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Ep.20 愛されチートの隣の子たち
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「どうもこうもあるか!あのとき遺跡迷宮で、グラシュティンを斬り伏せたのは俺だ!」
吐き捨てるようにキャスター様がさけぶ。
その顔には、明確にイラ立ちの色が浮かんでいる。
「っ!?で、でも……おふたりがあのときの王宮騎士団を率いていたって……」
そんな、まさかボクがあのとき見た金髪の人物は、幻だったんだろうか?
一瞬にしてわいた疑念は即座に広がり、わけもなく不安な気持ちで、いても立ってもいられないような気分になる。
「───あの日、お前の言うとおり、俺とリュクスのふたりで王宮騎士団の小隊を率いていたのはまちがいない……だが通報を受け、遺跡迷宮に向かったのは俺の率いる隊だけだ。リュクスは外に残り、様子のおかしかったサイラスの尋問のほうを受け持っていた」
「そんな……」
ウソだ、そんなことあるものか……!
そう思う気持ちとは裏腹に、ようやくすべてのピースがカチリと音を立てて、おさまるべきところにおさまった、そんな気持ちにもなる。
だってそれは、十分あり得ることなんだって、納得のいく説明ができてしまうから。
前にリュクス様に話しかけたとき、あの一件で王宮騎士団を率いていたのはリュクス様とキャスター様だということは認めてくれたけれど、リュクス様はあのとき助けられたボクのことをまったくおぼえていなかった。
それはボクからすれば、とてもショックな出来事だったけど、それにもきちんとした理由ができる。
だって、本当に出会っていなかったんだから。
出会ってもいないもののことなんて、どうやったっておぼえていられるはずがないだろ?
そうかんがえるのは、好きな人に記憶されていなかったという、むなしい悲しみをごまかすためにもちょうどいい。
自分を守るためには、有効なかんがえ方だ。
でもその一方で、新たな火種となって、ボクをゆるがしてくる。
だってそれはボクにとっての真の命の恩人は、リュクス様じゃなくて、キャスター様なんだってこととイコールなわけでしょ?
つまりは、長年こじらせてきた片思いの前提条件が、音を立ててくずれていくようなものだ。
ボクを助けてくれた人は、リュクス様じゃなかったの……?
それでもあのとき、ボクを助けてくれた人の髪が金色に光っていたのは、絶対に見まちがえなんかじゃないって思う。
けれどそれを言うのなら、さっきボクを助けてくれたときのキャスター様の銀髪だって、この地下室のランプ炎のオレンジ色を反射して、金色に輝いていたんだ。
夕日を浴びた、あの裏庭での姿を見たときもそう。
なら、ひょっとして───?
あのときのボクは死にかけていて、今みたいに涙で視界はにじんでいた。
さらには遺跡迷宮のセーフポイントで、光源は消えかけの焚き火の炎だけだったとしたら……。
それに照らされた髪の色が金に見えたからって、元の髪の色までそうだとはかぎらないだろ!
「じゃあ、本当に……?」
「あぁ、こんなことでウソをついても仕方ないだろう!」
「そんな……」
それはたしかに、そうかもしれないけれど。
だってキャスター様がボクにウソをついたところで、なんのメリットもないのだから。
あったところで、せいぜいボクに命の恩人だと感謝されるくらいでしかない。
そんなの、なんの意味もないよな……?
「それで、お前がリュクスを好きな理由が、『己の命の恩人だから』ということならば、これで振り出しにもどったわけだが……」
そう言って、じっと見つめられる。
ドクン……
その真摯なまなざしで見つめられた瞬間、心臓が大きくハネた。
それに、なんだか妙に気はずかしい。
「そう、なのかもしれません……?」
キャスター様の言うとおり、ボクがリュクス様を好きになったきっかけは、まちがいなくボクを助けてくれた人だったからだ。
でも、命を助けてくれた人だから好きになったというだけじゃない。
あのとき目にした、この世のものとは思えないように美しい顔にあこがれ、もう一度会いたい、会ってお礼を言いたいという強い思いは、ままならない足をかかえてスラムで生きるボクにとって、長らく生きる糧となっていた。
それが、ハルトのおかげでこうして王宮に呼ばれて再会できたのは、ほんの1年前のことだ。
あこがれという名のキラキラした思いは、そこで実際目にしたときのリュクス様の快活な笑顔とのギャップに、一瞬にして運命的な恋に姿を変えた。
なら、それがもしリュクス様ではなく、キャスター様が本当に助けたくれた人だったとしたら……?
