シャム猫

大器晩成らしい

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面倒になったのか三回目で決まらなかった人達の用紙を箱の中に入れて 先生が適当に引いて どんどん残った委員の所に貼っていった

うわ~ 第二希望だけど 一応は自分の希望の係りになれて良かった~

あんなんで 委員長になったら 最悪だったよ

ハズレくじっぽく 最後に貼られていた

「じゃあ それぞれ一年間 頑張ってくれ 最後に入部届けだが 午後から第1体育館で 部活動紹介がある それと 配った資料を参考に放課後見学に行って 再来週の月曜日までに決め それぞれの部活動顧問に提出する事 期限は必ず守れよ 火曜日に何に入ったか確認するからな」

二週間で決められるかな?

「食堂の使い方は中等部と同じだ 湖箔 雪原には橘が使用方法を教えてやれ 以上だ ちょっと早いが 食堂に行ってさっさと食べろ 午後のベルが鳴る前に 全員 第一体育館に行き 右端から出席番号順に座って待ってる事 遅れるなよ」

「起立 礼」

「「「「「ありがとう ございました」」」」」

「はい じゃあ 解散 っと 湖箔 ちょっと来い」

「?はい」

何だろと思いながら 先生の許へ行くと 手を出してといわれた

差し出したら 手を取って はいっていって 手に何かを握らされた

??手を開いて 渡された物を見たら うさぎの判子だった

・・・使い道がないよね (ありがとう)なら使えそうだけど (おめでとう)じゃ

微妙に思いながらも 一応 ありがとうございます と言って受け取っておいた


「おまたせ 疾風 森羅 行こう」

「何の用 だった?」

「うさぎの判子もらった」

「使い道 難しいな 入学記念にでもとっておけば いいんじゃないか?」

「うん そうだね」

「そういえば 英語の準備係にしたんだな」

「よく 知ってるね」

「貼られた瞬間 ざわついてただろ」

「?」

「よりによって 何でそれって思って」

「簡単そうじゃない?拘束時間も短そうだし」

「他にも教科あっただろ?」

「大輝先生しか 知らないもん それに優しいじゃん」

「「(お前にだけだよ)」」
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