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Ep.9 鬱々とした想いの行方
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まだボクたちがスラムにいたころ、顔見知りの商人と組んで、ハルトの発想から開発された魔道具が王都で発売された。
そして貴族の間で評判を呼んだそれが王族の耳にも入ったことで、一躍その発明品は全国的な人気の品薄商品となった。
そのおかげでハルトは一気にお金持ちになったし、なによりそんな大金を稼ぐもとになるハルトの知識は、タチのよくない連中から狙われることになったのだった。
そのときにハルトと組んだ商人や商会は、そのまま王宮御用達のとなって保護されたけれど。
といっても、元より商会は敵がいるのになれているせいで、守備は万全だったから、そのせいで、よりいっそうハルト個人が狙われることになってしまったんだ。
だからこそ、ハルトたちの発明品を愛好する王侯貴族の方々は後ろ楯のないハルトを守ろうとして、こうして王宮にまで呼ばれて保護されることになったわけで。
ハルトの性格をかんがえれば、おそらくいくら本人が王宮で保護されていたとしても、その知識を得ようとするなら、いちばん有効なのは、ハルトにとって大事な人間の命を盾にして脅すことだろう。
そういう意味では王宮での保護は、彼の家族もふくめてすべきだけど、あいにくとスラム育ちの彼に血を分けた家族はいなかった。
強いてあげれば、幼いころからずっとそばで生きてきたボクが、それに相当するんだろう。
そんなわけで、本当は『神子』以外のスラム出身者なんてもの呼びたくはなかっただろうに、やむなく王族の方々もボクを同行者とすることを認めてくれたにすぎない。
ハルトにしても、足が不自由なボクでは、いずれスラムにいたままだったら食いっぱぐれるだろうという心配もあっただろうし、なにより王宮には王宮騎士団に所属するリュクス様たちがいる。
ずっと、命の恩人に会いたいと願っていたボクのために、という理由もあったと思う。
───だってハルトは、人のために一生懸命になれる、やさしい人間だから。
「本当に、一目でいいから会いたかった人にも会えたし、さらにはお話しすることもできたんだ。だからその機会をあたえてくれたハルトには、めちゃくちゃ感謝してる」
「ロト……」
これは本心からのセリフだ。
今度こそ、自然にほほえみかけることができたと思う。
ボクは命の恩人であるリュクス様のことが大好きで、これまでに何度もその想いを直接本人に告げることができたのだから。
結局、ボクが必死になって、どれほど感謝をして想い焦がれていたのかと伝えたかったのかは、たんなる熱狂的なファンの声援としてしか、本人には伝わっていなかったみたいだけど。
だって、その前にボクは『現実』に気づいてしまったから。
「……なんでかリュクスは僕に言い寄ってきてるけど、ちゃんとロトのこと知れば、ロトのこと好きになってくれると思…」
「ハルト!ごめん、それ以上は言わないでっ!」
とっさに泣きそうになって、あわてて下を向いて表情を隠す。
「リュクス様が好きなのは、ハルトのことだから……それに、ボクのは単なるあこがれだから、そういう恋愛的な『好き』とか『嫌い』とかじゃないんだ」
ウソだ、そう言いながらも、心臓のあたりがズキズキと痛む。
リュクス様のことが好きで好きで、大好きで。
今だって、恋人になりたくて、あの人に愛される存在になりたくて、たまらない。
でもその大好きな人が好きなのは、目の前にいるボクの幼なじみのハルトのほうなんだ。
───そう、ボクじゃない。
あの人にとってのボクは、ただの『ハルトの幼なじみという属性の存在』にすぎなくて。
くやしいことに、きっと名前すらまともにおぼえられていない。
本当に、ボクはバカだ。
会ってお礼を言って、好きだと告げて、それからどうするつもりだったんだろう?
まさか、告白したら付き合ってもらえるとでも思っていたんだろうか??
現実を見ろ、そんなの無理だ。
そもそも身分が釣り合わないし、第一そんなことをしてもあの人には、なんのメリットもない。
ボクには、リュクス様のためにできることがあまりにも少なすぎるから……。
ボクにとってのあの人は絶対の存在で、もし言われたらこの命でさえも、よろこんで投げ出せる。
そしてあの人の周囲には、そういう人間は掃いて捨てるほどいるだろうし、都合のいい性欲処理の相手ですら、どんな美人だろうと選び放題なわけだ。
よりによって、こんな穢れたボクなんかを相手にする理由がない。
なら、ボクができることってなんだろう……?
