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出来上がった作品は、思った以上に重くなっていた。
「重い。調子に乗って、シーグラスとか貼りすぎた」
「クスッ、貸してごらん」
さっと、俺の手から袋を取り上げ、纏めて持ち、もう片方の手は、また恋人繋ぎ。
「いいよジョエル。自分で持つよ」
持たせるのは悪いから、自分で持とうとしたら、俺の手が届かないように持ち上げられてしまった。
飛び跳ねても、届かなかった・・・
「クスクス、大丈夫だから。俺が持つよ」
背ぇ高すぎ。
しょうがないから、諦めて、持ってもらった。
後で、お礼に飲み物でも奢ろう。
次の行き先のオルゴール博物館は、ここからそんなに離れていない。
あっという間についた。
受付で副部長が人数分の拝観料を支払った後、中へ入り、係りの人からパンフレットを受け取った。
「三時半に二階で、巨大オルゴールの演奏があるみたいだね。見に行くか?」
「そうだね。せっかく来たんだし、見ておきたい」
「端から見て、時間になったら上に行こう」
いろんな種類のオルゴールがあって、見ていて思っていたより、面白い。
「すみません。ちょっといいですか?」
ちょっと不良っぽい男の人が、俺に話しかけてきた。
隣に、お洒落な感じのお姉さんを連れている。
「何か用か?」
紫艶が、俺とその人との間に入って、聞いてくれた。
「いやっ、君に用はないよ。後ろの子に聞きたい事があるんだけど」
「俺の彼女なんだけど、何の用?」
ジョエルも前に出て、俺を庇ってくれた。
「名前を教えて欲しい」
・・・えっ、何で名前を聞くの?
隣に彼女連れてナンパは、ありえないよね?
「重い。調子に乗って、シーグラスとか貼りすぎた」
「クスッ、貸してごらん」
さっと、俺の手から袋を取り上げ、纏めて持ち、もう片方の手は、また恋人繋ぎ。
「いいよジョエル。自分で持つよ」
持たせるのは悪いから、自分で持とうとしたら、俺の手が届かないように持ち上げられてしまった。
飛び跳ねても、届かなかった・・・
「クスクス、大丈夫だから。俺が持つよ」
背ぇ高すぎ。
しょうがないから、諦めて、持ってもらった。
後で、お礼に飲み物でも奢ろう。
次の行き先のオルゴール博物館は、ここからそんなに離れていない。
あっという間についた。
受付で副部長が人数分の拝観料を支払った後、中へ入り、係りの人からパンフレットを受け取った。
「三時半に二階で、巨大オルゴールの演奏があるみたいだね。見に行くか?」
「そうだね。せっかく来たんだし、見ておきたい」
「端から見て、時間になったら上に行こう」
いろんな種類のオルゴールがあって、見ていて思っていたより、面白い。
「すみません。ちょっといいですか?」
ちょっと不良っぽい男の人が、俺に話しかけてきた。
隣に、お洒落な感じのお姉さんを連れている。
「何か用か?」
紫艶が、俺とその人との間に入って、聞いてくれた。
「いやっ、君に用はないよ。後ろの子に聞きたい事があるんだけど」
「俺の彼女なんだけど、何の用?」
ジョエルも前に出て、俺を庇ってくれた。
「名前を教えて欲しい」
・・・えっ、何で名前を聞くの?
隣に彼女連れてナンパは、ありえないよね?
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