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Ep.21 オマケの子こそが太陽
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とっさのことで、どうしていいかわからなかった。
ただキャスター様から抱きしめられ、そしてまるで大切なものでもあつかうかのように、そっとほっぺたをなでられる。
「もう一度問うぞ、ロト。俺じゃダメか?お前のことを大切にして、存分に甘やかしてやりたい。毎日好きだと言って、あふれるほどの愛を注いでやりたいんだ」
「で、でも……っ!」
それはまちがいようもなく、熱烈な愛の言葉だった。
「キャスター様もご存じのとおり、ボクは───その……穢れた存在なんです。冒険者相手にからだを売るようなお仕事をしていたし、その結果グラシュティンにまで……!!こんなボクには、キャスター様から愛される資格なんてな……っ!?」
いかに自分では釣り合わないのかを必死に言いつのろうとしたところで、それは途中で止められた。
「っ?!」
くちびるを合わせるだけの、軽いキス。
けれどそれは、ボクにとっては十分すぎるほどの衝撃だった。
「……わかっているさ、ロト。でもそれは、お前たちが生きるために必要なことだったんだろう?幼いころはロトに養われていたおかげで生き延びられたのだと、ハルトからも聞いている。それになにより、俺がお前のことを好きだと自覚したのは、お前があのときの被害者だと知ったからだ」
「どういう、ことですか……?」
まったくもって意味がわからない。
だってボクがあのときの被害者だと知ったなら、つまりボクがロクでもない仕事で稼いでいた、穢れた存在だってわかった状態でってことになるわけでしょ?
嫌われる理由になりこそすれ、好かれる理由になんてなるわけがない。
「……はじめてロトに会ったのは、この王宮に来た日のことだったな。そこでお前は目をキラキラさせ、リュクスに命を助けられたことを告げ、礼を述べていた。お前の全身からは『生きていることがうれしい』とにじんで見えた。俺にはその姿が、なによりまぶしかった」
「…………………」
なんとなくこれは、最後まで黙って聞いていたほうがいいような気がする。
「これまでも俺たちは、王宮騎士団の一員として様々な現場でモンスターや盗賊どもを相手に戦って、多くの命を救ってきたわけだが、なかには酷い怪我をしたものもいたし、手篭めにされ身ごもっていた娘もいた……」
沈痛な面持ちで黙り込んでしまったキャスター様に、どう声をかけていいか迷う。
「それは、とても痛ましいですね……」
結局、言葉にできたのは、どうとでもとれる薄っぺらなセリフだけだった。
だってボクにはキャスター様の言いたいことが、なんとなく読めてしまったから。
前ならば『命が助かったのだから、それだけでも十分だし、よかったじゃないか』としか思わなかったかもしれない。
でも今は王宮に来たことで、王都に住む人たちのかんがえ方が理解できてしまったから、なによりボクの足のこともあるから、その先の苦労が手に取るようにわかったんだ。
「お前を助けたあのころ、俺が以前に野盗被害から助けた村に寄る機会があった。復興するどころか、想像以上に村は荒れていてな。そこで村長に言われたよ、『なぜ娘を助けたのか?』と。そこの村長の娘は、野盗どもに襲われ、身ごもっていたんだ。そして発狂したまま子どもを産んで、自らの命を絶っていた……残された子どもは奴隷として売られ、ほかにも大怪我で働けなくなったもののいる家庭は皆、苦しい生活を余儀なくされ、一家心中したものもあった」
それは、想像以上に悲惨な話だった。
怪我をして働き手にならなくなったものは、ただの穀つぶしでしかない。
でも家族は、それを養わなくてはいけないんだ。
せっかく助けられた命なんだ、見殺しになんてできない。
家族や自分を救ってもらったことは純粋にありがたい、けれど日々の生活をしていくのはそう簡単ではなくて。
ボクはたまたまハルトのおかげでなに不自由なく暮らせているけれど、あのままスラムにいたらどうなっていたかはわからないと思う。
なにより、それが野盗であれモンスターであれ、無理やりにからだを暴かれたものは『キズモノ』あつかいをされることになる。
それはどうしたって『ふつう』とはちがう『腫れ物』のような存在として、奇異の目で見られることになるわけで。
それが本人にとって、どれほど居心地の悪いものか!
