何で僕を?

大器晩成らしい

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「そうそう、貴方が召喚時に持っていた荷物は、無限収納にいれてあります。取り出し方は刀と同じですよ」

「えっ、ああ良かった。鞄にスマホが入ってたんだよね。葵ちゃんの写真もそれに入ってるから、なくなってなくて良かった」

「プレゼントや荷物は必ず複製して下さい。衣服・防具・魔石機器類・お金以外のプレゼントは地球神からですが、リューラインでは、手に入らない物が多いので、無くならない様に気を付けて下さいね」

「スマホの充電・・・残量80%か。とりあえず5個複製。でっ、収納。これで、当分は平気かな?ねぇ、無限収納って時間停止であってます?」

「はい、合ってます。時間停止ももちろん付いていますが、倒した獲物を自動回収・自動解体・不要部分の自動消却、収納した物を自動洗浄または、自動滅菌する便利機能付ですよ」

「そうなんだ・・・任意で消却したいって思ったものも消却できますか?」

「出来ますよ?でも何故ですか?」

「電池がきれたら、処分しようかと思って、処分したら、また一個複製すればいいかなと思って・・・」

「電池がきれたら、復元したらどうですか?満タンにはなりませんが、今入っている所までは戻りますよ」

「じゃあ、そうしてみます」

良かった。

使えなくなったからって、処分するのは、少し抵抗があったんだよね。

使えなくても、中に、葵ちゃんの写真が入っているのだから・・・


「他、訊きたい事とかありますか?」

「とりあえずは、思い浮かばないので無いです。後は、知りたい事ができたら、風花に訊きます」

「そうですね。私の方も、言うべき事は全部、話した様に思います。(・・・たぶん)ボソッ。ですので、申し訳ないのですが、そろそろ、召喚の場に戻しますね。貴方の事は、後はもう、見守る事しか出来ないのですが、葵さんが召喚されて来られた時は、そちらの世界に渡っても充分生活ができるよう、貴方と同じ様に、準備させて頂きます。ですので、安心して下さいね」

「ありがとうございます。必ず、召喚させてみせます。遅くなりましたが、ステータスとか、プレゼントとか、配慮して頂き、ありがとうございました。」

「どう致しまして、地球神にも伝えておきます。大きな声では言えませんが、葵さんの件、健闘をお祈りします。では、お気を付けて。行ってらっしゃい」

「・・・行って来ます」

リューライン神が手を振ると、地面の感触が消え、また、一気に地面へと引き摺り込まれた。


「クッ!!」

急にやられると、心構えがないから、驚くけど、されるのがわかっていれば、胃が持ち上げられる感覚も、耐えられなくはないな。

でもこれ、葵ちゃん、大丈夫かな?

絶叫系、苦手だったよな?
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