リュクス様とキャスター様は双子だけに、よく似ている。
だから見た目に関しては、あのときに感じた『この世のものとは思えないくらいの美形』という印象は、なにひとつ変わらない。
強いてあげれば、見た目を裏切るほどに明るく快活なリュクス様とちがって、キャスター様のほうが見た目を裏切ることがないほどに完ぺきな人間だってことくらいだ。
「で、でもっ!キャスター様は、ハルトのことがお好きでしたよね?!はじめて会った日からずっとハルトのこと、お気に入りだったじゃないですか!?」
今さらボクのことが好きだなんて、ただのリップサービスにしか思えないんだもん、どうしたってうたがってしまう。
「───あぁ、ハルトはめずらしく初見でリュクスを気に入ることなく、こてんぱんにした人間だったからな。ハルトのことを気に入ったのは、それだけの理由にすぎない」
だけど、キャスター様は、ボクの想像を超えたことを口にする。
「まさか、そんなことな……っ!」
「ある。俺本人が言うんだから、まちがいない。………双子の弟にこんな劣等感を抱くような俺に、ロトは幻滅したか?」
あわてて否定しようとするボクに、キャスター様は皮肉めいた笑みを口はしに浮かべた。
まるでこの世のすべてにうみ疲れたみたいな、その表情。
そこにあるのは、醜い気持ちをかかえる自分にたいする絶望感だ。
それを目にしたとたん、ぎゅんと胸をワシづかまれた気分だった。
なんでこんなに、『放っておけない』なんて思うんだろう?
ボクがそんなことを思うなんて、おこがましいと思うのに。
「いいえ、そんなことはないです!だって……」
でもボクにとってその気持ちは、他人事なんかじゃなくて、なによりも身近なものだったから。
「ボクだって、ずっとハルトに嫉妬してきたから……っ!!」
「なんだって、まさかロトが!?だって、あんなにハルトと仲がいいのに?」
ボクからの告白に、キャスター様がおどろきの声をあげた。
「……えぇ、そうです。大切な幼なじみとして、ハルトのことを大好きだと思う気持ちも、もちろんあります。でもこの1年で、ボクは醜い感情を手にしてしまったんです……。ボクがずっとあこがれてきたリュクス様からめちゃくちゃ愛されているのに、ちっとも応じようともしないハルトにたいして、『なんて傲慢なんだ』って怒りすらおぼえてましたから!」
と、そこでいったん言葉を区切る。
たぶんこの気持ちは、相手にたいする共感だ。
好きとか嫌いとかじゃなく、言うなれば相手の心の傷をなめて治そうとするみたいな、そんな原始的な衝動にすぎないのかもしれない。
「ハルトだってリュクス様のこと、好きになっているのはまちがいないのに。でもハルトはボクの気持ちも知っていたから……」
「あぁ、己の気持ちより、お前の気持ちを優先させようとしたわけか……いかにもお人好しなハルトらしい選択だな」
そのとおり、やっぱりキャスター様はよく見ている。
「本当に。そんなのでゆずられたところで、それこそ相手にボクが好かれてなきゃなんの意味もないことなのに、って……。リュクス様からは名前すらろくにおぼえられていないようなボクに、そんなチャンスあるはずもないじゃないですか」
がまんしようと思ったのに、現実の厳しさにぽろぽろと涙がこぼれていく。
「ハルトはボクなんかとくらべて、ずっと人の心の機微に敏いはずなのに……だから、それもわかっているくせにボクに遠慮するなんて!ボクからしたら、そのことがひるがえって、リュクス様から愛されている様子を見せつけられているみたいな気持ちになっちゃうんです!」
張り裂けそうなほどに、心が痛いと叫んでいた。
ボクはただ、好きな人から愛されたかっただけだ。
でもそれは叶わぬ願いだと知っていたから、必死にあきらめて、大切な友人とあこがれの人との恋を応援しようとしたんだ。
だからハルトに嫉妬してしまうのは、ただの逆恨みみたいなものなんだと思う。
そう思ってしまうのも、受け止める側であるボクの心が弱いせいにすぎなくて、ハルトには悪いところなんてひとつもないんだから。
「───もう、いい……それ以上は言わなくても……」
「キャスター様こそ、ボクに幻滅したんじゃないですか?あんなにキラキラした目でリュクス様に好きだと告げていたボクは、本当はこんなにドロドロした思いにあふれていて。どうせボクなんて穢れた存在なんです、大切にする価値なんてないのに……」
苦しげな声をしぼりだすキャスター様に、必死に笑みを向けようとして───しかしそれは叶わなかった。
「もういい、それ以上お前を傷つける奴らのことなんて、かんがえるな!これからは、そいつらの分まで俺がお前のことを大切にするから!」
気がつけばボクは、キャスター様から思いっきり抱きしめられていた。
吐き捨てるようにキャスター様がさけぶ。
その顔には、明確にイラ立ちの色が浮かんでいる。
「っ!?で、でも……おふたりがあのときの王宮騎士団を率いていたって……」
そんな、まさかボクがあのとき見た金髪の人物は、幻だったんだろうか?
