何で僕を?

大器晩成らしい

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月夜は、何で平気なんだ?

「よく、起きられたね」

「寝てないからね。はい、あ~ん」

あ~ん。

もぐもぐ。

なる程・・・

要するに、ずっと起きてたと・・・

「クリーンはかけておいたから。お風呂に入らなくても大丈夫だからね」

ゴクンッ。

「ありがと」

気付いたら、月夜の膝の上で、ご飯を食べさせられていた。

あ~ん。

もぐもぐ、ゴクンッ。

夢現のうちに、月夜に洋服を着せられ、テーブルに運ばれ、給餌されていたようだ。

「何で寝なかったの?」

魔法を使ったのなら、後片付けに時間を使わないで済んだよね?

「まぁ、寝たら起きられそうにないってのもあったけど、葵ちゃんを抱き締めながら、幸せに浸っていたら、いつの間にか食事の時間になってたってだけだよ」

えっ、2時間近く?

それは・・・寝なよ。

「心配しなくても、馬車に乗ったら、葵ちゃんと一緒に寝るから、大丈夫だよ。後、魔物や盗賊とか現れても、(警報が鳴る様、マッピングに設定してあるから、そっちも、心配しないで。それに、)馬達だけでも、そこそこ強いからね。スピードを落とさずに突っ込んで行って、額の角で一突きでもすれば、中程度までなら余裕でやっつけられる。まぁ、来ないとは思うけど、万が一の場合の為に、寝る前に、ラピスや馬達に攻撃力と防御力をUPさせる魔法をかけておくから。更に上のレベルが来ても、大丈夫だろ」

「うん、分かった。あっ、そうだ。後でちょっと相談があるんだけど、いい?」

「えっ、相談?何だろう?今でも、別にいいけど?」

「う~ん。長くなるかもしれないから、宿に着いてからでいいかな」

「?そう?分かった」


エッチ時間、見直し要求だから。

体調の事を考えて、最低5時間は、眠りたいって。

月夜は反対するだろうからね。

ご飯を食べ終わったら、王都に向けて出発しないといけないし、今、議論を交わすような、そんな時間ないもんね。


「ごちそうさまでした。それでは、お先に失礼して、お会計と、馬車の準備を済ませておきますね」

「はい、お願いします」

早っ、僕も急いで食べないと。

「はい、葵ちゃん。あ~ん」

あ~ん。

パクリ、もしゃもしゃ、ゴクン。

あ~ん。









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