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第九部「母娘調教」
第五十章1 レズビアン・ショー(挿絵付き)
しおりを挟む20●1年 9月29日
一週間後。
竹内のマンションで。
※※※※※※※※※※※※
「むぅ・・ふぅ・・・」
長い睫毛が揺れている。
コックをすべる唇は塞がれたままクッキリとした眉から伸びた鼻から息が漏れる。
「んふぅっ・・・」
ペニスに絡ませた白い指の間から覗かせている黒い陰毛も、その度に揺れる。
「んっ・・んっ・・んふっ・・んっ・・・」
大またに開いた男の股間から歪な輪郭を保ちながら唇を往復させる香奈子の姿が見える。
興奮に染まった上半身はほんのり赤く染まり、豊満なバストは先端を尖らせ淫靡なシルエットを作っている。
「おっ・・おほぉ・・・」
呻き声が聞こえると、愛撫を続けながら上目遣いで男を捜した。
「い、いいぞ・・香奈子・・・」
その角ばった顔を見つけた時、香奈子の胸に熱いものがジワリと広がった。
「嬉しいっ・・ご主人様ぁ・・・」
いじらしい声で答えながらペニス越しに微笑んでいる。
「あぁ・・あはぁっ・・・」
ため息を漏らす唇は咥えていた時の歪さが嘘のように形よく整っていた。
その清らかな表情が余りにもアンバランスで、竹内の興奮を更に煽る。
半月形の瞳は潤んだ光を散乱させ、ウットリとした視線を投げつけてくる。
まさに陶酔し切った表情は完全に男のものになった事をしめしていた。
「咥えろ・・・」
自信に満ちた声が命じる。
「は・・い・・・」
跪いた香奈子は素直な声で返事をすると、差し出されたコックをためらいも無く握りなおした。
見上げるペニスは太く逞しく、脈打つ血管が幾重にも絡みつき、彫りの深い影をつくる亀頭から透明な液体が滴るように漏れている。
「あ・・はぁ・・・」
まず、なぞるように舌を這わせた。
「あ・・ふぅ・・・ん・・ふぅ・・・」
丁寧に舐めあげていく。
「おっ・・ぉ・・・」
反応する声が微かに聞こえた。
「あ・・むぅ・・・」
それが合図かのように大きく口を開くと一気に飲み込んでいった。
「ん・・・ふぅ・・ぐぅ・・・」
生臭い味が口一杯に広がる。
香奈子は嬉しそうに胸いっぱい、吸い込む。
(あぁ・・この匂い・・・)
久しぶりに味わう男臭さは身も心も痺れさせてくれる。
何故だろう。
強烈に惹かれてしまう。
無理やり犯された男なのに。
竹内を愛してしまったのだろうか。
いや、そうではない。
そうである筈がない。
この男は愛するには値しない。
自分を犯しただけでなくSMまがいの調教を繰り返し、しかもあろうことか衆目の前で淫靡なショウを強要したのだ。
矢島家の後継者として長い間培われたプライドはズタズタに引き裂かれてしまった。
夫を裏切り、愛する娘である圭子にも到底顔向けが出来ない。
憎んでも憎みきれない男。
竹内を殺し、この地獄から逃れようと何度思った事だろうか。
(あぁ・・で、でも・・・)
意識に逆らい、身体が反応してしまう。
「んふっ・・んふっ・・んっ・・んふっ・・・」
リズミカルに唇を滑らせていく。
仁王立ちする男のコックを夢中になって味わっている。
(美味しいっ・・・あぁ、凄く美味しいっ)
不条理とも思える淫靡なプレイを繰り返す内に香奈子の理性は破壊され、獣じみた欲望が巧妙に植えつけられてしまったのだ。
屈辱的な愛撫を強要され、いたぶられる程に興奮が増す。
「んふっ・・ぐふっ・・んっ・・んんっー」
献身的な愛撫が熱気を帯びていく。
「おっ・・おおぉっ・・・」
勢いに圧倒され、男はソファーに崩れるように座り込んだ。
「あぅん・・う、うんっ・・・」
ピチャピチャと曇った音を立てながら唇が亀頭をなぞっていく。
「おっ・・あっ・・くぅっ・・・」
敏感な場所を執拗に責められ、竹内は食いしばる歯の間から声を漏らしている。
「んふぅっ・・・んっ・・んふっ・・・」
足を踏ん張るようにして徐々に身体をせり上げる香奈子は、両手の指をペニスに絡ませ愛撫を続けていく。
竹内の大きな手が頭に添えられたまま上下に動いている。
「んぐぅっー・・・」
喉の奥深く飲み込む度に快感が電流の如くせりあがってくる。
「あ、あおぉー・・・」
思わず顔を仰け反らせた
これが貞淑な妻だった香奈子の姿であろうか。
17年ぶりに再会した時から嫌悪感に満ちた視線を投げていた同じ女とは到底思えない。
(クククッ・・・)
笑い出したい気分だった。
男の策略のまま淫靡に染まっていく。
「あはぁ・・ああぁ・・・」
唇からコックを放すと、すかさず長い舌で亀頭を舐めあげてくる。
「あぁ、美味しい・・あはぁ・・・」
ため息まじりで呟く表情には満足感が漂っていた。
二週間ぶりのペニスの味である。
あの日矢島家を訪問して以来、竹内は香奈子を抱こうとはしなかった。
飽きられた。
不安が頭をよぎる時もあった。
だが竹内とはその間、会う事は会っていた。
何度か呼び出されるのだが直接は抱こうとしない。
常に見つめているだけだった。
香奈子の脳裏に男の眼差しと、淫靡なシーンが蘇るのであった。
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