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Ep.7 よみがえる記憶に広がる暗闇
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どれほどのときがたったのか、もう意識も朦朧として、何度も気を失っては激しすぎる突き上げに無理やり目覚めさせられるのをくりかえし、苦しさすらも麻痺してわからなくなってきて。
なのに、あいかわらずグラシュティンは飽きることもなくボクを犯しつづけていた。
───そう、グラシュティンの性欲は、人の持つそれよりもはるかに強いものだった。
ぶちまけられたグラシュティンの白濁に、からだ中がよごれ、何度もなかに出されたせいで、お腹はパンパンにふくれていたと思う。
特に下半身は、激しい抽挿で泡立ったそれにまみれていた。
きっと、見るに耐えない姿になっていたと思う。
くりかえし無茶な体勢で犯されつづけたせいで、下半身はしびれて、もはや感覚すらなくなっている。
はじめのころは、勢いよく横で燃えていた焚き火の火も、今にも消えそうになっていた。
どうしたら逃げられるのかもわからなくて、いっそ死んでしまいたいと願うころ、その人はあらわれた。
キラリと光る金色の光。
それを認識した次の瞬間、荒い鼻息のままにボクを押さえつけ、その上でずっと腰をふりつづけていたグラシュティンの首が、突如としてずれ、そしてゆっくりとずり落ちていった。
いや、正確には剣の一閃のもとに切り捨てられただけだ。
遅れて吹き上がる真っ赤な血しぶきに、ようやく解放されたことを知った。
「なかば狂乱した半裸の男がおかしなことをさわいでいると聞いてきてみたが、なぜセーフポイントにフロアボスがいるんだ?!」
「隊長!このまわりの残骸……おそらく犠牲になった人たちのなれの果てかと……」
「グラシュティンが、人を食うだと?!そんな話は聞いたことないぞ!?」
周囲を走りまわる人の気配とガチャガチャという金属製の鎧の音が、どこか遠くで聞こえている。
この頃にはもうボクは、目を開けていることさえ、億劫になっていた。
息をするのもやっとで、閉じかかるまぶたは、一度閉じてしまえばもう二度と開くことはない、そんな死の予感が迫っていた。
……あぁ、せっかくセーフポイントに逃げ込んで助かったと思ったのに、サイラスたちによって見捨てられたあの男のようだ。
「っ、相手はまだ子どもじゃないか、なんと醜悪な……!」
こども……?
こどもって、だれのことだろう……??
これでもボクは、もうすぐ成人する年齢なのに。
ぼんやりとする意識は、とぎれとぎれになっていた。
まだ年若い男の声が聞こえ、そしてすぐにこの世のものとは思えないくらい美しい顔がかすむ視界に入ってきたところで、ボクの意識は完全に闇に飲まれていったのだった。
ただ意識を失う直前の記憶に残ったのは、薄暗いセーフポイントのなかで、その消えかかった焚き火の炎に照らされた金色の髪だけだった。
───あれから6年の刻が経った。
ボクのなかで、あのときのことは忘れたい思い出として記憶の奥底に封じ込めることで、なんとか整理をつけていた。
当初はうなされて夜中に何度も飛び起きたし、そのたびにふるえて泣いていた。
でもそんなとき、ボク以上にハルトが心配をするから、いつのころからか、それを必死にごまかすようになっていった。
───大丈夫、あんなのなんでもない。
───もう終わったことなんだから、忘れてしまえ。
そう呪詛のようにくりかえし、無理やりに意識の外に置くことで、忘れたふりをよそおって。
そうしているうちに暗示が効いてきたのか、ようやくボクも落ちついて眠れるようになってきたんだ。
ちょうどそのころ、あのときダンジョン内に助けに来てくれたのは、副団長になる前の小隊長格だったころのリュクス様とキャスター様が率いる小隊だったと聞いた。
どうやらボクが逃げ出せないようにと足の腱を切り裂いた剣士のサイラスは、半狂乱のままダンジョンの外までは逃げおおせたらしい。
でもそこで出会った商隊に助けを求めたところで失神したとかで、そのあまりに鬼気迫る姿に危機を察した商隊長は、たまたま近くに来ていた王宮騎士団へと救援を要請してくれたのだと聞いている。
そして例の階層のセーフポイントで、なぜかいるフロアボスのグラシュティンと、それに犯されるボクを見つけたようだった。
なんでも、あと少し救助が遅ければ、ボクも死んでいたらしい。
助け出された時点で切られた右足からの出血と、内臓の損傷とで虫の息だったボクは、同行していた治癒士の施術で一命をとりとめることができ、こうして今も生きている。
だからボクにとっての命の恩人は、その商隊長とリュクス様、そしてその治癒士さんということになる。
決して、ダンジョンの外まで逃げおおせたサイラスなんかじゃない。
あれ以来、切られた右足の腱は完全には治らず、前みたいに走ることはできなくなってしまったどころか、まともに歩くことすらむずかしくなってしまったけれど、ハルトのおかげでいちばんの命の恩人であるリュクス様にお会いすることもできた。
そんなわけで、もうあの過去は封印したつもりでいた。
だけど。
「それが『ダンジョンで、できた傷痕』だって……?」
「………はい、そうです」
とたんに険しくなるキャスター様の顔に、ビクリと肩をすくめる。
なにかマズいことでも言ってしまっただろうか?
