母子(おやこ)スワッピング -ママ(母さん)を愛しすぎて-

山田さとし

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第六部 たどり着いた結論

第十章 母親達の報告

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【正と守16歳】
【2016年 9月26日】

同じ日の昼下がり。
小宮家のリビングで。

※※※※※※※※※※※※

「す、凄い・・・」
秋穂さんが漏らす声に私は嬉しさがこみ上げた。

テレビのモニターには淫靡なシーンが映し出されていて、食い入るように見つめている。
私が購入したアダルトDVDを二人で鑑賞しているところだった。

今日はパートの仕事は休みだと聞いていたので、朝の家事をすませた後に早めに私の家に来てもらった。
秋穂さんも気になっていたのだろう、コーヒーカップを持つ手を震わせながら昨夜の出来事を「報告」し合ったのだ。
昨日、二人で「学習」した成果は無事に披露できたようで、互いの話に頷いたり興奮しながら熱く語り合っていた。
秋穂さんがプレゼントした「新しい御褒美」を正さんも喜んでくれたようだ。
私の息子、守ちゃんと同じように。

あっという間に時間が過ぎていく。
昨夜実行した「新しい御褒美の報告」は、あまりにも淫靡で自分の記憶に重ねながら聞いていた。

初めて息子のペニスを咥えた時の興奮は、当人でしか分からない。
その不条理で切ない気持ちを分かち合えることが嬉しかった。

むせ返るような男の匂いに胸をざわつかせながら熱くたぎるコックを飲み込んでいく。
二人で前もって「学習」しなければ決して上手には出来なかっただろう。

私達は互いの「報告」を聞きながら昨夜の痺れるような快感を脳裏に浮かべていく。
「息子の所有物」になるといいながら「口で愛撫」する私は守ちゃんを犯していた。

朝のうちに作っておいたサンドイッチをランチ代わりに出したが興奮で食欲が湧かないようだった。
私も同じだったから次のステップのためにDVD鑑賞を提案すると、恥ずかしそうに頷いてくれた。
昨日も「学習」のために触り部分だけ観たけど、練習する時間が必要なので途中までしか秋穂さんは観ていなかった。

私は何度も観たけど処女で未経験だったから理解できない場面も多く、結婚経験のある秋穂さんに気に入ってもらえるか不安だったのだ。
頬を赤くさせて画面を見つめる表情が艶めいて見えるのは錯覚では無いと思う。

コーヒーのお代わりに運んだ紅茶をテーブルに置くと、気づいた彼女は恥ずかしそうに礼を言った。
何か訴えるような表情に胸が熱くなる。
きっと私と同じように今後、実践するかもしれないプレイを想像しているのだろう。

※※※※※※※※※※※※

『あんっ・・あんっ・・あっあっ・・・』
甲高い叫び声がモニターから聞こえている。

「す、凄い・・・」
私はため息のように声を漏らした。

隣に座る礼子さんが私の手を握ると、嬉しそうに微笑んでくれる。
初めて観るアダルトな映像は興奮の連続だった。
昨日、「学習」のために鑑賞したが「口で愛撫する」シーンだけにして途中でやめたから続きは気になっていたのだけど。

こんなに凄いとは予想もしていなかった。
結婚歴があるとはいえ奥手だった私は知識も薄く、元夫を歓ばせるテクニックも知らない上に、抱かれる時は照明を消すか薄暗い中でしか望まなかった。
それが元夫の私への愛を冷めさせ、別の女に走らせる原因の一つだったのかもしれない。

でも息子である正さんから告白され受け入れた私は、昔とは別人のように興味を抱くようになった。
息子の熱い視線が女の本性を呼び覚ませてくれたのか、私の身体も敏感に反応し始めていく。
礼子さんと「秘密」を打ち明け合ったことで背徳の罪悪感に悩むことなく、素直に正さんへの恋心をはぐくむ決心もできたのである。

只、礼子さんとも決めたことだが「息子の所有物」として愛し合うけど、彼らの将来の自由を束縛することは放棄していた。
正さんが喜んでくれるだけで良かったのだ。
だから妊娠しないように、礼子さんに紹介された病院でピルを処方してもらった。
念のために一か月は本当のセックスはお預けにすることを礼子さんと決め、その代わりに息子達の欲望を処理できるように「学習」することにした。

昨夜は覚えたての「口で愛撫する」技を披露したが、正さんも感激してくれたみたいで嬉しかった。
口の中で弾けた粘ついたザーメンを飲み込んだ時の興奮は一生、忘れることはないだろう。

私の頭をかきむしりながら悶える正さんを、メス犬のように無心で犯していた。
礼子さんも同じだったそうで、いく時の涙声に胸が熱くなりながら自分も昇ったらしい。
ペニスから滲み出る愛液が興奮を誘い、動きを速めていった話に私も頷いた。

「ねぇ・・・」
礼子さんが私の手を握りながら熱い息で囁く。

「今度の新しい御褒美・・これにしない・・・?」
巻き戻したシーンを再現していく。

モニターに映る怪しい場面に私は喉を鳴らした。
小さく頷いた私に礼子さんが口元を綻ばせる。

そして二人で「新しい御褒美」のために「学習」を始めるのだった。
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