時間を止めたくなるような複雑な気持ちがぐるぐると回っていて。それをなんとか丸めて隅に追いやったというのに。
それをこいつはたった一言で突き刺してきた。
「大体……なんでまだここに居る訳?」
「私かい?」
影がくすくす笑うと、ベッドがぎしりと小さな音を立てた。
「そりゃあ、薄まっただけで消え去った訳じゃないからさ。ああ、あの二人だが――」
ほら、と袂から小さな袋を取り出した。
「今はこの中だ。見てみるかい?」
「結構。君がそうなればよかったのに」
「期待に添えなくてすまないね」
「全くだよ……」
溜息をつく。彼と同じ部屋に長居するのは気が進まなかったけど、部屋の外に出すのも嫌な気がした。
部屋の外はリビングとキッチン。そしてなによりしきちゃんの部屋に繋がるドアがある。僕の夢の中だから、ただの空き部屋かもしれないけど。それでも、この部屋に居座られる方がまだマシな気がした。諦めるしかない。
「それで、ウィリアム君」
「そっちで呼ぶな」
「ああ、失礼。君の反応が面白そうだったからつい」
そう言いながら影は笑う。
「まあ、君の名前なんてどうでも良いのさ。最終的にこの身体が手に入れば不要になる」
「そんなに存在が薄くなってるのによく言うよね」
呪いが混じった血の大半は台所のペットボトルの中だ。処分はまだ考えていないけれど、あれを飲んだりしない限り、彼の力が強まることはないだろう、と踏んでいる。
「そうだね、すっかり自分の輪郭も保てなくなってしまった」
けれどね、と彼は言う。
「未練とはそう簡単に消えはしないし。何より此処は居心地が良い。もしかしたらまた、輪郭を取り戻せる日が来るかもしれないと希望を抱きたくなるのさ」
「亡霊が希望抱くなよ」
「まあまあ。希望を抱くのは自由。そうだろう?」
「……」
そうだけど、なんかこいつに言われると癪だった。
「それにしても、君はこれからどうするんだい?」
「どうする、って?」
「あちこちを覗いて感じたのだけれど」
「何してくれてんの?」
「まあまあ、君は日常を謳歌したいと思ってるんだろう?」
「……そうだけど」
温度の低い僕の答えに、彼は「だがね」と続ける。
「君が吸血鬼であり、座敷童が共に生活をしている。それからあの二人――フランケンシュタインの怪物とポルターガイスト。私もそうだね。類は友を呼ぶと言うけれど、人ならざるものがこれだけ集まったら、平穏無事な生活は難しくないかい?」
「今回一番の非日常騒動貢献者が言う?」
「おや。そんなに褒められるとは」
「褒めてない」
不機嫌に切り捨てると、彼はやはりくすくすと笑った。
彼のおかげで感情が不安定になって、しきちゃんに辛く当たって。学校を休んで、柿原に吸血鬼だと知られてた事が分かって。挙げ句、家に乗り込んできた少女に刺されて。
思い返せば、平穏とは程遠い数ヶ月だった。
「そう。それも全て、君が人外である事と、座敷童を迎え入れた事によって引き起こされた。これからも平穏である保障はないのでは?」
「それはどうかな」
ほう、と不思議そうな声が返ってきた。僕はそれに少しだけ笑って答えてやる。
「我が家には自慢の座敷童が居るからね。君じゃなくてしきちゃんが。だから――これからきっと良い方向に進む」
「それで刺されたようなものだろうに」
「いや、それは彼女の力じゃないよ」
「まったく……君は彼女をどれだけ信じてるんだい?」
「そりゃあ、丸ごと」
きっぱり答えてやると、少しの間を置いて楽しそうに喉で笑った。
「笑うなよ」
「いや失礼。そこまで断言されるとは思わなかったのさ」
「だって彼女のおかげだよ。確かに色々あったけど、彼女は呪いから解き放たれて。僕はかつての友人と再会して。受け継いでしまった呪いもなんとかなりそうだ」
そこで初めて振り返る。影はやっぱりそこに座っていた。
ひとしきり笑った影の視線が僕に向く。
「私はまだ諦めないよ。君の感情も変化しているのが分かる。弱みを見せたら」
「見せてやるもんか。挑戦だったらいくらでも受けて立つよ」
実体がないから血を吸い尽くしてやれないのは残念だが、吸っても良いことはないだろうな。とも思う。
影は「そうか」と静かに頷いた。
「君が彼女をそこまで信じるのなら、私から言う事はないよ。それに、君に何らかの影響を与える力も殆ど残ってない。だからもう暫く様子見をさせてもらうよ」
君の学習内容を得るのも一興だ、と彼は立ち上がり、本棚から一冊手に取る。ただの資料集だ。僕がこれまで学んできた本の一冊。それをぱらりとめくり、影は頷く。
輪郭は曖昧で、色はすっかり影色で、表情は見えないけれど。その声は楽しそうだった。
「別に知識くらいならいいけど……他は立ち入り禁止だからな」
「立ち入ったりなんてしないよ。ちょっと眺めるだけさ」
「それをやめろってば」
油断してたら他にも色々暴かれそうだ。僕の過去も名前も既に知られているとはいえ、これ以上踏み込まれては堪らない。しかもこいつは自身の情報にちっとも立ち入らせてくれないし。
なんだかイライラしてきたところで、ぱたん、と本を閉じる音がした。
「まあ。これからもよろしく頼むよ」
「一日も早く消えてくれると嬉しいんだけど?」
そう言うと、彼は笑いながら「難しいことを言うね」と言った。
そりゃそうだろうな。と僕も返す。
血に混じってしまった物は、時間をかけて僕と同化するか、こうして僕の中で生き続けるかのどちらかだろう。平和である内はいいけど、この輪郭がまたはっきりしてきたら。そんな日が来たら。また何か考えなくてはならないかもしれない。
そんな日が来るのはゴメンだが。
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