何で僕を?

大器晩成らしい

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「んっつ・・んはっ、そこっ、もうちょっと強く・・・ん、気持ちいい・」

月夜に、身体中の強張った筋肉を解すように、マッサージして貰ってる。なう。

そこら中痛いからね。

僕の身体をこんなにした、責任を取って貰わないと。

王都に向かう馬車の中、時間もあるし。

月夜の足の間に座らされ、前に倒れないよう、片腕をお腹に回し支えながら、もう片方の手で、もみもみとんとんと、頑張って貰ってる。


怪我じゃないから、回復魔法は使わないよ?

筋肉痛&股関節を広げすぎた為の痛みだからね。

腕立て伏せとか、腹筋背筋とかして、もうちょっと、鍛えようかな。

後、身体が硬いみたいだから、ストレッチとかして、もう少し身体を柔らかくしておいた方がいいかも。


「うん、だいぶ痛みも引いてきたし、もういいよ」

かれこれ1時間以上揉んで貰ってるし、これ以上やって、揉み返しがきても嫌だからね。


「今、どのくらい進んだのかな?」

「う~ん、三分の一くらいかな?多分、そのくらいだと思う」

「じゃあ、昼前には着く?」

「そうだね。食事は、教会で用事を済ませてから、摂る感じかな。何食べたい?」

「ん~、何がいいかなぁ~・・・あっ、久しぶりに、蜂蜜がいっぱいかかったパンケーキが食べたいかな」

「パンケーキの店ね。ラピスに訊いて、美味しい店に、連れて行って貰おう」

「うん。ラピスさんなら、王都のそういう情報とか、詳しそうだもんね」

「王都だけじゃなく、各地のいろんな情報が入ってくるんじゃないか?大臣や文官、騎士達とかから、〝スクリューネ漁港の《大漁旗》の<大将の気紛れ海鮮丼>が、美味しい〟みたいな感じにね」

「うん、あそこのは、本当に美味しかった」

また、絶対に連れて行って貰うもんね。








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