泉の聖

大器晩成らしい

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「問題ありません」

衣食住に関して問いかけてみたら あっさりとかえされた

「魚は 僭越ながら私が獲りましょう 肉は老衰で死にそうなもので申し訳ないのですが 貴方様に食べて貰いたいと 志願して来るのを 猿が処理してくれるので それぞれ 火を熾して 焼いて 食べて戴きます 調味料等は 人族から献上して貰った物を使ってください」

味付けは自分なんですね

「申し訳ないですが 私達は自然なままの生食なので 味の良し悪しが判らないのです あっ 野菜や果物も 欲しければ 新鮮な物を ちゃんと猿が持って来てくれるので安心して下さい」

微妙だ 大変 微妙だ

猿の役割 結構重要 私が認識している猿と同じなのか?

動物をどうやって捌いているのだろう

刃物を持っているのか?

それに 聞き流しそうになったけど 人族から献上って何?

ここに来るのか?

「そこ 気になっちゃいます?」

ええ とても

「この森は聖域になっています 正確には泉とその周辺の結界の中なのですが 人族は周りの森も含めて 神聖な場所として 立ち入りを制限しているようで 森の側に神殿を建て 供物を用意してくれているのです でっ 私は聖獣として崇められておりまして それを持ってき放題なのです 今朝も神殿まで行ってきて このように 持って帰ってきているのです」

狼が向いた先を 私も横にちょっと移動して見てみると 確かに風呂敷のような物が置いてあり 中から果物が 転がり出ていた

「門から現れる方に食して貰う為です 昨日までは 残念ながら現れなかったので 結界に入って来れたもの達で 分けてしまっていたのです 種類は果実と菓子類がメインで 年1位で 酒 砂糖や塩 穀物等 が納められています 何故か肉類は滅多にないですね」

そうして 向いた先 木の洞の中に樽が置いてあるのが見えた

酒樽か もしくは調味料が入っているのかな

ハンバーグ カレーライス カツ丼

ちゃんと料理されたものが欲しい

穀物があっても 炊飯器とか鍋とかないんだけど?

まぁ あっても 炊いた事なんて調理実習でしかないんだけどね

親に おんぶに抱っこなもので・・・

いずれにせよ 食生活は非常にまずいものになりそうだ
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