せいぜいおふたりよりも長くいっしょにいた分、ハルトのことにくわしいだけだ。
なにが好きで、なにが嫌いかとか、そんな幼なじみだからこそ知るハルトのこと。
それはリュクス様がハルトを攻略するために、必要なことだから。
───あぁ、現実はなんて残酷なんだろうか。
ボクが唯一できることは、こうして自らの決定的な失恋に向けて、大好きな人の背中を押すことだけだなんて。
それでも、その笑顔を見たくて、ほんのわずかでもボクにそれを向けてもらうためだけに、聞かれたことには必死でかんがえてこたえてしまう。
ハルトじゃなくて、ボクを見て!
ボクなら、そんな風に適当にあしらったりしないのに!
どれほど強くそう思ったところで、口に出せるわけもなく、ただ胃のあたりがズシリと重くなるだけだ。
でも、もし本当にそんなめんどうなことを言ってしまったのなら、嫌われて、きっともう愚痴を言う相手にすらしてもらえなくなる。
顔を見ることも──その他大勢に向けるためのものとはいえ──笑顔を向けられることも、まして1対1でお話しする機会なんて永久に失われてしまう。
そうして天秤にかけて、まるで見込みがないからこそ、せめて近くでお話しをしたいって目先の欲望をとったんだ。
だからこれは、リュクス様が悪いんじゃなくて、当然のことながらハルトも悪くなくて、ほかでもないボク自身の選択の結果なんだから、受け止めなきゃって思う。
そうやって自分の気持ちにふたをして、乞われるままにハルトの情報を話していたおかげで、近ごろでは毎回すげなくフラれるたびに、リュクス様はボクのところに愚痴りに来てくれる。
そんな彼をなぐさめるのは、きっとボクじゃなくてもできることだけど、なにが悪かったのか、いっしょになって分析してかんがえられるのは、だれよりもハルトのことをわかっているボクだけだから。
毎回胸の痛みを無視して、真剣にいっしょに悩んで、その攻略法をかんがえている。
なんてボクはバカなんだろう。
毎回言葉では、『うまくいくといいですね』なんて言いながら、勝手に傷ついているなんて。
ハルトを想ってやさしい顔を見せるリュクス様を見ながら、内心では激しく嫉妬の炎にまかれている。
そして心の奥底では、『うまくいかなければいい』なんて、ひそかに呪いの言葉を吐いてしまう。
だってまたハルトにフラれれば、リュクス様はボクのところに来てくれるんだろ?
そんなことでしか、お話しすることも笑いかけてもらうこともないけれど、それでもボクにとっては、その短い時間がたしかに生きがいだった。
だからこうしてハルトのそばにいて、そのやさしさに触れるたび、その心の強さに触れるたび、どんどん自分がみじめになっていく。
こんなふうに内にこもった、鬱々としたドロドロな思いをかかえているボクからすれば、まっすぐな彼はまぶしくて仕方ない。
なんでボクは、ハルトみたいじゃなかったんだろう?
せめて、ボクが『記憶持ち』だったなら、おなじくらいあたまがよかったら、リュクス様にも愛してもらえたんだろうか?