たしかに王宮騎士団の方々は、あまり冒険者たちとは仲良くなかったかもしれないけれど。
だからといって、これが地雷になるとは思わなかった。
だってボクが言ったセリフでは、これが事故なのか、それともだれかに故意に負わされた怪我なのか、判別がつかないはずだ。
余計な詮索をされたくなくて、わざとボカすようにそう言ったんだから。
でももし、そのボクの言い方が気にくわないというのなら、あやまるしかなかった。
「ご気分を害されたなら、あやまります!申し訳ございません!!」
「……ロトがあやまる必要はない。それよりその話、もう少し詳しく聞かせてくれないか?」
おびえたように何度もあたまを下げるボクに、キャスター様はやさしく問いかけてくる。
「そんな、キャスター様にお聞かせできるほど、楽しい話ではございません……」
どうにか断りを入れようとしたところで、キャスター様は感情の見えにくい表情のまま、ふたたび口を開く。
「この国の治安を守るものとして、気になる話だ。どう見ても鋭利な刃物で切られてできた傷痕が、ダンジョンで負った怪我だと?ならばそれは、必然的に犯人がいる話になるのだろう?」
なかば断定的にたずねてくる相手からは、なぞの迫力がにじむ。
「どうか、おゆるしください……」
あれはもう封印した過去で、思い出したくないものなんだ。
忘れたままでいたいのに……。
でもそれは、どうやらゆるしてはもらえないみたいだった。
「そういえばお前は、ハルトとおなじスラムの出身だったな。たしか、そう───西の森のバルガだったか?」
「え、えぇ、そうです」
そうこたえながらも、声はふるえてしまっていた。
必死に取りつくろおうとするのに、閉じ込めたはずの記憶のふたがひらいて、あふれ出してこようとするそれは、ボクを恐怖で縛るだけだ。
あっけなく失われていく命への恐怖と、なかば好意を抱いていた相手からの致命的な裏切りと。
それになにより、モンスターに蹂躙された、この身さえも呪わしい。
わずかなきっかけで、完全にひらいてしまいそうなその扉を必死におさえこむ代わりに、ぎゅっと手をにぎりしめ、身を固くして耐えようとしていたのに。
「───剣士サイラス、重戦士レゴッド、魔法使いジャーナム」
聞き覚えのある名前の羅列に、からだがビクリとハネた。
あのとき、ボクとともにダンジョンに向かったパーティーメンバーの名前だ。
その名前が鍵となり、封印していたはずの扉は無理やりこじ開けられようとしていた。
ドクドクと、やけに心臓の音が大きく響いて聞こえる。
視野は急激に狭まっていき、息は浅く、ヒューヒューと乾いた音がするばかりで、ロクに空気も吸えなくなっていく。
あたまはガンガンと痛み、胸やけのような苦しさが増して、激しい吐き気がせりあがってくる。
イヤだ、それ以上は聞きたくない!
寒くも暑くもないはずなのに、冷や汗が止まらなかった。
どうかお願い、言わないで!
聞きたくない!!
