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第二部 秋穂(あきほ)と正(ただし)
第十二章 エスカレートする興奮
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【ただし16歳】
【2016年 9月5日】
三日後。
浴室で。
※※※※※※※※※※※※※※※
いつものようにバスルームで息を凝らしながら身体を洗っていると、昨夜と同じように息子の影が曇りガラスをよぎった。
その影はジッと潜むように動かなかった。
覗かれている。
だけど気づかないふりをして洗い続けた。
正さんが脱ぎたての下着を狙って脱衣室に忍び込んでいることに気づいたけど私は咎めることはなく、それどころか密かに期待していたのだ。
毎夜、紡がれる息子との淫靡な物語に胸を高ぶらせて
いる自分が切なく思えるのだが、気づいてしまった欲情を抑えることが出来ないでいた。
シャワーの音が響くように湯量を多くして、わざと鼻歌も口ずさんでみる。
案の定、息子の影は動くことなく形を変えなかった。
微かに息が漏れるのが聞こえる気がした。
チラリと視線を向けると、少し身体が小刻みに揺れているように見える。
沸き上がる興奮に身体中が熱くなるのを感じた。
全裸の姿で息子が隣にいることに不条理な切なさを覚えるからだ。
そのくせ私は洗う速度を緩め、ゆっくりと時間をかけることにした。
背徳感を覚えながらも禁断の快感を少しでも長く味わいたかったからだ。
一通り洗い終えると鼻歌を続けながら湯舟に入る。
すると影が一瞬、立ち上がったかと思うとすぐに曇りガラスから消えていった。
「あぁ・・・」
切ない感情が沸き上がる。
息子に裸の姿を覗かれていた。
その不条理な興奮に身体を熱くさせた私は、少し時間を置いてバスルームを出た。
脱衣室の扉を開けて外に誰もいないことを確かめた後、身体を拭いたバスタオルを巻き付けてドライヤーで髪を乾かしていく。
鏡の中で私は不安と期待の入り混じった表情で、背後に見える「汚れ物用」の籠を凝視していた。
もどかしい気持ちに急かされた私は半乾きの髪のままバスローブを羽織り、改めて洗濯籠を点検することにしたのだ。
違和感のある感触に胸がざわめいた。
「えぇっ・・・?」
パンティに粘ついた染みがついている。
しかもそれは時間を置いたものではないことを、むせ返るような強い匂いが物語っていた。
明らかに解き放ったばかりの精液だと分かる。
そういえば今朝、洗濯した時にパンティの布地がゴワゴワしていた気がする。
あの時は疑問に思わなかったのだが、あれは精液が固まったものだったということなのか?
息子は昨夜も私のパンティの中に射精していたことに愕然としたが、よく考えてみると更に衝撃的な事実に気づいてしまった。
今、手にしているパンティについているザーメンは、先ほどまでいた息子が身体を洗う私の隣で放ったものということではないか。
何ということだろうか。
息子は、正さんは私がいる隣でオナニーをして、しかも精液を私の下着に解き放ったことになる。
「あぁ・・・」
全身の力が抜けてしまい、ため息が漏れた。
私は内股の姿勢で床に座り込んだ。
いつも以上の興奮と切なさを感じながら。
パンティの濡れて光るシミに視線がくぎ付けになってしまい、無意識に顔を近づけていく。
甘酸っぱい汗の匂いと精液の生臭さが女の本能を呼び覚ます。
背徳感と沸き上がる獣じみた興奮が私を煽る。
既に弾けてしまった私の理性は欲情を止める術を無くしていた。
「はぁっ・・はぁっ・・・」
息が荒くなっていく。
「あぁ・・た、ただしさん・・・」
興奮がエスカレートしていく。
「あっ・・あっあっあっ・・・」
息が声に変わり、リズムを刻み出していた。
「あぁっ・・いいっ・・ただしさんっ・・・」
息子の名を呼びながら敏感な場所をまさぐっている。
息子が自慰行為をしていた。
全裸の私の姿を覗きながら。
いつの間にか床に仰向けになるようにしてイタズラを続けていた。
息子の精液が粘つくパンティを顔に押し当てオナニーをしている。
こんな淫靡な姿を息子に見られてしまうことを想像するほどに興奮が増していく。
官能が止まらない。
大波のように私を飲み込んでいく。
「あああぁっー・・・」
聞こえてしまうと思うほど大きな声を出していた。
昨夜以上の絶頂感が私の指を止めることを許してはくれない。
私は最後の大波に飲み込まれながら昇っていった。
「はぁっ・・はぁっ・・・ああぁ・・・」
床に仰向けの姿勢で荒い息を漏らしていた。
息子の精液が染みたパンティを握りしめながら。
背徳の官能を噛み締めている。
それから毎日。
