何で僕を?

大器晩成らしい

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「では、次に、からなしの森の竜種討伐についての報告をして頂くのと、もし宜しければ、素材等の買取をさせて頂きたいのですが、宜しいでしょうか?」

「買取額は、ギルドに売った時と一緒?」

「いいえ、いつも通り、ギルドの買取価格と市場販売価格の中間の金額でどうでしょう?」

「それなら」

月夜が頷いて、財務長官と握手。

商談が纏まったようだ。

「冒険者ギルドに、今回は月夜殿と、葵殿の名前で指名依頼を出しておきました。受注の処理までして貰ってますので、明日にでも、達成の報告をしに行って貰ってもいいですか?」

「えっ、僕も?」

「もちろん。葵ちゃんと二人で倒したんだから、ちゃんと、ポイントをつけて貰わないとね」

「うん」

ギルドポイントまで付くとは思わなかった。

月々の手当として、騎士団長の5倍の給料を貰っているのに、こうやって、魔物を売却した代金に指名依頼料金、達成ポイントまで付くなんて、貰い過ぎじゃない?

「葵ちゃん、これは、俺達が命がけで戦った事に対する、正当な報酬だから。安売りをする必要は無いからね」

まぁ、確かに、あのアースドラゴン、予想以上に大きかったし、結界を1枚、体当たりで壊してきた時には、ちょっとびびったもんね。

流石、AAAランク。

よく2人で倒せたと思う。


夜中にラージフォレストファングの群れが襲ってきた話から、レッドキラーベア、ギガンテウスオオジカを倒した話、そして、アースドラゴン討伐の話をしていった。

あっ、そう言えば、ステータスのチェック、するのを忘れてた。

部屋に戻ったら、しておかないと。


「では、これから、一緒に移動して貰って、解体が済んでいない物は、城の解体場へ。解体が済んでいる物は、その隣の倉庫に、出して貰ってもいいですか?その場で査定をしますので、少々お時間はかかるかと思いますが、今日のご予定は?」

「今日は、特に予定は入れてないから、問題ない」

「良かったです。では、早速ですが、移動をお願いします」

財務長官さんの後に続き、城の裏手にある、解体場へ。

うっぷ、血生臭い。

建物に近付くごとに、臭いが濃く・・・

裏手に建てられる訳だよ。

「クリーンかけて、いいですか?」

思わず、訊くのと同時に、クリーンをかけちゃった。

だって、吐きそうなんだもん。

仕方ないよね。





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