エリート妻色情飼育―性奴隷は人妻にかぎる―

山田さとし

文字の大きさ
34 / 90
第五部 洗脳

第三十章 罠に堕ちた天使

しおりを挟む
悟の指先が春香の顎をしゃくった。
閃光が走るままに目を閉じた。
白さが広がっていく。

「あっ・・・」

小さな叫びが悟の唇に塞がれる。
春香の中で何かが弾けた。

ずっと耐えていた欲望が自由になろうとしている。
置き去りにされた冷え切った感情が温もりに包まれていく。

唇を覆う柔らかな感触が心地良かった。

(ああああああぁ・・・)
心の中で叫びは続いていく。

(わた・・し・・・わたし・・・)
こじ開けられた唇に舌が入ってくる。

(ほし・・い・・・ほし・・い・・・)
絡め取られていく。

(あああぁー・・・)
白い闇の中で、春香の叫び声が消えていった。

※※※※※※※※※※※※※※※

「んぐぅ・・んんん・・んむ、ふぅ・・・」

「そうよ、春香ちゃん、そう・・・
上手よ・・とっても・・・」

小さな口に太いペニスを押し込んでいく。
隣で裕子が優しい口調でアドバイスを送っている。

「おおお、おおおおおぉ・・・」
悟は感動していた。

普段から冷静だったはずの端整な顔を歪ませて、愛撫に声を出している。
淫靡に歪む清楚な唇を見つめている。

ぎこちない愛撫がかえって新鮮で、強烈な快感が悟の身体をせり上がってくる。

「んんん、ふぅ・・ん・・んぐぅ・・・」
春香の頭の中は真っ白であった。

自分は何をしているのだろう。
ここは何処なのか。

解る事といえば今、咥えている熱く固いものが堪らなく美味しいという事だけだった。

「そうよ、春香ちゃん・・可愛いわぁ・・・」

どうして、裕子はここにいるのだろう。
自分の代わりに犠牲になってくれていた筈だ。

「いいわよ、そう・・・美味しいでしょう?」
裕子のしなやかな指が春香の髪をかきあげ、ふくよかな耳を愛撫する。

「んぐぅ・・んはぁ・・・」
電流のような快感が走り、春香は唇からペニスを放す。

「可愛い・・愛している、春香ぁ・・・」
自分の感情を押さえきれないのか、裕子は悟の味がする唇を貪っていく。

「ん、ぐぐぐ・・んむぅ・・・んんあぁー」
春香は懸命に耐えていたが、絶え間なく続く愛撫に声を出してしまった。

「ああっ、いやっ・・あああぁっー・・・」

悟も春香の豊満なバストを揉んでいく。

「んんふぅ・・・んん、春香ちゃん。
感じてっ、もっと感じるのよ・・・
何も考えちゃダメ、愛してるわ・・・」

「ふ、ぐぐぅ・・んん・・・んふぅ・・・」
再び太い物を咥えさせられる。

「好きよ、春香ちゃん・・もっと・・・
もっと・・感じるのよ、御主人様達に・・・」

執拗に耳元で囁く裕子の愛撫に、春香の心は弾け空に羽ばたいていく。
こらえ切れずペニスを放すと声を絞り出すのだった。

「んん、あぁっ・・あんっ、あんっ・・・
な、何ぃ・・これぇ・・・?