祈るような気持ちでいたところで、無情にもその名が告げられる。
「───フロアボス、グラシュティン」
それが決定打だった。
よみがえる恐怖に足もとのおぼつかないまま、その場に膝をついたボクは、胃のなかのものをぶちまけた。
そして激しいめまいに襲われ、平衡感覚を失って倒れ込む。
あのときの事情を知らない人にとって、キャスター様の発したセリフは、なんてことのない名前の列挙でしかない。
でも、ボクにとってのそれは、まったくちがう重みを持つ。
忘れようとしていたトラウマの扉の鍵であり、呪いのようにこの身を縛るもの。
「まさか、あのときの子どもが、お前だったとは───……」
キャスター様のつぶやく声が聞こえた気がしたけれど、そこから先の意識が真っ黒に塗りつぶされていったせいで、認識することはできなかった。
なのに、あいかわらずグラシュティンは飽きることもなくボクを犯しつづけていた。
───そう、グラシュティンの性欲は、人の持つそれよりもはるかに強いものだった。
ぶちまけられたグラシュティンの白濁に、からだ中がよごれ、何度もなかに出されたせいで、お腹はパンパンにふくれていたと思う。
特に下半身は、激しい抽挿で泡立ったそれにまみれていた。
きっと、見るに耐えない姿になっていたと思う。
くりかえし無茶な体勢で犯されつづけたせいで、下半身はしびれて、もはや感覚すらなくなっている。
はじめのころは、勢いよく横で燃えていた焚き火の火も、今にも消えそうになっていた。
どうしたら逃げられるのかもわからなくて、いっそ死んでしまいたいと願うころ、その人はあらわれた。
キラリと光る金色の光。
それを認識した次の瞬間、荒い鼻息のままにボクを押さえつけ、その上でずっと腰をふりつづけていたグラシュティンの首が、突如としてずれ、そしてゆっくりとずり落ちていった。
いや、正確には剣の一閃のもとに切り捨てられただけだ。
遅れて吹き上がる真っ赤な血しぶきに、ようやく解放されたことを知った。
「なかば狂乱した半裸の男がおかしなことをさわいでいると聞いてきてみたが、なぜセーフポイントにフロアボスがいるんだ?!」
「隊長!このまわりの残骸……おそらく犠牲になった人たちのなれの果てかと……」
「グラシュティンが、人を食うだと?!そんな話は聞いたことないぞ!?」
周囲を走りまわる人の気配とガチャガチャという金属製の鎧の音が、どこか遠くで聞こえている。
この頃にはもうボクは、目を開けていることさえ、億劫になっていた。
息をするのもやっとで、閉じかかるまぶたは、一度閉じてしまえばもう二度と開くことはない、そんな死の予感が迫っていた。
……あぁ、せっかくセーフポイントに逃げ込んで助かったと思ったのに、サイラスたちによって見捨てられたあの男のようだ。
「っ、相手はまだ子どもじゃないか、なんと醜悪な……!」
こども……?
こどもって、だれのことだろう……??
これでもボクは、もうすぐ成人する年齢なのに。
ぼんやりとする意識は、とぎれとぎれになっていた。
まだ年若い男の声が聞こえ、そしてすぐにこの世のものとは思えないくらい美しい顔がかすむ視界に入ってきたところで、ボクの意識は完全に闇に飲まれていったのだった。
ただ意識を失う直前の記憶に残ったのは、薄暗いセーフポイントのなかで、その消えかかった焚き火の炎に照らされた金色の髪だけだった。
───あれから6年の刻が経った。
ボクのなかで、あのときのことは忘れたい思い出として記憶の奥底に封じ込めることで、なんとか整理をつけていた。
当初はうなされて夜中に何度も飛び起きたし、そのたびにふるえて泣いていた。
でもそんなとき、ボク以上にハルトが心配をするから、いつのころからか、それを必死にごまかすようになっていった。
───大丈夫、あんなのなんでもない。
───もう終わったことなんだから、忘れてしまえ。
そう呪詛のようにくりかえし、無理やりに意識の外に置くことで、忘れたふりをよそおって。
そうしているうちに暗示が効いてきたのか、ようやくボクも落ちついて眠れるようになってきたんだ。
ちょうどそのころ、あのときダンジョン内に助けに来てくれたのは、副団長になる前の小隊長格だったころのリュクス様とキャスター様が率いる小隊だったと聞いた。
どうやらボクが逃げ出せないようにと足の腱を切り裂いた剣士のサイラスは、半狂乱のままダンジョンの外までは逃げおおせたらしい。
でもそこで出会った商隊に助けを求めたところで失神したとかで、そのあまりに鬼気迫る姿に危機を察した商隊長は、たまたま近くに来ていた王宮騎士団へと救援を要請してくれたのだと聞いている。
そして例の階層のセーフポイントで、なぜかいるフロアボスのグラシュティンと、それに犯されるボクを見つけたようだった。
なんでも、あと少し救助が遅ければ、ボクも死んでいたらしい。
助け出された時点で切られた右足からの出血と、内臓の損傷とで虫の息だったボクは、同行していた治癒士の施術で一命をとりとめることができ、こうして今も生きている。
だからボクにとっての命の恩人は、その商隊長とリュクス様、そしてその治癒士さんということになる。
決して、ダンジョンの外まで逃げおおせたサイラスなんかじゃない。
あれ以来、切られた右足の腱は完全には治らず、前みたいに走ることはできなくなってしまったどころか、まともに歩くことすらむずかしくなってしまったけれど、ハルトのおかげでいちばんの命の恩人であるリュクス様にお会いすることもできた。
そんなわけで、もうあの過去は封印したつもりでいた。
だけど。
「それが『ダンジョンで、できた傷痕』だって……?」
「………はい、そうです」
とたんに険しくなるキャスター様の顔に、ビクリと肩をすくめる。
なにかマズいことでも言ってしまっただろうか?