……それはこれまで、いったい何度夢に見たことだろう。
このたびに、絶対にくつがえることのない現実を目の当たりし、なにがあろうと敵わない彼我の差に打ちのめされるだけなのに。
ボクにとって、唯一ハルトより自信があったのは、スラムにいた当時、身寄りのない子どもにすぎなかったこのボクでも、ちゃんとお金をかせぐためのネタになっていた見た目だけだ。
でもそれにしたって、スラムでは見目がよかろうとこの王都では───とりわけリュクス様に言い寄る貴族のご令嬢なんかと比べてしまったら、もっときれいな人はたくさんいたし、特筆すべきものでもなんでもなくて。
それどころか、ここでは周囲の男の欲望の対象にしかならなくて、嫌な思いしかしなかったから、気がつけばこの外見はボクにとってはなにひとつ役に立たないものになっていた。
前髪を目まで隠れるくらいにのばして顔を隠して、ようやく息ができるようになったと感じているくらいだった。
そして貴族の間で評判を呼んだそれが王族の耳にも入ったことで、一躍その発明品は全国的な人気の品薄商品となった。
そのおかげでハルトは一気にお金持ちになったし、なによりそんな大金を稼ぐもとになるハルトの知識は、タチのよくない連中から狙われることになったのだった。
そのときにハルトと組んだ商人や商会は、そのまま王宮御用達のとなって保護されたけれど。
といっても、元より商会は敵がいるのになれているせいで、守備は万全だったから、そのせいで、よりいっそうハルト個人が狙われることになってしまったんだ。
だからこそ、ハルトたちの発明品を愛好する王侯貴族の方々は後ろ楯のないハルトを守ろうとして、こうして王宮にまで呼ばれて保護されることになったわけで。
ハルトの性格をかんがえれば、おそらくいくら本人が王宮で保護されていたとしても、その知識を得ようとするなら、いちばん有効なのは、ハルトにとって大事な人間の命を盾にして脅すことだろう。
そういう意味では王宮での保護は、彼の家族もふくめてすべきだけど、あいにくとスラム育ちの彼に血を分けた家族はいなかった。
強いてあげれば、幼いころからずっとそばで生きてきたボクが、それに相当するんだろう。
そんなわけで、本当は『神子』以外のスラム出身者なんてもの呼びたくはなかっただろうに、やむなく王族の方々もボクを同行者とすることを認めてくれたにすぎない。
ハルトにしても、足が不自由なボクでは、いずれスラムにいたままだったら食いっぱぐれるだろうという心配もあっただろうし、なにより王宮には王宮騎士団に所属するリュクス様たちがいる。
ずっと、命の恩人に会いたいと願っていたボクのために、という理由もあったと思う。
───だってハルトは、人のために一生懸命になれる、やさしい人間だから。
「本当に、一目でいいから会いたかった人にも会えたし、さらにはお話しすることもできたんだ。だからその機会をあたえてくれたハルトには、めちゃくちゃ感謝してる」
「ロト……」
これは本心からのセリフだ。
今度こそ、自然にほほえみかけることができたと思う。
ボクは命の恩人であるリュクス様のことが大好きで、これまでに何度もその想いを直接本人に告げることができたのだから。
結局、ボクが必死になって、どれほど感謝をして想い焦がれていたのかと伝えたかったのかは、たんなる熱狂的なファンの声援としてしか、本人には伝わっていなかったみたいだけど。
だって、その前にボクは『現実』に気づいてしまったから。
「……なんでかリュクスは僕に言い寄ってきてるけど、ちゃんとロトのこと知れば、ロトのこと好きになってくれると思…」
「ハルト!ごめん、それ以上は言わないでっ!」
とっさに泣きそうになって、あわてて下を向いて表情を隠す。
「リュクス様が好きなのは、ハルトのことだから……それに、ボクのは単なるあこがれだから、そういう恋愛的な『好き』とか『嫌い』とかじゃないんだ」
ウソだ、そう言いながらも、心臓のあたりがズキズキと痛む。
リュクス様のことが好きで好きで、大好きで。
今だって、恋人になりたくて、あの人に愛される存在になりたくて、たまらない。
でもその大好きな人が好きなのは、目の前にいるボクの幼なじみのハルトのほうなんだ。
───そう、ボクじゃない。
あの人にとってのボクは、ただの『ハルトの幼なじみという属性の存在』にすぎなくて。
くやしいことに、きっと名前すらまともにおぼえられていない。
本当に、ボクはバカだ。
会ってお礼を言って、好きだと告げて、それからどうするつもりだったんだろう?
まさか、告白したら付き合ってもらえるとでも思っていたんだろうか??
現実を見ろ、そんなの無理だ。
そもそも身分が釣り合わないし、第一そんなことをしてもあの人には、なんのメリットもない。
ボクには、リュクス様のためにできることがあまりにも少なすぎるから……。
ボクにとってのあの人は絶対の存在で、もし言われたらこの命でさえも、よろこんで投げ出せる。
そしてあの人の周囲には、そういう人間は掃いて捨てるほどいるだろうし、都合のいい性欲処理の相手ですら、どんな美人だろうと選び放題なわけだ。
よりによって、こんな穢れたボクなんかを相手にする理由がない。
なら、ボクができることってなんだろう……?