それでもまだボクは王宮内での下働きという、比較的上品なほうの人たちのなかにいてもそうなのだから、ふつうの村では推して知るべし、だ。
「……そこで俺はわからなくなってしまったんだ、大怪我をしたものを救うのは、俺のエゴではないのか、と。もしかしたら村を救ったつもりで、かえってそれは迷惑なことでしかなかったのか、と」
深い苦悩が見える険しい顔のまま、額に手を当ててキャスター様は目をつぶり、ふるえていた。
「そんなことは……っ!ないです!少なくともボクはすごくうれしかったから!!」
その姿を目にしたとたん、黙っているなんてできなくて、とっさにさけんでいた。
あのときは本当に苦しくて苦しくて、息を吸うことさえできなくて。
もう死んでしまうかもしれないっていう絶望のフチに立たされたとき、助けてくれた王子さまのような人。
その人がキャスター様だったとして、今その相手がふるえながらボクの目の前にいる。
「あ……あのときはボクを助けてくれて、本当にありがとうございました!!」
気がつけば、あふれ出る感謝の気持ちから、深いお辞儀とともにお礼の言葉が飛び出していた。
なんのひねりもない、おもしろみもないようなセリフ。
でもそれがボクにとっては、真っ先に浮かんだ言葉だったんだ。
だって、あのときはキャスター様に助けてもらえて、本当にうれしかったから。
信じていたサイラスに裏切られて足の腱を斬られ、グラシュティンにはさんざん犯されて。
もうだれを信じていいのかわからなかったし、こんなボクを助けてくれるような人はいないんじゃないかって思っていた。
いっそ死んでしまえば解放されるのに、死ぬことは怖くて、でもそれなのにそう思ってしまうくらいにずっと苦しくて、痛くて。
そのうえ気を失うことさえできず、それでいて気を失ってしまったら今度こそ死んでしまうような気がして、それもまた怖かった。
───そう、そんな目に遭ってもなお、ボクは死にたくなかった。
ただひたすらに、死ぬことが怖かったんだ。
「お願いです、どうかそんなことを思わないで……ボクは本当にあなたに助けられたとき、うれしかったんですから」
「ロト……お前の笑顔は、いつだって俺を救ってくれるんだな?」
そっと手をのばしたキャスター様に、ふたたび抱きしめられる。
今度のそれは、おそるおそる触れるだけだったけれど。
「俺のなかで、今でもその疑問はくすぶりつづけている。だからここに来たときのお前を見て、命を助けられたことを全身で感謝を告げる姿に、そしてその後もリュクスを慕う姿を見るたびに、俺は勝手に癒されていたんだ」
それは自分のしたことが正しかったんだという、なによりの証拠になるから。
「ボクがいることで……?」
キャスター様に自信をあたえ、そして心の傷を癒す助けになっていたというのなら、それはなんてありがたいことなんだろうか!
だって、命の恩人の役に立てていたなら、少しは恩返しができてたってことなのだから。
「あぁ、俺にとってのお前は、道に迷ったときにいつでもその先を照らしてくれる太陽のような存在に思えてならないんだ」
ボクからすれば、リュクス様やキャスター様こそ太陽のような存在だと思っていたのに。
「そんな、もったいないお言葉です……」
しかもその人は、ボクのことが好きだと言ってくれている。
なんていうか、夢みたいだ。
ドクン……!
心臓がひときわ大きく脈打った。
どうしよう、ドキドキして顔が熱くてたまらない。
そして、少しは心臓が落ちつくのを待とうと思ったのに、ちっとも落ちついてくれそうにない。
「ロト、顔をあげて?」
そっと呼びかけられ、ゆっくりとあたまを上げる。
すると、こちらをやさしげな瞳で見下ろすキャスター様と目があった。
「そういうところだ」
「え……?」
「俺がロトを好ましいと思うのは、そういうすなおなところだ。その……触れてもいいか?」
「は、はいっ」
軽く断りを入れると、キャスター様はボクのほっぺたに手をのばしてきた。
そっと愛おしげになでられ、ゆっくりと顔が近づいてくる。
あ、キスされる……。
どうしよう、すごいドキドキする!
