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*79:トロ甘エッチに堕とされる*
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*しょっぱなから閲覧時周囲の視線に注意なので、各自の自己責任でご覧ください。
*そういう描写が苦手な方は、読み飛ばし推奨。
あぁ、我ながら、わかりやすすぎる。
どれだけはずかしかろうが、俺に触れている手がブレイン殿下のものだと思うだけで、なにをされても気持ちいい。
たぶん、自分でおなじように触ったところで、こんなに感じたりはしないハズ……。
でもそれを、ブレイン殿下にされたなら……?
そうかんがえたとたんに、キュンと腰の奥に甘い疼きが走った。
それだけじゃない、いつもは理知的なブレイン殿下の顔は今や欲にまみれ、捕食者の目をしたひとりの雄でしかない。
そんな目で見られたら、食われるしかないって、勝手にからだが反応してしまう。
───あぁ、もう!
わかってしまっただろ、これで。
このからだも心も、さっきからおなじことを俺に訴えつづけている。
この人のこと、どんだけ好きなんだよ、俺ぇっ!?
そう気づいてしまったら、もうダメだった。
男同士なのに……とか、ゲームのストーリー展開がどうだとか、ずっと俺を止めていた理性は、すっかりこれまでの責め苦にトロけてしまったらしい。
それらは、もはや些末なことのように感じられていた。
「もぉ、無理ぃ……!」
ずっとそこを指でほぐしつづけられ、逃しきれない快楽の波に呑まれ、カタカタと太ももがふるえる。
気がつけば、目じりからは涙がぽろぽろとこぼれていた。
感じすぎて、ツラい。
なのに全然決定的な快楽を得られていないのが、切なくて耐えられそうになかった。
だから、こんなふうに───おあずけをくらうなんて、もうイヤだ!
たぶん、この人に抱かれたいって、今本気で思っている。
そうされるのが、どれほど気持ちいいのかを、このからだは教え込まれてしまっているから。
「おねが……は、はやくくださ……っ!」
「っ!」
ワラにもすがる思いで、後ろを責め立てていた手を止めるように、己のそれをかさねてねだる。
「───あいかわらずキミは、私を煽るのが上手いね……本当なら、これでもかと甘やかしてトロかしてあげたかったのに、やさしくできる自信がなくなってしまったよ」
「……もう、十分やさしくされました」
苦笑を浮かべるブレイン殿下に、半泣きのまま訴える。
相手の声も上ずったように聞こえるのは、余裕がないことのあかしだろうか?
それならうれしいのに……。
それって、こんな俺からの誘いでも、その気になってくれたってことだろ?
今は素のままの俺で、だれの目があるわけでもない個人の寝室のなかならば、なにもブレイン殿下だって恋人に夢中なふりを演じる必要なんてないんだし。
それなら今のこの気持ちは、おたがいにホンモノなんじゃないのかって思う。
「ったく、なんでそうキミは、私の前でうかつなことばかり言うのかな!」
なかば怒りをうっすらとにじませる相手に、萎縮しそうになるけれど、でもそれはきっと本音の裏返しだ。
なんとなく、それが伝わってくる。
「……たぶん、あなたになら、なにをされてもいいって思うから」
「~~~~~~っ!!」
俺のかえしに、ブレイン殿下は顔を赤くして口もとを手で隠すしぐさをした。
「───わかった、責任ならば、あとでいくらでも取ろう」
ブレイン殿下こそ、それはうかつな発言だと思うんだけどな……。
俺があこぎなヤツだったら、これから先もずっとたかられつづけることになるぞ?
なにしろ伯爵家の次男にすぎない俺にできることなんて、たかが知れてる。
それにひきかえ、王族のブレイン殿下にできることなんて、それこそ山のようにあるのに。
「ンンッ、っく……ハァ……」
ていねいにほぐされたそこに押しあてられた熱いそれが、ゆっくりと奥まで押し入ってくる。
数日ぶりに受け入れたモノは、思わず息が詰まるほどに大きく感じた。
でもそれ以上に、なにかが満たされていく。
そりゃそうだ、ずっと欲しかったモノが、ようやくあたえられたんだ。
痛さとか苦しさよりも、そっちのほうがよっぽど大きかった。
「や、あぁっ!!」
なんで?!
ヤバいヤバい、ヤバいって!!