一瞬にしてわいた疑念は即座に広がり、わけもなく不安な気持ちで、いても立ってもいられないような気分になる。
「───あの日、お前の言うとおり、俺とリュクスのふたりで王宮騎士団の小隊を率いていたのはまちがいない……だが通報を受け、遺跡迷宮に向かったのは俺の率いる隊だけだ。リュクスは外に残り、様子のおかしかったサイラスの尋問のほうを受け持っていた」
「そんな……」
ウソだ、そんなことあるものか……!
そう思う気持ちとは裏腹に、ようやくすべてのピースがカチリと音を立てて、おさまるべきところにおさまった、そんな気持ちにもなる。
だってそれは、十分あり得ることなんだって、納得のいく説明ができてしまうから。
前にリュクス様に話しかけたとき、あの一件で王宮騎士団を率いていたのはリュクス様とキャスター様だということは認めてくれたけれど、リュクス様はあのとき助けられたボクのことをまったくおぼえていなかった。
それはボクからすれば、とてもショックな出来事だったけど、それにもきちんとした理由ができる。
だって、本当に出会っていなかったんだから。
出会ってもいないもののことなんて、どうやったっておぼえていられるはずがないだろ?
そうかんがえるのは、好きな人に記憶されていなかったという、むなしい悲しみをごまかすためにもちょうどいい。
自分を守るためには、有効なかんがえ方だ。
でもその一方で、新たな火種となって、ボクをゆるがしてくる。
だってそれはボクにとっての真の命の恩人は、リュクス様じゃなくて、キャスター様なんだってこととイコールなわけでしょ?
つまりは、長年こじらせてきた片思いの前提条件が、音を立ててくずれていくようなものだ。
ボクを助けてくれた人は、リュクス様じゃなかったの……?
それでもあのとき、ボクを助けてくれた人の髪が金色に光っていたのは、絶対に見まちがえなんかじゃないって思う。
けれどそれを言うのなら、さっきボクを助けてくれたときのキャスター様の銀髪だって、この地下室のランプ炎のオレンジ色を反射して、金色に輝いていたんだ。
夕日を浴びた、あの裏庭での姿を見たときもそう。
なら、ひょっとして───?
あのときのボクは死にかけていて、今みたいに涙で視界はにじんでいた。
さらには遺跡迷宮のセーフポイントで、光源は消えかけの焚き火の炎だけだったとしたら……。
それに照らされた髪の色が金に見えたからって、元の髪の色までそうだとはかぎらないだろ!
「じゃあ、本当に……?」
「あぁ、こんなことでウソをついても仕方ないだろう!」
「そんな……」
それはたしかに、そうかもしれないけれど。
だってキャスター様がボクにウソをついたところで、なんのメリットもないのだから。
あったところで、せいぜいボクに命の恩人だと感謝されるくらいでしかない。
そんなの、なんの意味もないよな……?
「それで、お前がリュクスを好きな理由が、『己の命の恩人だから』ということならば、これで振り出しにもどったわけだが……」
そう言って、じっと見つめられる。
ドクン……
その真摯なまなざしで見つめられた瞬間、心臓が大きくハネた。
それに、なんだか妙に気はずかしい。
「そう、なのかもしれません……?」
キャスター様の言うとおり、ボクがリュクス様を好きになったきっかけは、まちがいなくボクを助けてくれた人だったからだ。
でも、命を助けてくれた人だから好きになったというだけじゃない。
あのとき目にした、この世のものとは思えないように美しい顔にあこがれ、もう一度会いたい、会ってお礼を言いたいという強い思いは、ままならない足をかかえてスラムで生きるボクにとって、長らく生きる糧となっていた。
それが、ハルトのおかげでこうして王宮に呼ばれて再会できたのは、ほんの1年前のことだ。
あこがれという名のキラキラした思いは、そこで実際目にしたときのリュクス様の快活な笑顔とのギャップに、一瞬にして運命的な恋に姿を変えた。
なら、それがもしリュクス様ではなく、キャスター様が本当に助けたくれた人だったとしたら……?