ぎゅっと目をつぶってすぐに、ふにっとしたやわらかな触感がくちびるにあたった。
ただキャスター様から抱きしめられ、そしてまるで大切なものでもあつかうかのように、そっとほっぺたをなでられる。
「もう一度問うぞ、ロト。俺じゃダメか?お前のことを大切にして、存分に甘やかしてやりたい。毎日好きだと言って、あふれるほどの愛を注いでやりたいんだ」
「で、でも……っ!」
それはまちがいようもなく、熱烈な愛の言葉だった。
「キャスター様もご存じのとおり、ボクは───その……穢れた存在なんです。冒険者相手にからだを売るようなお仕事をしていたし、その結果グラシュティンにまで……!!こんなボクには、キャスター様から愛される資格なんてな……っ!?」
いかに自分では釣り合わないのかを必死に言いつのろうとしたところで、それは途中で止められた。
「っ?!」
くちびるを合わせるだけの、軽いキス。
けれどそれは、ボクにとっては十分すぎるほどの衝撃だった。
「……わかっているさ、ロト。でもそれは、お前たちが生きるために必要なことだったんだろう?幼いころはロトに養われていたおかげで生き延びられたのだと、ハルトからも聞いている。それになにより、俺がお前のことを好きだと自覚したのは、お前があのときの被害者だと知ったからだ」
「どういう、ことですか……?」
まったくもって意味がわからない。
だってボクがあのときの被害者だと知ったなら、つまりボクがロクでもない仕事で稼いでいた、穢れた存在だってわかった状態でってことになるわけでしょ?
嫌われる理由になりこそすれ、好かれる理由になんてなるわけがない。
「……はじめてロトに会ったのは、この王宮に来た日のことだったな。そこでお前は目をキラキラさせ、リュクスに命を助けられたことを告げ、礼を述べていた。お前の全身からは『生きていることがうれしい』とにじんで見えた。俺にはその姿が、なによりまぶしかった」
「…………………」
なんとなくこれは、最後まで黙って聞いていたほうがいいような気がする。
「これまでも俺たちは、王宮騎士団の一員として様々な現場でモンスターや盗賊どもを相手に戦って、多くの命を救ってきたわけだが、なかには酷い怪我をしたものもいたし、手篭めにされ身ごもっていた娘もいた……」
沈痛な面持ちで黙り込んでしまったキャスター様に、どう声をかけていいか迷う。
「それは、とても痛ましいですね……」
結局、言葉にできたのは、どうとでもとれる薄っぺらなセリフだけだった。
だってボクにはキャスター様の言いたいことが、なんとなく読めてしまったから。
前ならば『命が助かったのだから、それだけでも十分だし、よかったじゃないか』としか思わなかったかもしれない。
でも今は王宮に来たことで、王都に住む人たちのかんがえ方が理解できてしまったから、なによりボクの足のこともあるから、その先の苦労が手に取るようにわかったんだ。
「お前を助けたあのころ、俺が以前に野盗被害から助けた村に寄る機会があった。復興するどころか、想像以上に村は荒れていてな。そこで村長に言われたよ、『なぜ娘を助けたのか?』と。そこの村長の娘は、野盗どもに襲われ、身ごもっていたんだ。そして発狂したまま子どもを産んで、自らの命を絶っていた……残された子どもは奴隷として売られ、ほかにも大怪我で働けなくなったもののいる家庭は皆、苦しい生活を余儀なくされ、一家心中したものもあった」
それは、想像以上に悲惨な話だった。
怪我をして働き手にならなくなったものは、ただの穀つぶしでしかない。
でも家族は、それを養わなくてはいけないんだ。
せっかく助けられた命なんだ、見殺しになんてできない。
家族や自分を救ってもらったことは純粋にありがたい、けれど日々の生活をしていくのはそう簡単ではなくて。
ボクはたまたまハルトのおかげでなに不自由なく暮らせているけれど、あのままスラムにいたらどうなっていたかはわからないと思う。
なにより、それが野盗であれモンスターであれ、無理やりにからだを暴かれたものは『キズモノ』あつかいをされることになる。
それはどうしたって『ふつう』とはちがう『腫れ物』のような存在として、奇異の目で見られることになるわけで。
それが本人にとって、どれほど居心地の悪いものか!