なんでこんなに……気持ちいいんだよ?!
なれない行為で、本来なら狭くて苦しいハズなのに、ギリギリまで引き抜かれては深々と貫かれ、そのたびに無意識に甲高い声がもれて、相手のモノを締めつけてしまう。
おかげで相手の形すら、はっきりと感じてしまいそうだった。
「キミのふるえる白い背中を見ていると、あぁ、これを汚したいって、そんな衝動に駆られるよ」
「ンッ、ふあぁ……っ!!」
さっきは指でさんざん弄られていた箇所を今はエラの部分が押しつぶすようにこすっていく。
あぁ、マズイ……腕の力が入んなくなってきた……。
それに、さっきからひっきりなしにあえがされているせいで、口だってうまく閉じられなくて、はしからヨダレが垂れてしまっている。
パチュンパチュンという肌を打ちつけ合う音にまざって、グプグプという狭いところを出入りする音も響く。
さすがにいいベッドだからなのか、スプリングや土台のきしむ音はしなかったのが幸いだったけど、耳からも俺がブレイン殿下とシテいるんだって現実がのしかかってきていた。
「ひゃあっ!?」
ずっと俺の腰をつかんでいた手が、ふいに前へとまわってきて、中途半端に反応をしたままになっていたそれをつかんだ。
「せっかくだから、そろそろイこうか?」
「ま、待って……っ!」
そこから先は、めくるめく快楽のうずへと突き落とされた。
相手のそれに犯されながら、自身を手で弄られる。
先を刺激し、裏をこすられ、しごかれる。
それでいてお腹に腕をまわされているせいで逃げられず深々と貫かれる後ろに、もう俺の理性は影も形も見えなくなっていた。
「あぁ、もう本当にカワイイよ、もっと私を感じるその声を聞かせて?」
「む、ムリ~~!やあぁぁっ!!」
その瞬間、張り詰めていた前からは盛大に白濁が飛び散った。
一瞬の浮遊感のあとに、どっと重力が押し寄せてくるみたいに、力の抜けたからだが重く感じられる。
いまだ相手のモノをくわえたままヒクヒクとうごめくそこからは、全身に甘くしびれるような感覚がひろがっていき、そして駆け抜けていった。
「いっぱい出たね?えらいよ。もっといっぱいの気持ちいいこと、からだでおぼえていこうね?」
「なっ、なっ……!?」
イッた余韻にたゆたう俺に、しかし休むヒマはなかった。
そこからふたたびはじまる律動に、もう声をおさえるなんてできなくなっていた。
*そういう描写が苦手な方は、読み飛ばし推奨。
あぁ、我ながら、わかりやすすぎる。
どれだけはずかしかろうが、俺に触れている手がブレイン殿下のものだと思うだけで、なにをされても気持ちいい。
たぶん、自分でおなじように触ったところで、こんなに感じたりはしないハズ……。
でもそれを、ブレイン殿下にされたなら……?
そうかんがえたとたんに、キュンと腰の奥に甘い疼きが走った。
それだけじゃない、いつもは理知的なブレイン殿下の顔は今や欲にまみれ、捕食者の目をしたひとりの雄でしかない。
そんな目で見られたら、食われるしかないって、勝手にからだが反応してしまう。
───あぁ、もう!
わかってしまっただろ、これで。
このからだも心も、さっきからおなじことを俺に訴えつづけている。
この人のこと、どんだけ好きなんだよ、俺ぇっ!?
そう気づいてしまったら、もうダメだった。
男同士なのに……とか、ゲームのストーリー展開がどうだとか、ずっと俺を止めていた理性は、すっかりこれまでの責め苦にトロけてしまったらしい。
それらは、もはや些末なことのように感じられていた。
「もぉ、無理ぃ……!」
ずっとそこを指でほぐしつづけられ、逃しきれない快楽の波に呑まれ、カタカタと太ももがふるえる。
気がつけば、目じりからは涙がぽろぽろとこぼれていた。
感じすぎて、ツラい。
なのに全然決定的な快楽を得られていないのが、切なくて耐えられそうになかった。
だから、こんなふうに───おあずけをくらうなんて、もうイヤだ!