リュクス様とキャスター様は双子だけに、よく似ている。
だから見た目に関しては、あのときに感じた『この世のものとは思えないくらいの美形』という印象は、なにひとつ変わらない。
強いてあげれば、見た目を裏切るほどに明るく快活なリュクス様とちがって、キャスター様のほうが見た目を裏切ることがないほどに完ぺきな人間だってことくらいだ。
「で、でもっ!キャスター様は、ハルトのことがお好きでしたよね?!はじめて会った日からずっとハルトのこと、お気に入りだったじゃないですか!?」
今さらボクのことが好きだなんて、ただのリップサービスにしか思えないんだもん、どうしたってうたがってしまう。
「───あぁ、ハルトはめずらしく初見でリュクスを気に入ることなく、こてんぱんにした人間だったからな。ハルトのことを気に入ったのは、それだけの理由にすぎない」
だけど、キャスター様は、ボクの想像を超えたことを口にする。
「まさか、そんなことな……っ!」
「ある。俺本人が言うんだから、まちがいない。………双子の弟にこんな劣等感を抱くような俺に、ロトは幻滅したか?」
あわてて否定しようとするボクに、キャスター様は皮肉めいた笑みを口はしに浮かべた。
まるでこの世のすべてにうみ疲れたみたいな、その表情。
そこにあるのは、醜い気持ちをかかえる自分にたいする絶望感だ。
それを目にしたとたん、ぎゅんと胸をワシづかまれた気分だった。
なんでこんなに、『放っておけない』なんて思うんだろう?
ボクがそんなことを思うなんて、おこがましいと思うのに。
「いいえ、そんなことはないです!だって……」
でもボクにとってその気持ちは、他人事なんかじゃなくて、なによりも身近なものだったから。
「ボクだって、ずっとハルトに嫉妬してきたから……っ!!」
「なんだって、まさかロトが!?だって、あんなにハルトと仲がいいのに?」
ボクからの告白に、キャスター様がおどろきの声をあげた。
「……えぇ、そうです。大切な幼なじみとして、ハルトのことを大好きだと思う気持ちも、もちろんあります。でもこの1年で、ボクは醜い感情を手にしてしまったんです……。ボクがずっとあこがれてきたリュクス様からめちゃくちゃ愛されているのに、ちっとも応じようともしないハルトにたいして、『なんて傲慢なんだ』って怒りすらおぼえてましたから!」
と、そこでいったん言葉を区切る。
たぶんこの気持ちは、相手にたいする共感だ。
好きとか嫌いとかじゃなく、言うなれば相手の心の傷をなめて治そうとするみたいな、そんな原始的な衝動にすぎないのかもしれない。
「ハルトだってリュクス様のこと、好きになっているのはまちがいないのに。でもハルトはボクの気持ちも知っていたから……」
「あぁ、己の気持ちより、お前の気持ちを優先させようとしたわけか……いかにもお人好しなハルトらしい選択だな」
そのとおり、やっぱりキャスター様はよく見ている。
「本当に。そんなのでゆずられたところで、それこそ相手にボクが好かれてなきゃなんの意味もないことなのに、って……。リュクス様からは名前すらろくにおぼえられていないようなボクに、そんなチャンスあるはずもないじゃないですか」
がまんしようと思ったのに、現実の厳しさにぽろぽろと涙がこぼれていく。
「ハルトはボクなんかとくらべて、ずっと人の心の機微に敏いはずなのに……だから、それもわかっているくせにボクに遠慮するなんて!ボクからしたら、そのことがひるがえって、リュクス様から愛されている様子を見せつけられているみたいな気持ちになっちゃうんです!」
張り裂けそうなほどに、心が痛いと叫んでいた。
ボクはただ、好きな人から愛されたかっただけだ。
でもそれは叶わぬ願いだと知っていたから、必死にあきらめて、大切な友人とあこがれの人との恋を応援しようとしたんだ。
だからハルトに嫉妬してしまうのは、ただの逆恨みみたいなものなんだと思う。
そう思ってしまうのも、受け止める側であるボクの心が弱いせいにすぎなくて、ハルトには悪いところなんてひとつもないんだから。
「───もう、いい……それ以上は言わなくても……」
「キャスター様こそ、ボクに幻滅したんじゃないですか?あんなにキラキラした目でリュクス様に好きだと告げていたボクは、本当はこんなにドロドロした思いにあふれていて。どうせボクなんて穢れた存在なんです、大切にする価値なんてないのに……」
苦しげな声をしぼりだすキャスター様に、必死に笑みを向けようとして───しかしそれは叶わなかった。
「もういい、それ以上お前を傷つける奴らのことなんて、かんがえるな!これからは、そいつらの分まで俺がお前のことを大切にするから!」
気がつけばボクは、キャスター様から思いっきり抱きしめられていた。
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