エリート妻色情飼育―性奴隷は人妻にかぎる―

山田さとし

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第三部 想い

第七章 打ち明け話

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裕子入社3年目「社長室」
20●0年3月28日 PM 1:00

※※※※※※※※※※※※※※※

「そう・・だったんですか・・・」
裕子がしんみりした口調で呟いた。

幸造の妻の話を聞いている。
悲しい過去だった。

幸造が狂ったように女を漁るのも分かる気がした。
そして、悟と共に会社を大きくする野望も。

テーブルの上にはビールやソフトドリンクの他、サンドイッチ等の軽食が並んでいた。
四人で軽いランチをとりながら談笑するうちに、幸造達の過去について早苗が語り出したのだ。

関西弁をまき散らす下品な男と軽蔑していた社長の隠された苦悩や、接しているうちに知った彼の優しさを理解できて、裕子は改めて感銘を受けていた。

同時に悟の寂しさを。
母の苦い記憶が彼を恋愛から遠ざけていたことも。
サラブレッドで性格も容姿も良い男に何故、恋人がいないのかが不思議だったのだ。

そう考えて裕子は顔を赤くした。

もしかしたら自分がその恋人になったかもしれない。
何故なら、さっきまでセックスの余韻に包まれながら熱いキスを続けていたのだから。

よく考えてみれば不思議な光景だった。
広い社長室のソファーに四人が裸のまま座っている。

まるで印象派の絵画のように食事をしているのだ。

目の前に社長の幸造がいる。
自分の父よりも年上だ。

たるんだ腹の下に、赤黒いペニスが濃い陰毛越しに見える。
流石に勃起はしていないが、早苗に咥えられていた時の逞しいシルエットは目に焼き付いていた。

社内イチのマドンナと仇名されるほどの美貌だと自分でも少し己惚れてはいたが、その裸を男の前に晒しているのだ。

そして、隣で微笑んでいる悟も裸だった。
引き締まった身体は筋肉で割れた腹の下にペニスを晒している。

裕子の喉が微かに上下する。
自分の中に入っていた熱い感触が蘇ったからだ。

「あら、裕子・・・欲情しちゃった?」
イタズラな目で早苗が聞いた。

「や、やだ・・ち、違います・・・」
真っ赤になった裕子は声を詰まらせた。

「ふふふ・・・」
早苗は笑みを浮かべて幸造に身体を預けた。

「可愛い・・ねっ・・幸造様・・・?」
「ああ・・・ええ、女や・・・」

幸造の視線が痛いほど感じる。
身体の奥底から熱いものが沸き上がってくるようだ。
ドキドキする胸の鼓動が抑えきれずいる裕子の肩を、悟がそっと抱いた。
その温もりが嬉しくて男の顔を見上げた。

「悟さん・・・」
「裕子・・・」

二人は恋人同士に戻って見つめ合っている。
幸造は息子の恋を目の当りにして嬉しさが込み上げていた。
早苗の身体の重みが心地良い。

「あぁ・・だめ・・・何だか、また・・・」
早苗がむずがるように呟いた。

「ねぇ・・あっちに行きましょうよ?」
幸造の手を引き立ち上がらせると、裕子と悟に目配せをした。

「貴方達も・・ねっ・・・?」
片目を閉じると幸造の腰に手を廻して「秘密の部屋」へと向かった。

「一緒に楽しみましょう・・・」
扉を開けると、いたずらな表情で二人を誘った。

裕子と悟は顔を見合わせて頷き、手を取り合って立ち上がった。

四人が消えていくと「秘密の部屋」の扉が静かに閉じる音が社長室に残るのだった。

第三部 想い(完)


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