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第八部 結ばれる幸せ
第一章 正と秋穂の「初めて」1
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【ただし16歳】
【2016年 10月11日】
「解禁日」の夜。
秋穂の寝室で。
※※※※※※※※※※※※
「ふぅ・・ん・・・」
「はぁ・・うぅ・・・」
重なり合う唇から息が漏れていく。
正さんの瞳に映る私が幸せそうに見えた。
ようやく結ばれる歓びが身体を熱くさせる。
入念に身体を洗い化粧を整えた私は、興奮と背徳感を抱きながら正さんが待つ寝室へと向かった。
義理の息子とセックスをする。
「ひとつ」になり熱い想いを受け入れるのだ。
今は自分の欲望に素直に従っている。
愛する人と結ばれるときめきが、中途半端な良心を消し去ってしまうから。
床に私が着ていたバスローブと、正さんのパジャマや下着が重なっている。
勿論、私が脱がせてあげたものだ。
今、二人はベッドに腰かけてキスをしている。
全裸の姿は興奮で溢れた蜜で光る私の花園と、反り返る正さんのコックを大胆に晒していた。
「あぁ・・・」
余りに切なくて唇を離した。
気だるいため息は私の想いを物語っている。
息子が、正さんが好きすぎて。
これから抱かれることを想像するだけで力が抜けてしまう。
正さんのものになる。
ずっと夢見ていたことが現実に迫っているのだ。
「愛しているよ、母さん・・・」
囁く声に胸がキュンとなる。
「ただしさん・・・」
名前を呼ぶことしかできない。
私は崩れるように顔を寄せた。
逞しく成長した証である筋肉の盛り上がる胸板が、むせ返るような若さを感じさせる。
「母さん・・・」
再び呼ばれて顔を上げた。
真剣な眼差しにコクンと頷く。
正さんがゆっくりと私を仰向けに押し倒した。
「綺麗だ・・・」
「あぁ・・・」
ため息を返すことしかできない。
それほど興奮と不安で心が震えていたから。
「ふぅ・・・」
正さんの顔がバストに近づき息を吹きかける。
「あっ・・・」
乳首を唇で含まれた瞬間、声が漏れた。
「ん・・ふぅ・・・」
曇った息を漏らしながら正さんが舌を這わせる。
「あっ・・あぁ・・あっ・・・」
敏感な場所に触れる度に声が震えてしまう。
(き、気持ちいい・・・)
いつしか両腕で広い背中をギュッとしていた。
息子の愛撫に感じている。
絶妙な舌使いに翻弄されていく。
一か月近く、毎日のように愛し合うようになって息子は私の身体を知り尽くしているようだ。
どこが敏感で、どうすれば私が声を上げてしまうほど感じるのかを確実に「学習」していた。
「ああぁっー・・・あっあっ・・・」
喘ぐ声が叫びに変わっていく。
「おふぅ・・んん・・んふぅ・・・」
荒い息と共に舌が私の脇をなぞっていた。
自分でも知らなかった敏感な場所を機敏に攻めてくる。
耳元から首筋を熱い息と共に舌で唾液の跡を作りながら、同時に指で乳首を弾いている。
「あっ・・あぅっ・・あっあっ・・・」
私は声を漏らすしかない。
「嬉しいよ・・もっと感じて・・・」
大人びた囁きが頼もしく思えた。
「母さんの肌・・凄く綺麗だよ・・・」
「あっ・・あひぃ・・・」
正さんの顔が徐々に降りていき、おへその周りをなぞり始める頃になると意識が霞んでいた。
次に訪れる激しい刺激を期待と不安で待っている。
「あぁ・・んん・・・」
焦らすような動きに呻いてしまう。
望んでいる場所に中々降りてきてくれない。
太ももをなぞった舌が折り返し上に戻っていく。
「い、いじわるぅ・・・」
「ふふ・・・」
思わず漏らした声に正さんがクスリとした。
私の弱点は分かっていると表情に出ている。
悔しさと共に嬉しさが込み上げる。
全てを支配されているような気がするから。
「あぁっー・・あっあっ・・・」
舌が敏感な場所をなぞり始めると声が大きくなった。
「あぁ・・はぁっ・・はぁっ・・・」
息を荒くして貪ってくれている。
