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ジョエルの場合24
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再び、湖箔のを扱きつつ、もう片方の手の人差し指にオリーブオイルを塗すと、後ろの方へと手を伸ばし、優しく襞に触れ、丁寧に皺を伸ばす様に動かしながら、それを塗り込んでいった。
・・・
やわらかい。
ツプッ。
なんなく1本入っていく。
湖箔の顔に苦しそうな様子は見受けられない
緩やかに中を探りながら、円を描くように拡げていった。
「あっ・はっんっ・・ああ・・・んぅ・・っ・・・」
「中、擦られるの、気持ちいい?」
「んっ・・あっ・あんっ・・」
こんな扇情的な姿を、他の奴も見たことがあるのかと考えると、胸に、ぐるぐると渦巻く嫉妬を、強く感じる。
・・・だが、そいつの存在があったからこそ、俺と湖箔が出会えたともいえ、大変、複雑な気持ちにさせられた。
扱いている手を止め、小皿からオリーブオイルを掬い、入れている手の中指と肛門へと垂らしていった。
ヌチッ、ヌチュ、グチュグチュ・・
そろそろいいか?
人差し指を少し引き抜き、穴の縁に指をかけ、ずらして開いた隙間に中指を差し込み、人差し指と共に、少しずつ奥へと、捻じ込んでいった。
ヌチャヌチャ
ほんの少し、悩ましげに眉を寄せたが、再び竿を扱き始めれば、気持ちいいのか、腰を揺らし始めた。
抵抗感が薄い。
やはり、慣らすのに、触れられていたのだろう。
グチュグチュ・グチュグチュ・・
湖箔の中をかき混ぜる、湿った水音と、湖箔の喘ぐ声だけが、部屋に響いている。
身体の中を探った時、他の場所とは、明らかに違う反応を示した所を、少し強めに擦りながら押してみた。
「あっ・あっ・んっあっ・・・んんっ、やぁあああ・んくっあっ、はぁあん・っっつんっ」
ビュクッツ・ビュクッツ
顎を反らし、腰を突き上げ、嬌声と共に白濁を噴き出した。
俺は、手の動きを止めることなく、嬌声をあげるその口を貪る様に塞いだ。
ヤバイッ!
イった時の表情に、声に、力の入って丸まった足の指先や、シーツを握りこむ手の動きにすら、欲情した。
・・・
やわらかい。
ツプッ。
なんなく1本入っていく。
湖箔の顔に苦しそうな様子は見受けられない
緩やかに中を探りながら、円を描くように拡げていった。
「あっ・はっんっ・・ああ・・・んぅ・・っ・・・」
「中、擦られるの、気持ちいい?」
「んっ・・あっ・あんっ・・」
こんな扇情的な姿を、他の奴も見たことがあるのかと考えると、胸に、ぐるぐると渦巻く嫉妬を、強く感じる。
・・・だが、そいつの存在があったからこそ、俺と湖箔が出会えたともいえ、大変、複雑な気持ちにさせられた。
扱いている手を止め、小皿からオリーブオイルを掬い、入れている手の中指と肛門へと垂らしていった。
ヌチッ、ヌチュ、グチュグチュ・・
そろそろいいか?
人差し指を少し引き抜き、穴の縁に指をかけ、ずらして開いた隙間に中指を差し込み、人差し指と共に、少しずつ奥へと、捻じ込んでいった。
ヌチャヌチャ
ほんの少し、悩ましげに眉を寄せたが、再び竿を扱き始めれば、気持ちいいのか、腰を揺らし始めた。
抵抗感が薄い。
やはり、慣らすのに、触れられていたのだろう。
グチュグチュ・グチュグチュ・・
湖箔の中をかき混ぜる、湿った水音と、湖箔の喘ぐ声だけが、部屋に響いている。
身体の中を探った時、他の場所とは、明らかに違う反応を示した所を、少し強めに擦りながら押してみた。
「あっ・あっ・んっあっ・・・んんっ、やぁあああ・んくっあっ、はぁあん・っっつんっ」
ビュクッツ・ビュクッツ
顎を反らし、腰を突き上げ、嬌声と共に白濁を噴き出した。
俺は、手の動きを止めることなく、嬌声をあげるその口を貪る様に塞いだ。
ヤバイッ!
イった時の表情に、声に、力の入って丸まった足の指先や、シーツを握りこむ手の動きにすら、欲情した。
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