せいぜいおふたりよりも長くいっしょにいた分、ハルトのことにくわしいだけだ。
なにが好きで、なにが嫌いかとか、そんな幼なじみだからこそ知るハルトのこと。
それはリュクス様がハルトを攻略するために、必要なことだから。
───あぁ、現実はなんて残酷なんだろうか。
ボクが唯一できることは、こうして自らの決定的な失恋に向けて、大好きな人の背中を押すことだけだなんて。
それでも、その笑顔を見たくて、ほんのわずかでもボクにそれを向けてもらうためだけに、聞かれたことには必死でかんがえてこたえてしまう。
ハルトじゃなくて、ボクを見て!
ボクなら、そんな風に適当にあしらったりしないのに!
どれほど強くそう思ったところで、口に出せるわけもなく、ただ胃のあたりがズシリと重くなるだけだ。
でも、もし本当にそんなめんどうなことを言ってしまったのなら、嫌われて、きっともう愚痴を言う相手にすらしてもらえなくなる。
顔を見ることも──その他大勢に向けるためのものとはいえ──笑顔を向けられることも、まして1対1でお話しする機会なんて永久に失われてしまう。
そうして天秤にかけて、まるで見込みがないからこそ、せめて近くでお話しをしたいって目先の欲望をとったんだ。
だからこれは、リュクス様が悪いんじゃなくて、当然のことながらハルトも悪くなくて、ほかでもないボク自身の選択の結果なんだから、受け止めなきゃって思う。
そうやって自分の気持ちにふたをして、乞われるままにハルトの情報を話していたおかげで、近ごろでは毎回すげなくフラれるたびに、リュクス様はボクのところに愚痴りに来てくれる。
そんな彼をなぐさめるのは、きっとボクじゃなくてもできることだけど、なにが悪かったのか、いっしょになって分析してかんがえられるのは、だれよりもハルトのことをわかっているボクだけだから。
毎回胸の痛みを無視して、真剣にいっしょに悩んで、その攻略法をかんがえている。
なんてボクはバカなんだろう。
毎回言葉では、『うまくいくといいですね』なんて言いながら、勝手に傷ついているなんて。
ハルトを想ってやさしい顔を見せるリュクス様を見ながら、内心では激しく嫉妬の炎にまかれている。
そして心の奥底では、『うまくいかなければいい』なんて、ひそかに呪いの言葉を吐いてしまう。
だってまたハルトにフラれれば、リュクス様はボクのところに来てくれるんだろ?
そんなことでしか、お話しすることも笑いかけてもらうこともないけれど、それでもボクにとっては、その短い時間がたしかに生きがいだった。
だからこうしてハルトのそばにいて、そのやさしさに触れるたび、その心の強さに触れるたび、どんどん自分がみじめになっていく。
こんなふうに内にこもった、鬱々としたドロドロな思いをかかえているボクからすれば、まっすぐな彼はまぶしくて仕方ない。
なんでボクは、ハルトみたいじゃなかったんだろう?
せめて、ボクが『記憶持ち』だったなら、おなじくらいあたまがよかったら、リュクス様にも愛してもらえたんだろうか?
……それはこれまで、いったい何度夢に見たことだろう。
このたびに、絶対にくつがえることのない現実を目の当たりし、なにがあろうと敵わない彼我の差に打ちのめされるだけなのに。
ボクにとって、唯一ハルトより自信があったのは、スラムにいた当時、身寄りのない子どもにすぎなかったこのボクでも、ちゃんとお金をかせぐためのネタになっていた見た目だけだ。
でもそれにしたって、スラムでは見目がよかろうとこの王都では───とりわけリュクス様に言い寄る貴族のご令嬢なんかと比べてしまったら、もっときれいな人はたくさんいたし、特筆すべきものでもなんでもなくて。
それどころか、ここでは周囲の男の欲望の対象にしかならなくて、嫌な思いしかしなかったから、気がつけばこの外見はボクにとってはなにひとつ役に立たないものになっていた。
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