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第十部 甘い生活
第二章 獣達の饗宴2(礼子の呟き)
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数時間前。
小宮家のリビングで。
※※※※※※※※※※※※
「す、凄い・・・」
「ほ、本当に・・・」
私の声に礼子さんが重ねた。
モニターに写る映像に思わず声を漏らしてしまう。
『あんっ・・あんっ・・いいっ・・いいっ・・・』
美しい女性が悲鳴を上げながら身体を上下させている。
仰向けに寝る男にまたがり腰を振っている。
遂さっきまで貞淑な妻だったのに、夫に懇願されて隣人である中年のさえない男に抱かれるというストーリーだった。
礼子さんが新しく通販で購入したアダルトビデオを二人で鑑賞している。
三十歳を過ぎる現在まで処女だった礼子さんと結婚歴はあるのだが奥手だった私は、息子達とのセックスをより充実させたくて日々「学習」を重ねていた。
最初は「口で愛撫する」特集もののビデオから始まり、徐々に過激なものを観るようになっていった。
息子と交わるという背徳感も礼子さんと二人で共有することで罪の意識も薄れ、逆に欲情を煽りながら更なる官能を求めるようになってしまったのだ。
初めて息子と結ばれた私達は日々、淫靡な時間を過ごしている。
夜は当然のようにベッドを共にし、セックスしていたのです。
その興奮を私達は「報告」し合い、共有する。
互いの家を訪れ、お茶を飲みながら些細なことでも打ち明けるのだった。
それは子育てに悩む母親同士の会話のようなものかもしれない。
少しでも息子達を歓ばせたいという私達の望みは世間からすると非常識なものかもしれないが。
『い、入れるよぉ・・・』
ペニスを握り股間にあてがう表情が悩ましい。
女が男を犯すようなシーンは不条理な興奮を覚える。
正常位で貫かれるのも女としては嬉しいのだけど、こうして無防備に寝転ぶ男にまたがって自分から挿入するなんて以前の自分では考えられないものだ。
だけど息子を、正さんを愛するようになって私の意識も変わった。
彼が歓んでくれるなら何でもしてあげたいと思うし、私だって更なる快感を得たいと欲するからだ。
礼子さんも同じ気持ちなのか、食い入るように画面を観ている。
こうして興奮する場面になると、汗ばんだ手で私の指を握ってくる。
そんな時、見つめ合いながら変な気分になってしまう。
毎日のように会う二人は互いを「特別な人」と思うようになっていた。
息子と一線を越えた私達は、全てを晒し合うことで友人以上の深い繋がりを得たからだ。
『乳首を舐めてあげるとビクンとするの・・・』
『パンティー越しに舐められちゃった・・・』
淫靡な情報を交換した体験を、自分の息子に同じようにしてあげる。
守君が礼子さんに舐められているシーンを想像しながら、私が正さんの乳首に舌を這わす。
私の股間に正さんが顔を埋めたように、守君の頭を抱えた礼子さんがパンティーに押し付ける。
『あぁっ・・か、母さんっ・・・』
正さんが泣きそうな声でビクンとした。
『ママッ・・んふぅ・・あはぁ・・・』
守君が興奮しながら舌をピチャピチャさせてパンティーを唾液で濡らした。
些細なことも逐一「報告」し合う。
そうするうちに不思議な感情が芽生えていた。
礼子さんが正さんと、私も守君とセックスしているような気になってしまう。
まるで、互いのパートナーを共有しているようで興奮が増幅されていくのです。
今観ているシーンも「学習」した成果を息子達に披露し、そのことを「報告」をするに違い無い。
そうすることで私達は更なる快感を得ることが出来るからだ。
「あぁ・・こ、これも凄いわ・・・」
礼子さんが声を掠らせた。
「ほ、本当に・・・」
私も声を震わせて同意する。
獣のような交わるシーンに、二人は手を握り合いながら喉を何度も上下させたのでした。
小宮家のリビングで。
※※※※※※※※※※※※
「す、凄い・・・」
「ほ、本当に・・・」
私の声に礼子さんが重ねた。
モニターに写る映像に思わず声を漏らしてしまう。
『あんっ・・あんっ・・いいっ・・いいっ・・・』
美しい女性が悲鳴を上げながら身体を上下させている。
仰向けに寝る男にまたがり腰を振っている。
遂さっきまで貞淑な妻だったのに、夫に懇願されて隣人である中年のさえない男に抱かれるというストーリーだった。
礼子さんが新しく通販で購入したアダルトビデオを二人で鑑賞している。
三十歳を過ぎる現在まで処女だった礼子さんと結婚歴はあるのだが奥手だった私は、息子達とのセックスをより充実させたくて日々「学習」を重ねていた。
最初は「口で愛撫する」特集もののビデオから始まり、徐々に過激なものを観るようになっていった。
息子と交わるという背徳感も礼子さんと二人で共有することで罪の意識も薄れ、逆に欲情を煽りながら更なる官能を求めるようになってしまったのだ。
初めて息子と結ばれた私達は日々、淫靡な時間を過ごしている。
夜は当然のようにベッドを共にし、セックスしていたのです。
その興奮を私達は「報告」し合い、共有する。
互いの家を訪れ、お茶を飲みながら些細なことでも打ち明けるのだった。
それは子育てに悩む母親同士の会話のようなものかもしれない。
少しでも息子達を歓ばせたいという私達の望みは世間からすると非常識なものかもしれないが。
『い、入れるよぉ・・・』
ペニスを握り股間にあてがう表情が悩ましい。
女が男を犯すようなシーンは不条理な興奮を覚える。
正常位で貫かれるのも女としては嬉しいのだけど、こうして無防備に寝転ぶ男にまたがって自分から挿入するなんて以前の自分では考えられないものだ。
だけど息子を、正さんを愛するようになって私の意識も変わった。
彼が歓んでくれるなら何でもしてあげたいと思うし、私だって更なる快感を得たいと欲するからだ。
礼子さんも同じ気持ちなのか、食い入るように画面を観ている。
こうして興奮する場面になると、汗ばんだ手で私の指を握ってくる。
そんな時、見つめ合いながら変な気分になってしまう。
毎日のように会う二人は互いを「特別な人」と思うようになっていた。
息子と一線を越えた私達は、全てを晒し合うことで友人以上の深い繋がりを得たからだ。
『乳首を舐めてあげるとビクンとするの・・・』
『パンティー越しに舐められちゃった・・・』
淫靡な情報を交換した体験を、自分の息子に同じようにしてあげる。
守君が礼子さんに舐められているシーンを想像しながら、私が正さんの乳首に舌を這わす。
私の股間に正さんが顔を埋めたように、守君の頭を抱えた礼子さんがパンティーに押し付ける。
『あぁっ・・か、母さんっ・・・』
正さんが泣きそうな声でビクンとした。
『ママッ・・んふぅ・・あはぁ・・・』
守君が興奮しながら舌をピチャピチャさせてパンティーを唾液で濡らした。
些細なことも逐一「報告」し合う。
そうするうちに不思議な感情が芽生えていた。
礼子さんが正さんと、私も守君とセックスしているような気になってしまう。
まるで、互いのパートナーを共有しているようで興奮が増幅されていくのです。
今観ているシーンも「学習」した成果を息子達に披露し、そのことを「報告」をするに違い無い。
そうすることで私達は更なる快感を得ることが出来るからだ。
「あぁ・・こ、これも凄いわ・・・」
礼子さんが声を掠らせた。
「ほ、本当に・・・」
私も声を震わせて同意する。
獣のような交わるシーンに、二人は手を握り合いながら喉を何度も上下させたのでした。
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