それでもまだボクは王宮内での下働きという、比較的上品なほうの人たちのなかにいてもそうなのだから、ふつうの村では推して知るべし、だ。
「……そこで俺はわからなくなってしまったんだ、大怪我をしたものを救うのは、俺のエゴではないのか、と。もしかしたら村を救ったつもりで、かえってそれは迷惑なことでしかなかったのか、と」
深い苦悩が見える険しい顔のまま、額に手を当ててキャスター様は目をつぶり、ふるえていた。
「そんなことは……っ!ないです!少なくともボクはすごくうれしかったから!!」
その姿を目にしたとたん、黙っているなんてできなくて、とっさにさけんでいた。
あのときは本当に苦しくて苦しくて、息を吸うことさえできなくて。
もう死んでしまうかもしれないっていう絶望のフチに立たされたとき、助けてくれた王子さまのような人。
その人がキャスター様だったとして、今その相手がふるえながらボクの目の前にいる。
「あ……あのときはボクを助けてくれて、本当にありがとうございました!!」
気がつけば、あふれ出る感謝の気持ちから、深いお辞儀とともにお礼の言葉が飛び出していた。
なんのひねりもない、おもしろみもないようなセリフ。
でもそれがボクにとっては、真っ先に浮かんだ言葉だったんだ。
だって、あのときはキャスター様に助けてもらえて、本当にうれしかったから。
信じていたサイラスに裏切られて足の腱を斬られ、グラシュティンにはさんざん犯されて。
もうだれを信じていいのかわからなかったし、こんなボクを助けてくれるような人はいないんじゃないかって思っていた。
いっそ死んでしまえば解放されるのに、死ぬことは怖くて、でもそれなのにそう思ってしまうくらいにずっと苦しくて、痛くて。
そのうえ気を失うことさえできず、それでいて気を失ってしまったら今度こそ死んでしまうような気がして、それもまた怖かった。
───そう、そんな目に遭ってもなお、ボクは死にたくなかった。
ただひたすらに、死ぬことが怖かったんだ。
「お願いです、どうかそんなことを思わないで……ボクは本当にあなたに助けられたとき、うれしかったんですから」
「ロト……お前の笑顔は、いつだって俺を救ってくれるんだな?」
そっと手をのばしたキャスター様に、ふたたび抱きしめられる。
今度のそれは、おそるおそる触れるだけだったけれど。
「俺のなかで、今でもその疑問はくすぶりつづけている。だからここに来たときのお前を見て、命を助けられたことを全身で感謝を告げる姿に、そしてその後もリュクスを慕う姿を見るたびに、俺は勝手に癒されていたんだ」
それは自分のしたことが正しかったんだという、なによりの証拠になるから。
「ボクがいることで……?」
キャスター様に自信をあたえ、そして心の傷を癒す助けになっていたというのなら、それはなんてありがたいことなんだろうか!
だって、命の恩人の役に立てていたなら、少しは恩返しができてたってことなのだから。
「あぁ、俺にとってのお前は、道に迷ったときにいつでもその先を照らしてくれる太陽のような存在に思えてならないんだ」
ボクからすれば、リュクス様やキャスター様こそ太陽のような存在だと思っていたのに。
「そんな、もったいないお言葉です……」
しかもその人は、ボクのことが好きだと言ってくれている。
なんていうか、夢みたいだ。
ドクン……!
心臓がひときわ大きく脈打った。
どうしよう、ドキドキして顔が熱くてたまらない。
そして、少しは心臓が落ちつくのを待とうと思ったのに、ちっとも落ちついてくれそうにない。
「ロト、顔をあげて?」
そっと呼びかけられ、ゆっくりとあたまを上げる。
すると、こちらをやさしげな瞳で見下ろすキャスター様と目があった。
「そういうところだ」
「え……?」
「俺がロトを好ましいと思うのは、そういうすなおなところだ。その……触れてもいいか?」
「は、はいっ」
軽く断りを入れると、キャスター様はボクのほっぺたに手をのばしてきた。
そっと愛おしげになでられ、ゆっくりと顔が近づいてくる。
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