母子(おやこ)スワッピング -ママ(母さん)を愛しすぎて-

山田さとし

文字の大きさ
27 / 172
第二部 秋穂(あきほ)と正(ただし)

第七章 怖いのです

しおりを挟む
ジッと見つめる息子の瞳に。
思わず目を伏せてしまった。
いつもなら明るく会話をしているのに。
正さんの顔をまともに見ることが出来ない。

※※※※※※※※※※※※

昨夜、脱衣室で彼の下着を見つけた時。
甘酸っぱい匂いに大人の男になったことを知った。
そういえば眉毛も濃くなって、顎が目立つほどに頬の肉がそがれて精悍に見える。
初めて出会った頃から比べると格段に成長しているのが改めて分かる。

私にとって大きな衝撃だった。
四年間とはいえ毎日共に暮らしていて気づかなかったが、十六歳という年齢が子供では無いということを思い知らされた瞬間だったのだろう。
下着に沁み込んだ匂いを感じながら立ち尽くしていた。
粘ついたシミが正さんの精液だと思うと、体中が熱くなり心が震えた。
二人きりで同じ屋根の下に住んでいることの意味を思い知らされたから。

あれから私はシャワーを浴びた。
身体を洗っている時に泡に滑る指先が敏感になっている場所を無意識にたどっていく。

久しぶりに味わう昂りに、声を漏らさぬよう必死に耐えていたのだけど。
下着の匂いの記憶が私の興奮を煽り、早くなった指の動きに小さく叫んでしまった。

(あぁ・・気持ち・・いい・・・)
放心したまま私は暫く座り込んでいた。

これほど激しい絶頂は別れた夫とのセックスでも味わったことが無かった。
勿論、一人でするイタズラでも。
若いころから奥手の私は淡泊な方で、滅多にしたことが無かったせいもある。

だけど昨夜は違った。
下着から漂う甘酸っぱい匂いが頭にこびりついて、離れなかった。
それが彼の精液であると思うと、まるで息子に犯されたかのような錯覚に陥り、淫靡な妄想が膨れ上がってしまうのだ。

(ただしさんっ・・ただしさんっ・・・)
心の中で愛おしい名を呼んでいた。

息子の精液の匂いを思い出しながら自分を犯す。
精悍な顔が歯を食いしばるようにして私を突き上げてくる姿を想像して。

※※※※※※※※※※※※

(あぁ・・・)
伏せていた視線を上げると目が合った。

(母さん・・・)
その眼差しから息子も私を呼んでいるような気がする。

(ただしさん・・・)
私も視線を逸らすことなく見つめ返した。

ほんの数秒だろうか。
二人は見つめ合ったまま同じ時間を過ごした。
それがとても心地良いものだと。
そう思うことが少し怖いと感じてしまうのだけど。
しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...

MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。 ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。 さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか? そのほかに外伝も綴りました。

還暦の性 若い彼との恋愛模様

MisakiNonagase
恋愛
還暦を迎えた和子。保持する資格の更新講習で二十代後半の青年、健太に出会った。何気なくてLINE交換してメッセージをやりとりするうちに、胸が高鳴りはじめ、長年忘れていた恋心に花が咲く。 そんな還暦女性と二十代の青年の恋模様。 その後、結婚、そして永遠の別れまでを描いたストーリーです。 全7話

夫婦交換

山田森湖
恋愛
好奇心から始まった一週間の“夫婦交換”。そこで出会った新鮮なときめき

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。

ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。 真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。 引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。 偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。 ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。 優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。 大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。

17歳男子高生と32歳主婦の境界線

MisakiNonagase
恋愛
32歳の主婦・加恋。冷え切った家庭で孤独に苛まれる彼女を救い出したのは、ネットの向こう側にいた二十歳(はたち)と偽っていた17歳の少年・晴人だった。 「未成年との不倫」という、社会から断罪されるべき背徳。それでも二人は、震える手で未来への約束を交わす。少年が大学生になり、社会人となり、守られる存在から「守る男」へと成長していく中で、加恋は自らの手で「妻」という仮面を脱ぎ捨てていく…

職場のパートのおばさん

Rollman
恋愛
職場のパートのおばさんと…

熟女教師に何度も迫られて…

じゅ〜ん
エッセイ・ノンフィクション
二度と味わえない体験をした実話中心のショート・ショート集です

処理中です...