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見つけたか?
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皇紀さんが捜している子に似ている。
俺がせっせと通って口説いた、ショップ店員の由実ちゃんと、やっとの事で取り付けたデート。
海を見た後、オルゴール集めが趣味だといった彼女の為、オルゴール博物館へと連れてきた。
目をキラキラさせて喜ぶ彼女。
俺ってば、グッジョブ。
「帰りに、お土産に、オルゴール見て行っていい?」
「もちろん、お揃いで買おう」
「うん」
そう話していた俺達の前を、大勢の男達が通っていく。
こんな所に、こんなに、客が来るとは思わなかった。
しかも、男ばかり・・・
いやっ、女性が一人交ざってるな。
それも、すっげぇ美少女。
でも、残念な事に、彼氏付き。
これがまた、モデルでもしてそうなイケメン外国人。
恋人繋ぎして、仲良く歩いている。
かなり、目を惹くカップルだ。
んっ?・・・あれっ?・・あの娘、どっかで見たことがある・・ような?
どこでだ?・・・・・・あっ!!
スマホを取り出して、送られてきていた写真を開いた。
そして、その娘と写真とを、何度も見比べる。
「どうしたの?」
「(この写真の子とあの娘、髪とか眼の色が違うけど、似てない?)」
俺は、由実ちゃんを手招きして、耳に手をかざして、他の人に聞かれないように、小声で聞いた。
「(え~どの娘?。うっわっ、超美少女・・・うんうん、似てる似てる。でも何?アイドルか何か?)」
「(いや違う、友達の行方不明の恋人。でも、この写真の子、男の子なんだよね)」
「(えっ、嘘だ~。女の子にしか見えないし、騙そうとしてるでしょ~?)」
「(いやいや、ほんとだって!!)」
う~ん、すっげ~似てるけど性別違うよな?
でも、この写真の子が男の子だというのなら、あの娘も男の可能性が無きにしも非ず。
どうすっかな~
・・・よしっ、聞いてみるか!!
俺がせっせと通って口説いた、ショップ店員の由実ちゃんと、やっとの事で取り付けたデート。
海を見た後、オルゴール集めが趣味だといった彼女の為、オルゴール博物館へと連れてきた。
目をキラキラさせて喜ぶ彼女。
俺ってば、グッジョブ。
「帰りに、お土産に、オルゴール見て行っていい?」
「もちろん、お揃いで買おう」
「うん」
そう話していた俺達の前を、大勢の男達が通っていく。
こんな所に、こんなに、客が来るとは思わなかった。
しかも、男ばかり・・・
いやっ、女性が一人交ざってるな。
それも、すっげぇ美少女。
でも、残念な事に、彼氏付き。
これがまた、モデルでもしてそうなイケメン外国人。
恋人繋ぎして、仲良く歩いている。
かなり、目を惹くカップルだ。
んっ?・・・あれっ?・・あの娘、どっかで見たことがある・・ような?
どこでだ?・・・・・・あっ!!
スマホを取り出して、送られてきていた写真を開いた。
そして、その娘と写真とを、何度も見比べる。
「どうしたの?」
「(この写真の子とあの娘、髪とか眼の色が違うけど、似てない?)」
俺は、由実ちゃんを手招きして、耳に手をかざして、他の人に聞かれないように、小声で聞いた。
「(え~どの娘?。うっわっ、超美少女・・・うんうん、似てる似てる。でも何?アイドルか何か?)」
「(いや違う、友達の行方不明の恋人。でも、この写真の子、男の子なんだよね)」
「(えっ、嘘だ~。女の子にしか見えないし、騙そうとしてるでしょ~?)」
「(いやいや、ほんとだって!!)」
う~ん、すっげ~似てるけど性別違うよな?
でも、この写真の子が男の子だというのなら、あの娘も男の可能性が無きにしも非ず。
どうすっかな~
・・・よしっ、聞いてみるか!!
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