たしかに王宮騎士団の方々は、あまり冒険者たちとは仲良くなかったかもしれないけれど。
だからといって、これが地雷になるとは思わなかった。
だってボクが言ったセリフでは、これが事故なのか、それともだれかに故意に負わされた怪我なのか、判別がつかないはずだ。
余計な詮索をされたくなくて、わざとボカすようにそう言ったんだから。
でももし、そのボクの言い方が気にくわないというのなら、あやまるしかなかった。
「ご気分を害されたなら、あやまります!申し訳ございません!!」
「……ロトがあやまる必要はない。それよりその話、もう少し詳しく聞かせてくれないか?」
おびえたように何度もあたまを下げるボクに、キャスター様はやさしく問いかけてくる。
「そんな、キャスター様にお聞かせできるほど、楽しい話ではございません……」
どうにか断りを入れようとしたところで、キャスター様は感情の見えにくい表情のまま、ふたたび口を開く。
「この国の治安を守るものとして、気になる話だ。どう見ても鋭利な刃物で切られてできた傷痕が、ダンジョンで負った怪我だと?ならばそれは、必然的に犯人がいる話になるのだろう?」
なかば断定的にたずねてくる相手からは、なぞの迫力がにじむ。
「どうか、おゆるしください……」
あれはもう封印した過去で、思い出したくないものなんだ。
忘れたままでいたいのに……。
でもそれは、どうやらゆるしてはもらえないみたいだった。
「そういえばお前は、ハルトとおなじスラムの出身だったな。たしか、そう───西の森のバルガだったか?」
「え、えぇ、そうです」
そうこたえながらも、声はふるえてしまっていた。
必死に取りつくろおうとするのに、閉じ込めたはずの記憶のふたがひらいて、あふれ出してこようとするそれは、ボクを恐怖で縛るだけだ。
あっけなく失われていく命への恐怖と、なかば好意を抱いていた相手からの致命的な裏切りと。
それになにより、モンスターに蹂躙された、この身さえも呪わしい。
わずかなきっかけで、完全にひらいてしまいそうなその扉を必死におさえこむ代わりに、ぎゅっと手をにぎりしめ、身を固くして耐えようとしていたのに。
「───剣士サイラス、重戦士レゴッド、魔法使いジャーナム」
聞き覚えのある名前の羅列に、からだがビクリとハネた。
あのとき、ボクとともにダンジョンに向かったパーティーメンバーの名前だ。
その名前が鍵となり、封印していたはずの扉は無理やりこじ開けられようとしていた。
ドクドクと、やけに心臓の音が大きく響いて聞こえる。
視野は急激に狭まっていき、息は浅く、ヒューヒューと乾いた音がするばかりで、ロクに空気も吸えなくなっていく。
あたまはガンガンと痛み、胸やけのような苦しさが増して、激しい吐き気がせりあがってくる。
イヤだ、それ以上は聞きたくない!
寒くも暑くもないはずなのに、冷や汗が止まらなかった。
どうかお願い、言わないで!
聞きたくない!!
祈るような気持ちでいたところで、無情にもその名が告げられる。
「───フロアボス、グラシュティン」
それが決定打だった。
よみがえる恐怖に足もとのおぼつかないまま、その場に膝をついたボクは、胃のなかのものをぶちまけた。
そして激しいめまいに襲われ、平衡感覚を失って倒れ込む。
あのときの事情を知らない人にとって、キャスター様の発したセリフは、なんてことのない名前の列挙でしかない。
でも、ボクにとってのそれは、まったくちがう重みを持つ。
忘れようとしていたトラウマの扉の鍵であり、呪いのようにこの身を縛るもの。
「まさか、あのときの子どもが、お前だったとは───……」
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