私の下着は息子のザーメンで濡れていくのでした。
第二部 秋穂(あきほ)と正(ただし)-完-
【2016年 9月5日】
三日後。
浴室で。
※※※※※※※※※※※※※※※
いつものようにバスルームで息を凝らしながら身体を洗っていると、昨夜と同じように息子の影が曇りガラスをよぎった。
その影はジッと潜むように動かなかった。
覗かれている。
だけど気づかないふりをして洗い続けた。
正さんが脱ぎたての下着を狙って脱衣室に忍び込んでいることに気づいたけど私は咎めることはなく、それどころか密かに期待していたのだ。
毎夜、紡がれる息子との淫靡な物語に胸を高ぶらせて
いる自分が切なく思えるのだが、気づいてしまった欲情を抑えることが出来ないでいた。
シャワーの音が響くように湯量を多くして、わざと鼻歌も口ずさんでみる。
案の定、息子の影は動くことなく形を変えなかった。
微かに息が漏れるのが聞こえる気がした。
チラリと視線を向けると、少し身体が小刻みに揺れているように見える。
沸き上がる興奮に身体中が熱くなるのを感じた。
全裸の姿で息子が隣にいることに不条理な切なさを覚えるからだ。
そのくせ私は洗う速度を緩め、ゆっくりと時間をかけることにした。
背徳感を覚えながらも禁断の快感を少しでも長く味わいたかったからだ。
一通り洗い終えると鼻歌を続けながら湯舟に入る。
すると影が一瞬、立ち上がったかと思うとすぐに曇りガラスから消えていった。
「あぁ・・・」
切ない感情が沸き上がる。
息子に裸の姿を覗かれていた。
その不条理な興奮に身体を熱くさせた私は、少し時間を置いてバスルームを出た。
脱衣室の扉を開けて外に誰もいないことを確かめた後、身体を拭いたバスタオルを巻き付けてドライヤーで髪を乾かしていく。
鏡の中で私は不安と期待の入り混じった表情で、背後に見える「汚れ物用」の籠を凝視していた。
もどかしい気持ちに急かされた私は半乾きの髪のままバスローブを羽織り、改めて洗濯籠を点検することにしたのだ。
違和感のある感触に胸がざわめいた。
「えぇっ・・・?」
パンティに粘ついた染みがついている。
しかもそれは時間を置いたものではないことを、むせ返るような強い匂いが物語っていた。
明らかに解き放ったばかりの精液だと分かる。
そういえば今朝、洗濯した時にパンティの布地がゴワゴワしていた気がする。
あの時は疑問に思わなかったのだが、あれは精液が固まったものだったということなのか?
息子は昨夜も私のパンティの中に射精していたことに愕然としたが、よく考えてみると更に衝撃的な事実に気づいてしまった。
今、手にしているパンティについているザーメンは、先ほどまでいた息子が身体を洗う私の隣で放ったものということではないか。
何ということだろうか。
息子は、正さんは私がいる隣でオナニーをして、しかも精液を私の下着に解き放ったことになる。
「あぁ・・・」
全身の力が抜けてしまい、ため息が漏れた。
私は内股の姿勢で床に座り込んだ。
いつも以上の興奮と切なさを感じながら。
パンティの濡れて光るシミに視線がくぎ付けになってしまい、無意識に顔を近づけていく。
甘酸っぱい汗の匂いと精液の生臭さが女の本能を呼び覚ます。
背徳感と沸き上がる獣じみた興奮が私を煽る。
既に弾けてしまった私の理性は欲情を止める術を無くしていた。
「はぁっ・・はぁっ・・・」
息が荒くなっていく。
「あぁ・・た、ただしさん・・・」
興奮がエスカレートしていく。
「あっ・・あっあっあっ・・・」
息が声に変わり、リズムを刻み出していた。
「あぁっ・・いいっ・・ただしさんっ・・・」
息子の名を呼びながら敏感な場所をまさぐっている。
息子が自慰行為をしていた。
全裸の私の姿を覗きながら。
いつの間にか床に仰向けになるようにしてイタズラを続けていた。
息子の精液が粘つくパンティを顔に押し当てオナニーをしている。
こんな淫靡な姿を息子に見られてしまうことを想像するほどに興奮が増していく。
官能が止まらない。
大波のように私を飲み込んでいく。
「あああぁっー・・・」
聞こえてしまうと思うほど大きな声を出していた。
昨夜以上の絶頂感が私の指を止めることを許してはくれない。
私は最後の大波に飲み込まれながら昇っていった。
「はぁっ・・はぁっ・・・ああぁ・・・」
床に仰向けの姿勢で荒い息を漏らしていた。
息子の精液が染みたパンティを握りしめながら。
背徳の官能を噛み締めている。
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第二部 秋穂(あきほ)と正(ただし)-完-
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