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第三部 「レイプされる母」
第十二章2 二度目の訪問
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※※※※※※※※※※※※※※※
「香奈子の奴、ダイエットのしすぎじゃないのか?」
隣に座る娘に、晴彦は心配そうな声で聞いた。
豪華な内装の後部座席は広々としていて、ゆったりと足を伸ばす事が出来る。
勿論、幼い頃から行儀作法を躾けられている圭子は美しい姿勢で言葉を返した。
「そうね、ちょと顔色が悪いみたい・・・」
「だろう?あのお茶、効き過ぎなんじゃないか?」
「まさかぁ・・・」
圭子は口元を綻ばせて否定した。
「確かに効果はあるみたいだけど、そんな強いものじゃないと思うわ。
むしろ元気が出るのよ、あれを飲むと・・・
私のテニスも調子いいし・・・」
「ふーん・・・」
「ママは元々スマートですもの、あと・・・
昨日は御客様に気を使いすぎたのよ」
「そうか、そうだな・・・・」
娘の言葉にホッとした表情で呟いた。
昨日、竹内を連れてきた事で少し負い目を感じていたのだ。
古くからの友人とはいえ、あまり歓迎するような客ではない。
優しい妻と娘は人一倍気を使う方なので、かなり疲れたのだろう。
「それよりも、パパ・・・今日から出張でしょう?」
「あ、ああ・・・」
突然、話を振られて晴彦は動揺したのか声を詰まらせた。
「いいなぁ沖縄に三日間、私も行きたいなぁ・・・」
「馬鹿だなぁ・・仕事だよ、面白くもないさ・・・」
努めて平静に答えようとしている。
「フフ・・冗談よ、パパはお仕事で大変なんですもの
でも、この頃毎晩遅いから・・・
たまには早く帰ってほしいな・・・」
さびしそうにうつむく娘が、いじらしく思える。
「ゴメンゴメン、出張から帰ったら暫くは家でゆっくりするようにするから・・・」
「約束よ、パパ・・・」
「あ、あぁ・・・・」
だが、圭子の純真な眼差しを晴彦は真っ直ぐ見られなかった。
「じゃあ、いってきまーす・・・」
校門に走り去る娘の後ろ姿を複雑な表情で見守っていた。
妻の若い頃にそっくりだと思った。
「香奈子の奴、ダイエットのしすぎじゃないのか?」
隣に座る娘に、晴彦は心配そうな声で聞いた。
豪華な内装の後部座席は広々としていて、ゆったりと足を伸ばす事が出来る。
勿論、幼い頃から行儀作法を躾けられている圭子は美しい姿勢で言葉を返した。
「そうね、ちょと顔色が悪いみたい・・・」
「だろう?あのお茶、効き過ぎなんじゃないか?」
「まさかぁ・・・」
圭子は口元を綻ばせて否定した。
「確かに効果はあるみたいだけど、そんな強いものじゃないと思うわ。
むしろ元気が出るのよ、あれを飲むと・・・
私のテニスも調子いいし・・・」
「ふーん・・・」
「ママは元々スマートですもの、あと・・・
昨日は御客様に気を使いすぎたのよ」
「そうか、そうだな・・・・」
娘の言葉にホッとした表情で呟いた。
昨日、竹内を連れてきた事で少し負い目を感じていたのだ。
古くからの友人とはいえ、あまり歓迎するような客ではない。
優しい妻と娘は人一倍気を使う方なので、かなり疲れたのだろう。
「それよりも、パパ・・・今日から出張でしょう?」
「あ、ああ・・・」
突然、話を振られて晴彦は動揺したのか声を詰まらせた。
「いいなぁ沖縄に三日間、私も行きたいなぁ・・・」
「馬鹿だなぁ・・仕事だよ、面白くもないさ・・・」
努めて平静に答えようとしている。
「フフ・・冗談よ、パパはお仕事で大変なんですもの
でも、この頃毎晩遅いから・・・
たまには早く帰ってほしいな・・・」
さびしそうにうつむく娘が、いじらしく思える。
「ゴメンゴメン、出張から帰ったら暫くは家でゆっくりするようにするから・・・」
「約束よ、パパ・・・」
「あ、あぁ・・・・」
だが、圭子の純真な眼差しを晴彦は真っ直ぐ見られなかった。
「じゃあ、いってきまーす・・・」
校門に走り去る娘の後ろ姿を複雑な表情で見守っていた。
妻の若い頃にそっくりだと思った。
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