エリート妻色情飼育―性奴隷は人妻にかぎる―

山田さとし

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第三部 想い

第二章 ぎこちない愛撫

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裕子入社3年目(社長室)
20●0年3月28日 AM 10:30

※※※※※※※※※※※※※※※

「ん・・んふぅ・・・」
早苗の唇が赤黒いコックを飲み込んでいく。

「おおぉ・・おおおぉ・・・」
幸造が切ない声を漏らす。

皺がれた両手で早苗の頭を抱えるようにしている。
無数の女を漁った百戦錬磨の男が少年のように身もだえていた。

「さ、早苗ぇ・・・」
「んはぁ・・あぁ・・・」

泣きそうな声が聞こえて早苗はペニスを吐き出した。
細い指で握ったまま満足そうに見上げている。

「嬉しい・・感じてくれてるの・・・?」
濡れた唇が妖しい。

「あ、あぁ・・ごっつ、ええでぇ・・・」
女の頬を撫でながら呟いた。

「まさか、早苗に咥えてもらうとはな・・・」
感慨深げに見つめている。

隣で悟の喉が小さく鳴った。

裕子と二人、並ぶように絨毯の床に座り込んでいる。
早苗と幸造の長いキスを眺めているうちに、裕子が倒れるように身体を預けたからだった。

「おネェ様・・・」
裕子の呟きに、早苗との関係が想像できた。

二人は身体を重ねたのかもしれない。
そうでなければ、こんなに切ない表情で食い入るように見ている筈はない。

裕子と三年間、共に仕事をしてきたが興奮している姿を見て意外に思った。
悟にしろ、少年の頃から母のように慕っていた早苗が父と愛し合うシーンは強烈だった。

幸造が漁った女達とは全く別の次元で、不条理な興奮が込み上げてくる。
あの女好きの父が決して手を出さなかった早苗である。

少年の頃には淡い恋心を抱いた女性だった。
父も同じ気持ちだったに違いない。

性格も良くて自分達親子のために尽くしてくれた。
父と結婚しても良いとさえ思っていたほどだった。

だが父は早苗への想いを振り切るかの如く女を漁る。
早苗も父の頑なな想いに諦めたのか、元々がそうなのかは分からないが同性との愛に走った。

かくして秋元薬局は巨大グループに成長できたのだ。
奇麗ごとばかりでは大きな利益は生まない。

時には政治家に献金して強引な買収も必要だった。
裏の汚れた金も全て早苗が処理したのだ。

文字通り、身を捨てて早苗は尽くしてくれた。
無償の愛が無ければ出来ない筈だ。

その早苗が退職するという。
多額の報酬を得ている彼女にしたら一生、働く必要はないだろう。

恋人との楽しい余生のために今日、送り出そうとしていたのだ。

それが、最後の御褒美として父に抱かれたいと言った。
そのまま服を脱ぎ、自分から飛び込んでいったのだ。

「んふぅ・・・あはぁ・・んん・・・」
懸命にコックに舌を這わせている。

「うっ・・・」
幸造が顔をしかめた。

多分、歯が当たったのだろう。
悟から見ても、決して上手な愛撫ではない。

男とのセックスは殆ど経験が無いようだ。
それでも幸造に少しでも感じてもらおうと、必死に愛撫を続ける姿がいじらしかった。
悟の股間が反応する。

「えっ・・・?」

気が付くと裕子が身体を預けるようにもたれている。
自然と包むように抱き寄せた。

「せ、専務・・・」
潤んだ瞳で見つめてくる。

「裕子・・・」
初めて名前で呼んだ。

「悟・・さん・・・」
裕子も名前で呼び返した。

そのまま男に抱かれながら、早苗の愛撫を見守るのだった。
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