母娘淫乱調教―レモンティーな朝焼け―

山田さとし

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第九部「母娘調教」

第五十一章2 反応

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※※※※※※※※※※※※

しかし、幸福も長くは続かなかった。
ドアが開かれ、黒尽くめの女が現れたからだった。

「あぁ・・・」
香奈子の表情が切なく歪む。

折角、久しぶりに御主人様とのセックスを堪能していたところなのに。
女は無言で立っていた。
例によって、顔を隠す大きなアイマスクから冷ややかな瞳を覗かせている。

「フフフ・・選手交代だな・・・」
竹内はタバコに火をつけると、上手そうに煙を吐きながらソファーに腰を沈めた。

強靭な精力の持ち主である男のコックはエレクトしたまま、香奈子の愛液で濡れた亀頭を光らせている。
恨めしげに見つめる香奈子の視線を感じたのか、言い訳するように呟いた。

「大丈夫さ、後でたっぷり可愛がってやるから」

(そ、そん・・な・・・)

戸惑う香奈子は自分の気持ちは違うと言いたかった。
今は、そばにいてほしい。
優しくしてくれなどとは思わない。
只、今日は、今日だけは男の逞しさに支配されていたかった。

同姓との交わりは余りにもケダモノじみて悲しくなる。
だが、竹内が気づいてくれる筈もない。
全裸のまま、くつろいだ姿勢でこれから始まるショーを待っている。

「うっ・・・」
女が背後に廻っていて香奈子の身体を起こし、縄を巻きつけていく。

いつもに比べてぎこちない手つきだったが、肌に食い込む程にキツク縛っていく。

「うぅっ・・くぅっ・・・」

縛られる内に身体が熱くなるのを感じていた。
黒服の女を見た瞬間の嫌悪感が薄れ、徐々にむず痒い興奮が湧き上がってくる。

「あぁっ・・あはぁ・・・・」
両手を拘束された時、自分でも妖しく思える程のうめき声が漏れてしまった。

「うふぅ・・・」
そのまま床に倒れると窮屈な姿勢のまま、何かを待ちわびている事に気がついた。

(わ、わた・・し・・・?)

そんな自分が切なく、悲しかった。
同姓に犯される事を願っているなんて。

(わたし、いやらしい・・・)

欲望がとめどなく溢れてくる。
激しく貫かれた感触がまだ残っているというのに。

(ど、どうして・・・?)
以前の自分からは想像もできない事だった。

夫とのセックスでさえ控えめで、欲情などとは無縁の人生を送ってきていた筈だ。
竹内に無理やりレイプされてから全てが変わってしまった。

激しい交わりは薬の効果も手伝って味わった事のない絶頂を知る。
正常位しか知らなかった香奈子に男は次々とアブノーマルな快感を植えつけていく。

全身を縄で縛りムチ打つ行為はマゾ本能を呼び覚まし、支配される喜びへと導いていった。
衆目の前で何人もの男達に犯されたり、女同士で交わるショーを強要される内に理性も崩壊してしまう。
罠は周到に計算され、繰り返される淫靡な調教に性奴隷として確実に調教されていったのだ。

男を見た。

「フフフ・・・」

笑っている。
残忍な眼差しに更なるたくらみが読み取れる。

「あっ・・あああぁ・・・」

かすれた声が漏れる。
逃れる事の出来ない淫乱地獄に香奈子は狂いそうになっていた。

「うぐぅっ・・・」
ピシリと音がなり、熱い刺激が走る。

「あっ・・あぅっ・・・」
続けて二度も背中にムチが打たれた。

振り向くと黒ずくめの女が無言で睨んでいる。
ショーの時のようにイタブリの声はないが、そのコスチュームを見ただけで威圧感を覚えてしまう。

「はぅっ・・・あぁっ・・あぅっ・・・」
次々と打ち下ろされるムチの痛みは、いつにも増して強烈で激しく感じた。

「うぅっ・・・ああぁっ・・はぅっ・・・」

条件反射の如く反応する香奈子は徐々に身体を持ち上げて、両手と両膝を床についていく。

「あぁっ・・あぁっー・・・」

四つ足の姿勢で女に向けてヒップを高々と上げ、花園からむき出しになったヴァギナを見せていた。
愛液が溢れ出しているのか、陰毛がヌラヌラと光っている。

「あぁ・・・はぁ・・ん・・・」
振り返るように視線を投げながら、切なそうに息を漏らしている。

こうなったら受け入れるしかない。
香奈子の表情から戸惑いが消えていく。
代わりに欲望の炎が瞳を妖しい色に染め始めていた。

「どうした、メス犬がムチを欲しがっているぞ」

黒尽くめの女は一瞬、立ち尽くしていたが、竹内の声がかかると直ぐに手を振り上げた。

「はぅっ・・・」
乾いた音と同時に香奈子の背中が仰け反る。

「あっ・・あぅっ・・・」
二度、三度とムチがとぶ。

「あぁ・・あはぁ・・・」

香奈子の顔に笑みが浮かぶ。
真っ白な肌はヒップも背中も赤い筋が幾つもつき、複雑な模様を作り始めている。

「あぁっ・・いいっ・・もっとぉ・・・」
その頃にはムチの音に重なり、歓喜の声が部屋中に響くようになっていた。

「あぁっー・・・」
香奈子の耳には自分の叫びと共にイタブリの声が聞こえていた。

『いやらしい女ねっ・・どうして欲しいのっ?』

「ああっ・・あはぁ・・・」
頭の中で鳴り響く声は調教で繰り返し植えつけられたフレーズであった。

『さっさと言うんだよ、メス犬がぁっ・・・』

「ああっー・・・」
快感にブルブルと身体が震える。

「ぶって・・・もっと、強くぶって下さいっ」
マゾの血が逆流する。

「いやらしいっわたし・・あぁ、いじめてぇ・・・」

『いい子ね、香奈子っ・・・可愛いよぉ』
女の声が聞こえる。

「あぁ・・嬉しい・・ああぁ・・・」

『香奈子・・可愛い私の奴隷・・・』
ショーの中で投げつけられたフレーズが頭の中で鳴り響いていた。

だが、香奈子は気づいていなかった。
黒尽くめの女の唇は全く動いていない事に。

「フフフ・・・・」
代わりに竹内の顔が醜い笑みを浮かべていた。

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