きまぐれ哲学チック

きーち

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どこから。

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どこから来たのだろう。

みんなどこから来たのだろう。

今頰を撫でたあの生意気な風はどこからきたのだろう。
去っていったと思えばまた頰を舐める。
その風があの風かどうかもわからない。
他の風なら
君はどこから来たのだろう。

今風に抱かれて連れ去られたあの惨めな落ち葉。
君はどこから来たのだろう。最後に手を離したのは頭上の木なのだろうか。それとも遠く離れた街から来たのだろうか。それなら
君はどこから来たのだろう。

今落ち葉を踏み歩いたあの猫はどこから来たのだろう。何故そんなに傷を負っているのだろう。何故そんなに汚れているのだろう。
生きるのに必死なんだろう。

今猫に興味を示し忍者のように近づいていくあの子供。
あの子はきっとお家から来た。

もっと言うならお母さんのお腹から来た。

それなら。
 
あの風は母なる海から生まれた。
あの落ち葉は父なる大地から生まれた。
あの猫は母猫から生まれた。

私は。
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