何で僕を?

大器晩成らしい

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「さて、食事も済んだ事だし、そろそろ職人ギルドに行こうか」

「職人ギルド?」

「工務店とかそういうのは無いから。職人ギルドに、家を建てたいって、依頼を出すと、それに必要な人材、鳶職人とか、大工さんとか、左官屋さんとか、基礎工事をしてくれる人とか教えてくれて、建てる家の場所や規模とかから、そこで働ける人を必要な人数、手配してくれるんだよ」

「建築に関する面倒事を、全部、請け負って下さるので、便利ですよ。支払いも、ギルドが計算し、一括で徴収、各人に分配してくださるので、個別に払わないで済みます。それに、出来上がった建物の保証もして下さいます」

「冒険者ギルドと同じ様に、職人ギルドにもランクがあるんだよ。ギルドから、現場監督的な人も、ちゃんと派遣されて、見てくれる。で、きちんと仕事をしていない人には、ペナルティもある。だから、ある意味、安心して依頼ができる」

という事は、欠陥住宅はありえないって事かな?

それはいいかも。

「月夜はよく知っていたね」

「別荘を建てる土地を探していた時に、調べたからね。葵ちゃんが来たら、葵ちゃんの意見を取り入れて、直ぐにでも建てられるようにと思って」

「そっか、ありがと」

あれっ?

でもそうなると、今日中に間取りとかデザインとか、相談できなくない?

「今日は依頼だけ?」

「いいえ、職人ギルドの職員と、打ち合わせですね。話が纏まりましたら、人件費と建築資材代を概算で請求して貰い、その内の8割を支払って、手続き完了となります。後は出来上がるのを待ち、実際に使用した資材代を計算しなおし、残金分を支払って、建物の引渡しとなります」

じゃあ、しっかり、打ち合わせしておかないと。

出来上がってから、ちょ~っと、思っていたのと違うってなったら嫌だもんね。









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