シャム猫

入学式４

寮に引越しし　無事に入学式での挨拶も終わり　一安心だ

家族との食事も済ませ　寮まで送って貰った

「今日はありがとう　来てくれて　嬉しかった　帰りは気をつけて帰ってね」

「いいのよ　当たり前の事なんだから　それよりも　風邪　引かないように　体に気をつけてね　食事も　好きな物ばかりじゃなく　バランスよく　ちゃんと野菜も食べるのよ」

「湖箔がいなくなると　寂しいな　夏休みには帰ってくるのだろ　迎えに来るか？」

「う～ん　帰れるかどうか分からないけど　来るならそのままどっか遊びに連れて行って」

「そうだな　ここからなら　温泉も近いし　２～３泊して　観光を楽しんでもいいかもな」

「じゃあ　早目に予約入れなくちゃ　混む前に♪　お父さんも会社に　有給休暇の申請出さなきゃいけないだろうから　湖箔の予定が判ったら　早く連絡頂戴ね　何処に泊まるかは　こっちで勝手に決めておくから　楽しみにしてて♪」

「俺も行くからね　絶対だよ！　あと何か足りない物があったら　連絡してね～　直ぐに送るからね～」

「大丈夫　こっちでも買えるだろうし」

「それだけじゃないんだよ～　湖箔ちゃんからの連絡が欲しいんだよ～　何かなきゃ連絡くれないだろ～」

「あっ　はい」

「湖箔ちゃん・・・冷たい」

「はい　はい　さ～　帰るわよ♪　紅極さっさと車に乗りなさい」

「うん　じゃあ帰るね　湖箔ちゃん（TAT）ｼｸｼｸ・・・・・チュ　も～らいっ」

うぉお～　油断した～

「とっ　父さん～」

「紅極っ　そういう事をするから　湖箔に冷たい対応されるんだぞ　ごめんな　力になれなくて・・・」

「・・・うん」

紅極兄は　父さんに引きづられるように連れて行かれ　車に無理やり押し込められ　帰って行った