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第2話 毒と饅頭
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*
事態は、私が想像していたよりもずっと大きく動いた。
紫河豚の毒は高価で、入手経路が限られる。後宮の中でこれを手に入れられる人間は多くない。文官——禁衛府の査問官だと後で知った——は、茶の準備に関わった者全員を拘束するよう命じた。
私はしばらく部屋で待つように言われた。
今度は一人だった。春桃も秋蘭も、査問のために連れていかれた。
一人になると、急に静かになった。
窓の外の鶯が、相変わらず鳴いている。
寝台に腰を下ろした。硬い。枕元に、前任者の物と思しき簪が一本、壁と寝台の隙間に落ちていた。銀製で、先端に小さな翡翠が嵌め込まれている。安物ではない。
前任者はどうなったのだろう。辞めたのか。それとも——。
簪を棚の上に置いた。
昼餉の時刻を過ぎても、誰も来なかった。腹が減った。
午後の光が窓から消え始めた頃、ようやく足音が聞こえた。今度は一人分。軽い足取り。
扉を叩く音。
「入ってもいい?」
若い女の声だった。侍女長とは違う、柔らかい声。
「どうぞ」
入ってきたのは、私と同じくらいの年頃の娘だった。丸い顔に大きな目。髪を高く結い上げ、桃色の袍を着ている。侍女の装束だが、布地の質が良い。
「あなたが新しい毒見役? 私、玉鈴っていうの。麗妃様の侍女」
玉鈴は勝手に椅子を引いて座った。卓の上の空の茶碗を見て、目を丸くした。
「もしかして、お昼も食べてないの?」
「はい」
「信じられない。ちょっと待ってて」
玉鈴は部屋を飛び出し、しばらくして戻ってきた。盆の上に、饅頭が三つと、湯気の立つ碗が載っている。
「厨房から持ってきた。食べて食べて」
私は遠慮なくいただいた。饅頭の皮が薄く、中の餡は肉と香菜。碗の中身は鶏の粥だった。温かい食べ物が胃に沁みる。
玉鈴は頬杖をついて、私が食べるのを眺めていた。
「ねえ、本当に毒を飲んで平気だったの?」
「はい」
「紫河豚の毒を?」
「そうらしいです。苦かったです」
「苦かった」玉鈴は目を瞬いた。「紫河豚の毒を飲んで、感想が『苦かった』」
「他に言いようがなくて」
玉鈴が吹き出した。声を殺して、肩を震わせて笑っている。
「あなた、面白い。ここ最近で一番面白い」
何が面白いのかは分からない。でも、笑い声を聞くと肩の力が抜けた。ここに来てから、向けられるのは怯えた顔か険しい顔ばかりだった。
「ねえ、翠玲って言うんでしょ。これから仲良くしよ」
「こちらこそ」
玉鈴は饅頭の最後の一つを私に押しやりながら、声をひそめた。
「でもね、気をつけて。今日の毒、あれは偶然じゃないから」
「偶然じゃない?」
「毒見役の初日に毒を盛るなんて、普通はしない。あれは試したのよ。新しい毒見役がどの程度の人間か」
「誰が」
「それが分かったら苦労しないでしょ」
玉鈴は立ち上がり、袍の裾を払った。
「後宮には四人の妃がいるの。麗妃様、淑妃様、賢妃様、徳妃様。それぞれが派閥を持っていて、侍女も宦官も厨房の者も、みんなどこかの派閥に属してる。毒見役は——どこにも属さない、はずなんだけど」
「はず?」
「前の毒見役は淑妃派だった。だから殺された」
私の手が、饅頭を持ったまま止まった。
「殺された?」
「公式には病死。でもみんな知ってる。あの子は毒見の際に、淑妃様に都合の悪い毒だけ見逃していた。それがバレて——」
玉鈴は首の前で手を横に引いた。
「だからあなたも、どこかの派閥に取り込まれないようにね。取り込まれたら最後、用済みになった時に消される」
玉鈴は手を振って部屋を出ていった。桃色の裾が扉の向こうに消える。