「いぃっ・・あぁ・・いいぃ・・・」
ビリビリした快感にとろけてしまう。
「もっと・・正さん・・もっとぉ・・・」
両手で頭を押し付け催促している。
「最後までしない行為」は前戯のテクニックを自然と「学習」させたのだろうか。
離婚した夫からは味わったことのない快感を、息子はくれていた。
「嬉しいよ・・もっと感じて・・・」
優しい囁きが胸を熱くする。
想いが込められた愛撫は幸せな気持ちに導いてくれる。
毎日繰り返される愛の営みに溺れてしまう。
「禁断の罪」でもいい。
このまま愛する息子との快楽を貪っていきたい。
「た、ただしさん・・・」
「母さん・・・」
呼び合う声が嬉しい。
互いの気持ちが重なり合うようで。
「お願い・・も、もぉ・・・」
「母さん・・・」
伸ばした右手で指をギュッとする。
顔を上げた正さんの表情が変わった。
真剣な眼差しに胸がざわめく。
「その時」が来たことを知らせているから。
身体を起こす息子の股間に目が釘付けになる。
隆々と反り替えるペニスから、むせ返るような男の匂いが漂ってくる。
「ただし・・さん・・・」
「か、母さん・・・」
興奮で息子の声も震えている。
コックを握りながらためらい勝ちに囁く。
「い、入れるよ・・・」
私は声を返すことができず無言でうなずいた。
「あっ・・・」
ペニスが触れた瞬間、私は声を漏らした。
「うぅ・・・」
正さんが戸惑うように小さく呻いた。
どうすれば良いのか分からないようだ。
あてがったコックを持て余すようにしている。
そっと右手を伸ばし、握る指に重ねる。
そのまま導くと、興奮で濡れているのかヌルリと滑り込んできた。
【あぁっ・・・】
二人の声が重なる。
「う・・うぅ・・・」
正さんが泣きそうな表情なっている。
「ああぁ・・あぁ・・・」
私も切なく声を漏らした。
今、結ばれたのだ。
ズブズブと入っていく感覚を噛み締めるように見つめ合っている。
「あぁ・・か、母さん・・・」
「ただし・・さん・・・」
遂に「ひとつ」になれた。
声を震わせる私達は互いの性器から伝わる快感に、その歓びを実感するのでした。
【2016年 10月11日】
「解禁日」の夜。
秋穂の寝室で。
※※※※※※※※※※※※
「ふぅ・・ん・・・」
「はぁ・・うぅ・・・」
重なり合う唇から息が漏れていく。
正さんの瞳に映る私が幸せそうに見えた。
ようやく結ばれる歓びが身体を熱くさせる。
入念に身体を洗い化粧を整えた私は、興奮と背徳感を抱きながら正さんが待つ寝室へと向かった。
義理の息子とセックスをする。
「ひとつ」になり熱い想いを受け入れるのだ。
今は自分の欲望に素直に従っている。
愛する人と結ばれるときめきが、中途半端な良心を消し去ってしまうから。
床に私が着ていたバスローブと、正さんのパジャマや下着が重なっている。
勿論、私が脱がせてあげたものだ。
今、二人はベッドに腰かけてキスをしている。
全裸の姿は興奮で溢れた蜜で光る私の花園と、反り返る正さんのコックを大胆に晒していた。
「あぁ・・・」
余りに切なくて唇を離した。
気だるいため息は私の想いを物語っている。
息子が、正さんが好きすぎて。
これから抱かれることを想像するだけで力が抜けてしまう。
正さんのものになる。
ずっと夢見ていたことが現実に迫っているのだ。
「愛しているよ、母さん・・・」
囁く声に胸がキュンとなる。
「ただしさん・・・」
名前を呼ぶことしかできない。
私は崩れるように顔を寄せた。
逞しく成長した証である筋肉の盛り上がる胸板が、むせ返るような若さを感じさせる。
「母さん・・・」
再び呼ばれて顔を上げた。
真剣な眼差しにコクンと頷く。
正さんがゆっくりと私を仰向けに押し倒した。
「綺麗だ・・・」
「あぁ・・・」
ため息を返すことしかできない。
それほど興奮と不安で心が震えていたから。
「ふぅ・・・」
正さんの顔がバストに近づき息を吹きかける。
「あっ・・・」
乳首を唇で含まれた瞬間、声が漏れた。
「ん・・ふぅ・・・」
