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第二部 秋穂(あきほ)と正(ただし)
第八章 シルエット
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【ただし16歳】
【2016年 9月4日】
初めて夢精してから一週間後。
脱衣室で。
※※※※※※※※※※※※※※※
シャワーの音を僕は息をひそめて聞いていた。
浴室の扉は曇りガラスで、母さんのシルエットをボンヤリとしか見せてはくれない。
それでも僕はスラリとしたプロポーションの影に、喉を鳴らすのを必死に我慢していた。
僕の目的は覗き見では無い。
だけど美しい裸体を思い浮かべて遂、見入ってしまったのだ。
それでも悟られぬ内にとミッションを遂行することにした僕は「汚れ物用」の籠からブラジャーとパンティを抜き取ると、持ってきていた別の一組の下着とすり替えた。
禁断の罪を犯す興奮に、僕は荒くなる息を気づかれる前に脱衣室を後にした。
胸の鼓動が激しくなるのを感じながら、二階にある僕の寝室に向かって足を速めるのだった。
扉を閉めてカギをかけると大きく息を吐いた。
我慢していた欲情を果たすべく僕はベッドに横になる。
天井の照明にパンティをかざしてみると薄いピンク色の布地が微かに濡れているように思えた。
それが母さんの汗かもしれないと期待しながらそっと鼻に押し当ててみる。
何とも言えない甘い匂いが鼻孔をくすぐると、僕は思い切り吸い込んでいった。
(あぁ・・母さん・・・)
愛おしい顔を思い浮かべながると一層、興奮が沸き上がる。
母さんの清楚な眼差しや艶やかな唇と共にスレンダーな全身を、脳裏に焼き付けてある記憶から引き出していく。
母さんの足は長い。
それでいて太ももは弾力あるボリュームで、何度か一緒に行った夏のプールで美しい水着姿の母さんを大勢の男達の目が追っていたような気がしたのは錯覚では無い筈だ。
その足の付け根に覆われていたパンティを鼻に押し当てている。
遂さっきまで履いていた下着は母さんの汗が染みこんでいて、僕は幸せな気分に浸っていた。
そして。
パジャマ越しにギンギンになっているものをギュッと握ってみる。
「あぁ・・・」
あまりの気持ち良さにため息が出た。
「母さん・・・」
呼びかける自分の声が興奮に拍車をかける。
母の下着を盗んでイタズラを始める背徳感が意識されるからだ。
ブラジャーを入れ替えるように顔に押し当てる。
少し違う甘い匂いに母さんの胸の谷間を想像した。
形の良いバストはどんな服を着ていても僕を意識させ、いつかその胸に抱きしめられたいと願わずにはいられない。
無意識にパジャマごと下着を脱いだ僕は熱く反り返るコックをしごき始めた。
パンティとブラジャーを交互に鼻に当てながら母さんの匂いを胸いっぱいに吸い込んでいく。
「母さん、母さん・・・」
不条理な囁きは布地の中で曇り、消えてしまう。
「あぁ・・い、いく・・・」
終わりが近づくにつれ、指の動きが早くなる。
いつものように脇に置いていたティッシュに手を伸ばそうとしたが間に合いそうになかった。
「で、出るぅっ・・・」
解き放たれそうなザーメンを反射的に顔に当てていたパンティで受け止めてしまう。
「あああぁ・・・」
柔らかな布地に包まれて僕のペニスはビクンビクンと震えながら射精を続けた。
こんなに気持ちいいなんて。
ティッシュに放つのとは雲泥の差だと思った。
射精はとどまることなくパンティを濡らし続けた。
まるで母さんを犯しているようで興奮が増す。
「か、母さん・・・」
快感を噛み締めながら愛おしい人を思い浮かべるのだった。
【2016年 9月4日】
初めて夢精してから一週間後。
脱衣室で。
※※※※※※※※※※※※※※※
シャワーの音を僕は息をひそめて聞いていた。
浴室の扉は曇りガラスで、母さんのシルエットをボンヤリとしか見せてはくれない。
それでも僕はスラリとしたプロポーションの影に、喉を鳴らすのを必死に我慢していた。
僕の目的は覗き見では無い。
だけど美しい裸体を思い浮かべて遂、見入ってしまったのだ。
それでも悟られぬ内にとミッションを遂行することにした僕は「汚れ物用」の籠からブラジャーとパンティを抜き取ると、持ってきていた別の一組の下着とすり替えた。
禁断の罪を犯す興奮に、僕は荒くなる息を気づかれる前に脱衣室を後にした。
胸の鼓動が激しくなるのを感じながら、二階にある僕の寝室に向かって足を速めるのだった。
扉を閉めてカギをかけると大きく息を吐いた。
我慢していた欲情を果たすべく僕はベッドに横になる。
天井の照明にパンティをかざしてみると薄いピンク色の布地が微かに濡れているように思えた。
それが母さんの汗かもしれないと期待しながらそっと鼻に押し当ててみる。
何とも言えない甘い匂いが鼻孔をくすぐると、僕は思い切り吸い込んでいった。
(あぁ・・母さん・・・)
愛おしい顔を思い浮かべながると一層、興奮が沸き上がる。
母さんの清楚な眼差しや艶やかな唇と共にスレンダーな全身を、脳裏に焼き付けてある記憶から引き出していく。
母さんの足は長い。
それでいて太ももは弾力あるボリュームで、何度か一緒に行った夏のプールで美しい水着姿の母さんを大勢の男達の目が追っていたような気がしたのは錯覚では無い筈だ。
その足の付け根に覆われていたパンティを鼻に押し当てている。
遂さっきまで履いていた下着は母さんの汗が染みこんでいて、僕は幸せな気分に浸っていた。
そして。
パジャマ越しにギンギンになっているものをギュッと握ってみる。
「あぁ・・・」
あまりの気持ち良さにため息が出た。
「母さん・・・」
呼びかける自分の声が興奮に拍車をかける。
母の下着を盗んでイタズラを始める背徳感が意識されるからだ。
ブラジャーを入れ替えるように顔に押し当てる。
少し違う甘い匂いに母さんの胸の谷間を想像した。
形の良いバストはどんな服を着ていても僕を意識させ、いつかその胸に抱きしめられたいと願わずにはいられない。
無意識にパジャマごと下着を脱いだ僕は熱く反り返るコックをしごき始めた。
パンティとブラジャーを交互に鼻に当てながら母さんの匂いを胸いっぱいに吸い込んでいく。
「母さん、母さん・・・」
不条理な囁きは布地の中で曇り、消えてしまう。
「あぁ・・い、いく・・・」
終わりが近づくにつれ、指の動きが早くなる。
いつものように脇に置いていたティッシュに手を伸ばそうとしたが間に合いそうになかった。
「で、出るぅっ・・・」
解き放たれそうなザーメンを反射的に顔に当てていたパンティで受け止めてしまう。
「あああぁ・・・」
柔らかな布地に包まれて僕のペニスはビクンビクンと震えながら射精を続けた。
こんなに気持ちいいなんて。
ティッシュに放つのとは雲泥の差だと思った。
射精はとどまることなくパンティを濡らし続けた。
まるで母さんを犯しているようで興奮が増す。
「か、母さん・・・」
快感を噛み締めながら愛おしい人を思い浮かべるのだった。
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