何で僕を?

大器晩成らしい

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「葵ちゃん、お昼はどうする?」

「ん~、屋台で適当にすます?あっ、でも、馬車とか止める場所、あるかな?」

「ある事はある、でも、少し歩くかな。それでもいい?」

「いいよ」

前回、屋台を利用した時は、ラピスさんに馬車で待ってて貰って、僕達で適当な物を買い込んで、セカンドハウスに持って帰って食べたんだよね。

今回は、セカンドハウスに戻らないから。

皆で好きなのを買って、確か、噴水の傍に、ベンチとか並んでたと思うから、そこに腰掛けて、食べようかと思って。

「ラピス、聴いてた?」

「はい」

「じゃあ、宜しく」

「畏まりました」


少しして、駐馬車場?に着いたみたい。

「少々お待ち下さい」

ラピスさんが御者席を降りていき、しばらくしてから戻ってきて、扉を開けてくれた。

「何かあったの?」

「いえ、ここの使用料を払ってきただけですので、何の問題もありませんよ?」

お金取るんだ。

私有地なのかな?

「いくら位かかるの?どのくらい置いておける?」

「鉄貨5枚で、1日置いておけますよ」

「約500円か。高いんだか、安いんだか、分からないね。でも、お金を取るくらいだから、その分、悪戯とかされないように、ちゃんと見ててくれるのかな?」

「見ててくれるだろうけど、一応結界は張って行くよ。その方が、より安心できるでしょ?」

「うん、そうだね」

<結界>

「よし、これでいいかな。じゃあ、行こうか」

「うん」

月夜と恋人繋ぎをしながら、屋台がたくさん立ち並んでいる場所まで、周りのお店をちょこちょこ覘きながら、ゆっくりと歩いて行った。


も~、月夜、過保護すぎ。

心配そうに、〝少し歩くけどいい?〟なんて訊くから、遠いのかと思ったのに、せいぜい、200mから300mくらいしかなかった。

そのくらい、平気で歩けるし。

歩けない時って、100%、前日に、月夜が盛った所為だからね。







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