曇った息を漏らしながら正さんが舌を這わせる。
「あっ・・あぁ・・あっ・・・」
敏感な場所に触れる度に声が震えてしまう。
(き、気持ちいい・・・)
いつしか両腕で広い背中をギュッとしていた。
息子の愛撫に感じている。
絶妙な舌使いに翻弄されていく。
一か月近く、毎日のように愛し合うようになって息子は私の身体を知り尽くしているようだ。
どこが敏感で、どうすれば私が声を上げてしまうほど感じるのかを確実に「学習」していた。
「ああぁっー・・・あっあっ・・・」
喘ぐ声が叫びに変わっていく。
「おふぅ・・んん・・んふぅ・・・」
荒い息と共に舌が私の脇をなぞっていた。
自分でも知らなかった敏感な場所を機敏に攻めてくる。
耳元から首筋を熱い息と共に舌で唾液の跡を作りながら、同時に指で乳首を弾いている。
「あっ・・あぅっ・・あっあっ・・・」
私は声を漏らすしかない。
「嬉しいよ・・もっと感じて・・・」
大人びた囁きが頼もしく思えた。
「母さんの肌・・凄く綺麗だよ・・・」
「あっ・・あひぃ・・・」
正さんの顔が徐々に降りていき、おへその周りをなぞり始める頃になると意識が霞んでいた。
次に訪れる激しい刺激を期待と不安で待っている。
「あぁ・・んん・・・」
焦らすような動きに呻いてしまう。
望んでいる場所に中々降りてきてくれない。
太ももをなぞった舌が折り返し上に戻っていく。
「い、いじわるぅ・・・」
「ふふ・・・」
思わず漏らした声に正さんがクスリとした。
私の弱点は分かっていると表情に出ている。
悔しさと共に嬉しさが込み上げる。
全てを支配されているような気がするから。
「あぁっー・・あっあっ・・・」
舌が敏感な場所をなぞり始めると声が大きくなった。
「あぁ・・はぁっ・・はぁっ・・・」
息を荒くして貪ってくれている。
「いぃっ・・あぁ・・いいぃ・・・」
ビリビリした快感にとろけてしまう。
「もっと・・正さん・・もっとぉ・・・」
両手で頭を押し付け催促している。
「最後までしない行為」は前戯のテクニックを自然と「学習」させたのだろうか。
離婚した夫からは味わったことのない快感を、息子はくれていた。
「嬉しいよ・・もっと感じて・・・」
優しい囁きが胸を熱くする。
想いが込められた愛撫は幸せな気持ちに導いてくれる。
毎日繰り返される愛の営みに溺れてしまう。
「禁断の罪」でもいい。
このまま愛する息子との快楽を貪っていきたい。
「た、ただしさん・・・」
「母さん・・・」
呼び合う声が嬉しい。
互いの気持ちが重なり合うようで。
「お願い・・も、もぉ・・・」
「母さん・・・」
伸ばした右手で指をギュッとする。
顔を上げた正さんの表情が変わった。
真剣な眼差しに胸がざわめく。
「その時」が来たことを知らせているから。
身体を起こす息子の股間に目が釘付けになる。
隆々と反り替えるペニスから、むせ返るような男の匂いが漂ってくる。
「ただし・・さん・・・」
「か、母さん・・・」
興奮で息子の声も震えている。
コックを握りながらためらい勝ちに囁く。
「い、入れるよ・・・」
私は声を返すことができず無言でうなずいた。
「あっ・・・」
ペニスが触れた瞬間、私は声を漏らした。
「うぅ・・・」
正さんが戸惑うように小さく呻いた。
どうすれば良いのか分からないようだ。
あてがったコックを持て余すようにしている。
そっと右手を伸ばし、握る指に重ねる。
そのまま導くと、興奮で濡れているのかヌルリと滑り込んできた。
【あぁっ・・・】
二人の声が重なる。
「う・・うぅ・・・」
正さんが泣きそうな表情なっている。
「ああぁ・・あぁ・・・」
私も切なく声を漏らした。
今、結ばれたのだ。
ズブズブと入っていく感覚を噛み締めるように見つめ合っている。
「あぁ・・か、母さん・・・」
「ただし・・さん・・・」
遂に「ひとつ」になれた。
声を震わせる私達は互いの性器から伝わる快感に、その歓びを実感するのでした。
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