一人になった部屋で、私は残りの饅頭を食べた。
冷めかけた粥を啜りながら、考えた。
派閥争い。暗殺。毒を盛る者と盛られる者。
私がこの後宮で生き延びるために必要なのは、どの派閥にも属さないこと。そして——毒が効かないことを、あまり知られすぎないこと。
いや、もう遅いかもしれない。紫河豚の毒を飲んで生きている人間の噂は、おそらく後宮中に広まっているだろう。
窓の外で、鶯が鳴くのをやめた。代わりに、夕暮れの鐘が遠くから聞こえてきた。
*
翌朝から、毒見役としての仕事が始まった。
朝餉の前に厨房へ行き、皇帝に供される全ての料理を一口ずつ味見する。昼餉も同じ。夕餉も同じ。茶も菓子も果物も、全て私の舌を通してから御前に出される。
劉芳蘭が付き添った。昨日の動揺は完全に消え、いつもの厳格な表情に戻っている。しかし私を見る目が変わった。昨日までは「新入りの小娘」を見る目だった。今は——何と言えばいいのか。珍獣を見るような目だ。
「翠玲。味に少しでも違和感があれば、すぐに報告しなさい。どんな些細なことでも」
「はい」
朝餉の毒見を終えた。異常なし。鯛の蒸し物は美味しかった。翡翠の色をした菜の花の和え物も良い。皇帝は良いものを食べている。
昼餉の毒見も異常なし。
仕事自体は単純だった。食べて、味を確かめて、異常がなければ報告する。それだけ。
問題は、食べる以外の時間だった。
後宮の中を歩くと、視線を感じる。侍女たち、宦官たち、庭の手入れをする下働きの者たち。すれ違うたびに、ひそひそと囁き合う声が聞こえる。
「あれが——」
「紫河豚を——」
「死ななかった——」
予想通りだった。噂は一晩で後宮中に広まっていた。
午後、洗濯場の横を通りかかった時、呼び止められた。
「ちょっと、あなた」
振り向くと、三十がらみの侍女が二人、洗い物の手を止めてこちらを見ていた。
「新しい毒見役でしょ。本当に毒が効かないの?」
「さあ。たまたまだったのかもしれません」
嘘をついた。たまたまではない。生まれてから一度も毒に当たったことはない。でも、玉鈴の忠告が頭にあった。知られすぎないこと。
「たまたま紫河豚の毒が効かないなんてことある?」
「分かりません。私、毒のことは詳しくなくて」
これは本当だった。効かないだけで、詳しくはない。
侍女たちは納得していない顔をしていたが、それ以上は聞いてこなかった。
部屋に戻ると、卓の上に包みが置いてあった。開けると、干し柿が五つ。誰が置いたのか分からない。添え書きもない。
匂いを嗅いだ。干し柿の甘い香りの下に、微かに——青酸の匂い。杏仁に似た、鼻の奥を刺す匂い。
毒だ。
二日連続。
私は干し柿を包み直し、劉芳蘭のところへ持っていった。
「これを部屋に?」
劉芳蘭は包みを見て、眉一つ動かさなかった。しかし、卓の下で拳を握りしめているのが見えた。
「はい。戻ったら置いてありました」
「食べていないでしょうね」
「食べていません。匂いで分かりましたので」
「匂いで」
「杏仁のような匂いがします。かすかにですが」
劉芳蘭は干し柿を布で包み、再び周先生を呼んだ。
周先生の鑑定は早かった。
「苦扁桃の煎じ汁だ。干し柿に染み込ませてある。これも致死量を超えている」
劉芳蘭の目が細くなった。
「翠玲、あなたの部屋に鍵は」
「ありません」
「今日中に取り付けさせます。それと——」
劉芳蘭は少し考えてから、続けた。
「今後、出所不明の食べ物には一切手をつけないこと。私が渡したもの以外は」
「はい」
従うつもりだった。ただし、理由は劉芳蘭が思っているものとは少し違う。私は毒では死なない。でも、毒入りの食べ物を平然と食べてしまえば、毒を盛った側が分からなくなる。食べずに報告したほうが、犯人を追える。