変、変な気持ちぃ・・・
あんん・・んふぅ・・・んん・・・」

バストを揉まれるのが気持ち良かった。
裕子の囁きが春香の心を変えていく。
不条理な官能がせり上がってくる。

「いいのよ、それで・・・
そう・・変わるのよ、春香ちゃん・・・
御主人様達の奴隷になるの・・・」

「どれ・・い・・・?」
違和感のあるフレーズに思わず聞き返した。

「んふふふ・・・」

裕子は微笑みながら春香の顔を引き寄せる。
両手で包み込むようにしてジッと見つめている。

「そう・・ど、れ、い・・・」
熱い息で囁いた。

「御主人様に何もかも捧げるの・・・」
熱い息が春香の顔や首筋に注がれていく。

「奴隷って・・凄く、楽なのよぉ・・・」
間断のない、くすぐったい刺激が気持ちを高揚させる。

「幸造様と悟様に支配されるの・・・
素敵でしょう・・・?」

甘い息が頬をなでる。
唇が重なる。

「ん・・ふぅ・・・」

柔らかな感触からネットリと唾液が送られる。
ゴクリと喉が鳴った。

「貴方は奴隷になるの、いい・・・?」

潤んだ瞳が見つめている。
心まで吸い込まれそうな気持になる。

「返事をしなさい、春香・・・」
再び唇が塞がれ、舌が吸い取られる。

「んん・・んふぅ・・・」
執拗な愛撫が繰り返されていく。

「ああぁ・・・」
フワフワとした感覚の中、思考が麻痺していく。

「どれ・・い・・・?」
「そう・・奴隷よ・・・」

うわ言のような問いに、答えが唇の中で返される。

「御主人様達のものになるの・・・いい?」
裕子の言葉が催眠術の如く操っていく。

「は・・い・・・」
短く返した瞬間、切ない感情が込み上げてきた。

「良い子ね、春香・・・認めるのよ・・・」
「はい・・おネェ様・・・」

無意識に呟いていた。
裕子に調教されていた時の呼び名だ。

「良い子・・御褒美よ・・・」
裕子の手が春香のバストを揉み解す。

「ああぁ・・・」
掠れた声が漏れる。

「奴隷になると誓いなさい、春香・・・」
両手で優しく愛撫を続ける。

「あぅー・・んん・・・あふぅ・・・ん」
切ない吐息が途切れる事なく漏れていく。

抵抗する気力はもう残っていなかった。
奴隷というフレーズが心に刻み込まれる。

「誓えば、御褒美をくださるわよ」

悟のコックを握らせる。
目の前の反り返るペニスに春香の喉が上下する。

「咥えたいのでしょう・・・?」
耳元で熱い息が囁く。

「認めなさい、春香・・さあ・・・」
握った手の中で熱いコックが脈うっている。

「ふふふ・・・」
見上げると悟の微笑む顔が見えた。

ズキンと胸に染みる。

「悟様・・御主人様よ・・・」
すかさず裕子が囁く。

「御主人様・・・」
無意識に言葉をなぞる。

「春香・・・」
悟が見下ろしている。

ジッと自分を見つめている。
春香はコクンと頷いた。

「は・・い・・・奴隷に・・なります・・・」
か細い声で呟いた。

「良い子ね、春香・・・
さっ・・御褒美をいただきなさい・・・」

裕子が満足そうな表情で春香の顔をペニスに近づけた。

「んっ・・ふぅ・・・」

導かれるままコックを頬張る。
喉の奥まで熱い感触を飲み込んでいく。

「んっ・・・んふっ・・・んっ・・・」
やがて唇が滑らかなリズムを刻み出す。

「うんっ、ふんんっ・・んんぐぅ・・・」
徐々にスピードを増していく。

「上手よぉ・・・春香・・美味しい?」
裕子が励ますように囁いている。

「誰のものを咥えているの・・・?」

(悟様・・・御主人様・・・)
無意識に心の中で答えている。

「ふぅっ・・・んんん・・・
んんっ・・んんっ・・・んっ・・・」

幼い天使のような顔が激しく上下に動く。
本能のまま味わっている。

裕子にレッスンされた時を思い出しながら。
ゴム製のバイブではない本物のペニスの味を。

(おい・・・しい・・・・)
嬉しさが込み上げてくる。

幸造のペニスに目が釘付けになっていた。
ずっと咥えたくて仕方が無かったのだ。

そして。
男達のものになることを誓った。

(わたし・・・奴隷・・なんだ?)
不思議な安心感に包まれている。

フェラチオという行為が今の自分にふさわしい。
そう思いながらコックを味わっていく。

「んっ・・・んふっ・・んふっ・・」
夢中になって唇を滑らせていた。

(おい・・しい・・・私は、奴隷・・・)

気が付くと、四周の壁の映像が春香の顔のアップになっていた。
幸造が楽しそうにカメラで撮影している。

「おおおぉ・・ええぞ、春香・・・
ゴッツええ、物凄うイヤらしいでぇ・・・
どや、悟・・春香のフェラは・・・?」

「おおおぉ・・オヤジ、最高だぜぇ・・・」
悟はレンズに向かって笑顔を見せる。

(悟様・・御主人様・・・)
二人の会話を聞きながら覚えたての名を浮かべる。

「はぁ・・ああぁ・・・」

口から放したコックを握りしめる。
悟を見つめ、熱い息を吹きかけている。

胸が熱い。
奴隷になることを誓った男なのだ。

(ああ・・私・・・この人と・・・)

頭の中にキスの味が蘇ってくる。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

彼の言いなりになってしまう私

守 秀斗
恋愛
マンションで同棲している山野井恭子(26才)と辻村弘(26才)。でも、最近、恭子は弘がやたら過激な行為をしてくると感じているのだが……。

JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――

のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」 高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。 そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。 でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。 昼間は生徒会長、夜は…ご主人様? しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。 「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」 手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。 なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。 怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。 だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって―― 「…ほんとは、ずっと前から、私…」 ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。 恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。

巨乳すぎる新入社員が社内で〇〇されちゃった件

ナッツアーモンド
恋愛
中高生の時から巨乳すぎることがコンプレックスで悩んでいる、相模S子。新入社員として入った会社でS子を待ち受ける運命とは....。

あるフィギュアスケーターの性事情

蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。 しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。 何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。 この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。 そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。 この物語はフィクションです。 実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。

夫婦交換

山田森湖
恋愛
好奇心から始まった一週間の“夫婦交換”。そこで出会った新鮮なときめき

旧校舎の地下室

守 秀斗
恋愛
高校のクラスでハブられている俺。この高校に友人はいない。そして、俺はクラスの美人女子高生の京野弘美に興味を持っていた。と言うか好きなんだけどな。でも、京野は美人なのに人気が無く、俺と同様ハブられていた。そして、ある日の放課後、京野に俺の恥ずかしい行為を見られてしまった。すると、京野はその事をバラさないかわりに、俺を旧校舎の地下室へ連れて行く。そこで、おかしなことを始めるのだったのだが……。

上司、快楽に沈むまで

赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。 冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。 だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。 入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。 真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。 ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、 篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」 疲労で僅かに緩んだ榊の表情。 その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。 「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」 指先が榊のネクタイを掴む。 引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。 拒むことも、許すこともできないまま、 彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。 言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。 だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。 そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。 「俺、前から思ってたんです。  あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」 支配する側だったはずの男が、 支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。 上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。 秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。 快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。 ――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。

屈辱と愛情

守 秀斗
恋愛
最近、夫の態度がおかしいと思っている妻の名和志穂。25才。仕事で疲れているのかとそっとしておいたのだが、一か月もベッドで抱いてくれない。思い切って、夫に聞いてみると意外な事を言われてしまうのだが……。

処理中です...