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「白雪、夜11時か早朝5時しか空いてないみたいなんだけど、どっちがいい?」
「えっ?俺が決めていいの?」
「ああ、いいよ」
「う~ん、じゃあ11時で」
「すみません。11時の予約で・・・・・・解かりました。行く前に、フロントで鍵の受け取りですね。はい、では、それで、お願いします」
予約が取れたみたい。
「11時になるちょっと前に、部屋を出よう。フロントで風呂場の鍵を受け取ってから、行くから」
「うん、分かった。ありがとうね。空きがあって良かった」
せっかく温泉があるのに、狭い部屋風呂だけしか入れないと思っていたから、嬉しい。
「どう致しまして」
「(湖箔、ちょっと・・・)」
「(?何?紫艶)」
「(お前、いいのか?)」
「(?何が?それより、紫艶も行く?)」
「(もちろん。ジョエルに気を付けろって、美和にも言われてるだろ?(二人っきりにさせられる訳がない。でも、大丈夫か?俺。あらぬ所が反応したりしないか?・・・余分にタオルを持っていくしかないか))」
「(フフッ、ないでしょ。あんなに、女の人に、もててるんだよ?大丈夫だよ)」
「ハァ~((湖箔は全然分かってない。隙あらばって、みえみえの態度なのに))」
「露天風呂、楽しみだね。大浴場の方の露天風呂はどうだった?入ってきたんでしょ?」
「でかかったけど、入れなかった。先客がいてさ。日本猿の親子なんだけど、入ってて危ないから」
「本当?!見に行きたい!!」
「嘘」
「嘘かよ!!」
騙される所だった。
「ハハッ」
笑うな!
悔しくて、紫艶の胸を、軽くぽかぽかと叩いた。
「えっ?俺が決めていいの?」
「ああ、いいよ」
「う~ん、じゃあ11時で」
「すみません。11時の予約で・・・・・・解かりました。行く前に、フロントで鍵の受け取りですね。はい、では、それで、お願いします」
予約が取れたみたい。
「11時になるちょっと前に、部屋を出よう。フロントで風呂場の鍵を受け取ってから、行くから」
「うん、分かった。ありがとうね。空きがあって良かった」
せっかく温泉があるのに、狭い部屋風呂だけしか入れないと思っていたから、嬉しい。
「どう致しまして」
「(湖箔、ちょっと・・・)」
「(?何?紫艶)」
「(お前、いいのか?)」
「(?何が?それより、紫艶も行く?)」
「(もちろん。ジョエルに気を付けろって、美和にも言われてるだろ?(二人っきりにさせられる訳がない。でも、大丈夫か?俺。あらぬ所が反応したりしないか?・・・余分にタオルを持っていくしかないか))」
「(フフッ、ないでしょ。あんなに、女の人に、もててるんだよ?大丈夫だよ)」
「ハァ~((湖箔は全然分かってない。隙あらばって、みえみえの態度なのに))」
「露天風呂、楽しみだね。大浴場の方の露天風呂はどうだった?入ってきたんでしょ?」
「でかかったけど、入れなかった。先客がいてさ。日本猿の親子なんだけど、入ってて危ないから」
「本当?!見に行きたい!!」
「嘘」
「嘘かよ!!」
騙される所だった。
「ハハッ」
笑うな!
悔しくて、紫艶の胸を、軽くぽかぽかと叩いた。
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