それに——食べ物を粗末にしたくなかった。毒さえなければ美味しそうな干し柿だったのに。もったいない。
事態は、私が想像していたよりもずっと大きく動いた。
紫河豚の毒は高価で、入手経路が限られる。後宮の中でこれを手に入れられる人間は多くない。文官——禁衛府の査問官だと後で知った——は、茶の準備に関わった者全員を拘束するよう命じた。
私はしばらく部屋で待つように言われた。
今度は一人だった。春桃も秋蘭も、査問のために連れていかれた。
一人になると、急に静かになった。
窓の外の鶯が、相変わらず鳴いている。
寝台に腰を下ろした。硬い。枕元に、前任者の物と思しき簪が一本、壁と寝台の隙間に落ちていた。銀製で、先端に小さな翡翠が嵌め込まれている。安物ではない。
前任者はどうなったのだろう。辞めたのか。それとも——。
簪を棚の上に置いた。
昼餉の時刻を過ぎても、誰も来なかった。腹が減った。
午後の光が窓から消え始めた頃、ようやく足音が聞こえた。今度は一人分。軽い足取り。
扉を叩く音。
「入ってもいい?」
若い女の声だった。侍女長とは違う、柔らかい声。
「どうぞ」
入ってきたのは、私と同じくらいの年頃の娘だった。丸い顔に大きな目。髪を高く結い上げ、桃色の袍を着ている。侍女の装束だが、布地の質が良い。
「あなたが新しい毒見役? 私、玉鈴っていうの。麗妃様の侍女」
玉鈴は勝手に椅子を引いて座った。卓の上の空の茶碗を見て、目を丸くした。
「もしかして、お昼も食べてないの?」
「はい」
「信じられない。ちょっと待ってて」
玉鈴は部屋を飛び出し、しばらくして戻ってきた。盆の上に、饅頭が三つと、湯気の立つ碗が載っている。
「厨房から持ってきた。食べて食べて」
私は遠慮なくいただいた。饅頭の皮が薄く、中の餡は肉と香菜。碗の中身は鶏の粥だった。温かい食べ物が胃に沁みる。
玉鈴は頬杖をついて、私が食べるのを眺めていた。
「ねえ、本当に毒を飲んで平気だったの?」
「はい」
「紫河豚の毒を?」
「そうらしいです。苦かったです」
「苦かった」玉鈴は目を瞬いた。「紫河豚の毒を飲んで、感想が『苦かった』」
「他に言いようがなくて」
玉鈴が吹き出した。声を殺して、肩を震わせて笑っている。
「あなた、面白い。ここ最近で一番面白い」
何が面白いのかは分からない。でも、笑い声を聞くと肩の力が抜けた。ここに来てから、向けられるのは怯えた顔か険しい顔ばかりだった。
「ねえ、翠玲って言うんでしょ。これから仲良くしよ」
「こちらこそ」
玉鈴は饅頭の最後の一つを私に押しやりながら、声をひそめた。
「でもね、気をつけて。今日の毒、あれは偶然じゃないから」
「偶然じゃない?」
「毒見役の初日に毒を盛るなんて、普通はしない。あれは試したのよ。新しい毒見役がどの程度の人間か」
「誰が」
「それが分かったら苦労しないでしょ」
玉鈴は立ち上がり、袍の裾を払った。
「後宮には四人の妃がいるの。麗妃様、淑妃様、賢妃様、徳妃様。それぞれが派閥を持っていて、侍女も宦官も厨房の者も、みんなどこかの派閥に属してる。毒見役は——どこにも属さない、はずなんだけど」
「はず?」
「前の毒見役は淑妃派だった。だから殺された」
私の手が、饅頭を持ったまま止まった。
「殺された?」
「公式には病死。でもみんな知ってる。あの子は毒見の際に、淑妃様に都合の悪い毒だけ見逃していた。それがバレて——」
玉鈴は首の前で手を横に引いた。
「だからあなたも、どこかの派閥に取り込まれないようにね。取り込まれたら最後、用済みになった時に消される」
玉鈴は手を振って部屋を出ていった。桃色の裾が扉の向こうに消える。
一人になった部屋で、私は残りの饅頭を食べた。
冷めかけた粥を啜りながら、考えた。
派閥争い。暗殺。毒を盛る者と盛られる者。