たぶん、この人に抱かれたいって、今本気で思っている。
そうされるのが、どれほど気持ちいいのかを、このからだは教え込まれてしまっているから。
「おねが……は、はやくくださ……っ!」
「っ!」
ワラにもすがる思いで、後ろを責め立てていた手を止めるように、己のそれをかさねてねだる。
「───あいかわらずキミは、私を煽るのが上手いね……本当なら、これでもかと甘やかしてトロかしてあげたかったのに、やさしくできる自信がなくなってしまったよ」
「……もう、十分やさしくされました」
苦笑を浮かべるブレイン殿下に、半泣きのまま訴える。
相手の声も上ずったように聞こえるのは、余裕がないことのあかしだろうか?
それならうれしいのに……。
それって、こんな俺からの誘いでも、その気になってくれたってことだろ?
今は素のままの俺で、だれの目があるわけでもない個人の寝室のなかならば、なにもブレイン殿下だって恋人に夢中なふりを演じる必要なんてないんだし。
それなら今のこの気持ちは、おたがいにホンモノなんじゃないのかって思う。
「ったく、なんでそうキミは、私の前でうかつなことばかり言うのかな!」
なかば怒りをうっすらとにじませる相手に、萎縮しそうになるけれど、でもそれはきっと本音の裏返しだ。
なんとなく、それが伝わってくる。
「……たぶん、あなたになら、なにをされてもいいって思うから」
「~~~~~~っ!!」
俺のかえしに、ブレイン殿下は顔を赤くして口もとを手で隠すしぐさをした。
「───わかった、責任ならば、あとでいくらでも取ろう」
ブレイン殿下こそ、それはうかつな発言だと思うんだけどな……。
俺があこぎなヤツだったら、これから先もずっとたかられつづけることになるぞ?
なにしろ伯爵家の次男にすぎない俺にできることなんて、たかが知れてる。
それにひきかえ、王族のブレイン殿下にできることなんて、それこそ山のようにあるのに。
「ンンッ、っく……ハァ……」
ていねいにほぐされたそこに押しあてられた熱いそれが、ゆっくりと奥まで押し入ってくる。
数日ぶりに受け入れたモノは、思わず息が詰まるほどに大きく感じた。
でもそれ以上に、なにかが満たされていく。
そりゃそうだ、ずっと欲しかったモノが、ようやくあたえられたんだ。
痛さとか苦しさよりも、そっちのほうがよっぽど大きかった。
「や、あぁっ!!」
なんで?!
ヤバいヤバい、ヤバいって!!
なんでこんなに……気持ちいいんだよ?!
なれない行為で、本来なら狭くて苦しいハズなのに、ギリギリまで引き抜かれては深々と貫かれ、そのたびに無意識に甲高い声がもれて、相手のモノを締めつけてしまう。
おかげで相手の形すら、はっきりと感じてしまいそうだった。
「キミのふるえる白い背中を見ていると、あぁ、これを汚したいって、そんな衝動に駆られるよ」
「ンッ、ふあぁ……っ!!」
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あぁ、マズイ……腕の力が入んなくなってきた……。
それに、さっきからひっきりなしにあえがされているせいで、口だってうまく閉じられなくて、はしからヨダレが垂れてしまっている。
パチュンパチュンという肌を打ちつけ合う音にまざって、グプグプという狭いところを出入りする音も響く。
さすがにいいベッドだからなのか、スプリングや土台のきしむ音はしなかったのが幸いだったけど、耳からも俺がブレイン殿下とシテいるんだって現実がのしかかってきていた。
「ひゃあっ!?」
ずっと俺の腰をつかんでいた手が、ふいに前へとまわってきて、中途半端に反応をしたままになっていたそれをつかんだ。
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「ま、待って……っ!」
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相手のそれに犯されながら、自身を手で弄られる。
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「む、ムリ~~!やあぁぁっ!!」
その瞬間、張り詰めていた前からは盛大に白濁が飛び散った。
一瞬の浮遊感のあとに、どっと重力が押し寄せてくるみたいに、力の抜けたからだが重く感じられる。
いまだ相手のモノをくわえたままヒクヒクとうごめくそこからは、全身に甘くしびれるような感覚がひろがっていき、そして駆け抜けていった。
「いっぱい出たね?えらいよ。もっといっぱいの気持ちいいこと、からだでおぼえていこうね?」
「なっ、なっ……!?」
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誤字脱字はサイレント修正します。
また、内容もサイレント修正する時もあります。
定期的にタグも整理します。
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