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おまけ話

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SIDE 王子 神官長 魔王 龍王

王子 「二度に渡って 召喚の儀式を しなければならなかった理由が わかったな」

神官長「あんなにもの 膨大な量の力を 必要とするなんて 何の術を使用したのでしょうね」

魔王 「魔法の無い世界にいて 咄嗟によく出来たものだ 面白いな 百合愛は」

龍王 「ああ 随分と盛大な 悪足掻きだった様だな」

「「「「可愛そうだが(ですが) 召喚できて 本当に良かった(です)」」」」

なんだかんだ 仲が良いのか 意見が一致するのであった



魔王 「所で サイズを測った時 手伝ったというのは本当か?アイゼン王子」

王子 「・・・・・・・・」

龍王 「何だと!!俺達には 目覚めたら呼びに行かせるので それまで部屋で お休み下さいと 下がらせておいて 一人で おいしい思いをしていたのか?」

神官長「そういえば お部屋から出て来られた時 随分とにこやかでしたが なる程 なる程・・・」

かわるがわる 文句を受け続ける事になったのは 仕方の無いことだろう



魔王 「それにしても見事な付与だったな」

神官長「付与にかかる時間も 断然 短いですよね 私達もして貰えて 良かったですよ」

王子 「人を見る眼も素晴らしい ×と判断した理由も 納得できるものだった 優秀だが 性格に難が在る者を 確実に ×としていたよ」

龍王 「百合愛のインスピレーション 侮り難しだな」

魔王 「百合愛には 嘘やごまかしは 通用しないだろう 気を付けないとな」

   「「「・・・そうだな(ですね)」」」

なにか やましい事でもあるのだろうか
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