私がこの後宮で生き延びるために必要なのは、どの派閥にも属さないこと。そして——毒が効かないことを、あまり知られすぎないこと。
いや、もう遅いかもしれない。紫河豚の毒を飲んで生きている人間の噂は、おそらく後宮中に広まっているだろう。
窓の外で、鶯が鳴くのをやめた。代わりに、夕暮れの鐘が遠くから聞こえてきた。
*
翌朝から、毒見役としての仕事が始まった。
朝餉の前に厨房へ行き、皇帝に供される全ての料理を一口ずつ味見する。昼餉も同じ。夕餉も同じ。茶も菓子も果物も、全て私の舌を通してから御前に出される。
劉芳蘭が付き添った。昨日の動揺は完全に消え、いつもの厳格な表情に戻っている。しかし私を見る目が変わった。昨日までは「新入りの小娘」を見る目だった。今は——何と言えばいいのか。珍獣を見るような目だ。
「翠玲。味に少しでも違和感があれば、すぐに報告しなさい。どんな些細なことでも」
「はい」
朝餉の毒見を終えた。異常なし。鯛の蒸し物は美味しかった。翡翠の色をした菜の花の和え物も良い。皇帝は良いものを食べている。
昼餉の毒見も異常なし。
仕事自体は単純だった。食べて、味を確かめて、異常がなければ報告する。それだけ。
問題は、食べる以外の時間だった。
後宮の中を歩くと、視線を感じる。侍女たち、宦官たち、庭の手入れをする下働きの者たち。すれ違うたびに、ひそひそと囁き合う声が聞こえる。
「あれが——」
「紫河豚を——」
「死ななかった——」
予想通りだった。噂は一晩で後宮中に広まっていた。
午後、洗濯場の横を通りかかった時、呼び止められた。
「ちょっと、あなた」
振り向くと、三十がらみの侍女が二人、洗い物の手を止めてこちらを見ていた。
「新しい毒見役でしょ。本当に毒が効かないの?」
「さあ。たまたまだったのかもしれません」
嘘をついた。たまたまではない。生まれてから一度も毒に当たったことはない。でも、玉鈴の忠告が頭にあった。知られすぎないこと。
「たまたま紫河豚の毒が効かないなんてことある?」
「分かりません。私、毒のことは詳しくなくて」
これは本当だった。効かないだけで、詳しくはない。
侍女たちは納得していない顔をしていたが、それ以上は聞いてこなかった。
部屋に戻ると、卓の上に包みが置いてあった。開けると、干し柿が五つ。誰が置いたのか分からない。添え書きもない。
匂いを嗅いだ。干し柿の甘い香りの下に、微かに——青酸の匂い。杏仁に似た、鼻の奥を刺す匂い。
毒だ。
二日連続。
私は干し柿を包み直し、劉芳蘭のところへ持っていった。
「これを部屋に?」
劉芳蘭は包みを見て、眉一つ動かさなかった。しかし、卓の下で拳を握りしめているのが見えた。
「はい。戻ったら置いてありました」
「食べていないでしょうね」
「食べていません。匂いで分かりましたので」
「匂いで」
「杏仁のような匂いがします。かすかにですが」
劉芳蘭は干し柿を布で包み、再び周先生を呼んだ。
周先生の鑑定は早かった。
「苦扁桃の煎じ汁だ。干し柿に染み込ませてある。これも致死量を超えている」
劉芳蘭の目が細くなった。
「翠玲、あなたの部屋に鍵は」
「ありません」
「今日中に取り付けさせます。それと——」
劉芳蘭は少し考えてから、続けた。
「今後、出所不明の食べ物には一切手をつけないこと。私が渡したもの以外は」
「はい」
従うつもりだった。ただし、理由は劉芳蘭が思っているものとは少し違う。私は毒では死なない。でも、毒入りの食べ物を平然と食べてしまえば、毒を盛った側が分からなくなる。食べずに報告したほうが、犯人を追える。
それに——食べ物を粗末にしたくなかった。毒さえなければ美味しそうな干し柿だったのに。もったいない。
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