185 / 188
185:そして動き出すゲームのオープニングへ
しおりを挟む
あれから数日間は、おどろくほどなにもない日々がつづいていた。
毎朝寮内のパレルモ様の部屋まで起こしに行って、そこから教室までつきそって登校し、日中もできるだけいっしょにすごす。
そして放課後にはパレルモ様に近づいてこようとする有象無象を適度にあしらいつつ、クラスメイトとのお茶会を近くで見守りながら、最後は寮の自室まで送り届ける。
これまでのテイラーにとってはこれこそが日常であったことだけど、よくかんがえてみればゲームのなかとはだいぶちがうことになっている。
だってゲームのなかのパレルモ様は、とにかく知的な腹黒系悪役キャラだったから警戒心も強く、取りまきメンバー以外と群れることはなかったし、テイラーも付き人よろしく寮内では同室ですごしていたし。
でもこの侵食者によって改変された世界では、パレルモ様は男女を問わずにモテる愛され系白痴キャラになっていたし、なによりニセヒロインのクレセントと寮で同室になりたがったパレルモ様自身の要望により、俺はパレルモ様の同室を追い出され、別の一人部屋へと移っているわけだ。
そういう意味ではいちばんおかしな改変が加わっているのは、なによりも俺自身がブレイン殿下をはじめとする攻略対象キャラクターたちからモテているということなのだけど。
特に、うっかり俺がスパークラー辺境伯のところの兄に毒殺されてかけてから、過保護なくらいに甘くなっているブレイン殿下からは、当面は王族専用の警備も万全なブレイン殿下の私室で寝泊まりするようにと言われていた。
でも、その前から俺は何度もブレイン殿下の私室で夜を明かしているわけで、さすがにこれ以上パレルモ様を放置するのは俺の命的な意味で危険だからと固辞して、ようやく改装されたばかりの自室でくつろぐことができるようになっていた。
清潔感のあるリネンに包まれ、ふかふかのベッドで、朝までゆっくり眠れるしあわせ。
あぁ、これに勝るしあわせって、なかなかないんじゃないか?
それこそ前世の『俺』は、何徹もしつつ会社の床に転がって仮眠をとるような社畜生活を送っていたからこそ、よけいにそう感じるのかもしれないけれど。
しかもあいかわらず、『うちの子』セブンをはじめとしてリオン殿下たちも、やたらと俺にやさしいままだしな。
大好きな世界で、大好きな人たちと、楽しい時間をすごせるなんて。
まだこの世界に侵食して勝手な改変をしている犯人を特定することはできてないにせよ、この世界でテイラーとして生きてきたなかでは、まちがいなくこの数日間はもっとも俺にとって平和な日々だった。
その平穏が終わりを告げることになったのは、特別でもなんでもない、ごくふつうのある日のことだった。
教室内を満たすのは、生徒たちのざわめきだ。
もちろんそれは好意的なものもあれば、あきらかに不信感を持ったものまで、さまざまな反応があった。
それもそのはず、ふだんであればそう起きることのないハズのできごとが、立てつづけにおきているのだから。
「それじゃあ、皆さんにご紹介します。えー、お父上のパプリカ男爵の領地替えにともなって、本日付で本校に転入してきたベル・パプリカさんです」
それはいつかのときも聞いた、やる気のなさそうな担任からの紹介で、教卓の横にはこの学校の制服に身をつつんだ女子生徒が立っていた。
あのときは男子生徒用の制服に身をつつんでいたクレセントの姿に度肝を抜かれてしまったけれど、今度こそ目の前に立つその少女は、長めのフレアスカートを身につけている。
その生徒は、肩までかかるピンク色の髪に、水色の瞳がいろどるタレ気味で愛嬌のある目もとをしている。
そして背はそこまで高くはないけれど、元気いっぱいでかわいらしい少女。
これだよ、これこれ!
とっさのことに、テンションがぶちあがる。
いや、だって自分がシナリオライターとして関わったゲームのなかのワンシーンを、自分自身で体験できるとか、そんなのワクワクが止まらないに決まってるだろ?!
見た目こそ小柄であるものの、しっかりと自分を持っていて、ちょっとだけ気の強いところもある男爵令嬢。
貴族らしさのない自由な価値観と、ちょっぴり田舎者らしいおおらかさで次々と中央貴族の攻略対象者たちを落としていく可能性を秘めた絶対的なヒロイン。
そんな本物のヒロインであるベルが、今度こそ転入してきたわけだ。
「ベル・パプリカと申します。このたびは、私のいとこが皆さまに多大なるご迷惑をおかけしてしまったようで、誠に申し訳ありませんでした!」
いきおいよくあたまを下げるベルに、クラス内はさらにざわつきを増す。
そりゃそうか、貴族のご令嬢があやまることなんてめったにないことだし、そもそも俺は事前に本人からクレセントがベルのいとこだって設定になっていることを聞いていたけど、ほかのクラスメイトたちからしたら、初耳のことだもんな?
というか、やっぱりベルはすなおでかわいいよなぁ。
小柄で華奢な印象のする少女というだけでも庇護欲をくすぐってくるのに、さらに『俺』からすればセブンとおなじく、自分の書いたシナリオのなかに登場したキャラクターでもあって、思い入れのある大切な存在なんだ。
そういう意味では、ベルもまた『うちの子』と言えなくはないわけだ。
そう思ってあらためてベルの姿を目にすれば、よけいにキラキラとかがやいて、かわいらしく見えてくるのだからふしぎだ。
いや、クレセントだってほとんどベルとおなじ顔をしていたのだから、かわいかったのはまちがいないんだけど、それでもやっぱり正式な『星華の刻』の登場人物だと思うと、感慨もひとしおなんだよ!
ただ、そこまでであれば俺にとってはただの感慨深いゲームのオープニングのワンシーンでしかなかったハズだった。
ある意味で俺にとってのボーナスと言えなくもないだけど、それだけで終われないのが、世の常というもので。
「えー、それとあらためてご紹介します。入ってきなさい……はい、こちらはベル・パプリカさんのイトコにあたるクレセント・パプリカくんです」
担任に呼ばれて教室の外から入ってきたのは、───そう、そこにいたのは数日前に地下の懲罰房で見たばかりのクレセントだった。
ウソだろ、本当にコイツまでいっしょに転入してきたってことかよ!?
ひそかに動揺している俺と目が合うと、クレセントはにっこりと笑って、ひらひらと手を振ってきた。
うん、愛想いいなおまえは!?
基本的に顔の表情筋が死んでいる俺からすればうらやましいことではあるけれど……。
あああ、でももうこれ、どうかんがえてもトラブルの予感しかしないだろ!!
ジワリと心に広がる不安感に、ただあたまをかかえるしかなかったのだった。
毎朝寮内のパレルモ様の部屋まで起こしに行って、そこから教室までつきそって登校し、日中もできるだけいっしょにすごす。
そして放課後にはパレルモ様に近づいてこようとする有象無象を適度にあしらいつつ、クラスメイトとのお茶会を近くで見守りながら、最後は寮の自室まで送り届ける。
これまでのテイラーにとってはこれこそが日常であったことだけど、よくかんがえてみればゲームのなかとはだいぶちがうことになっている。
だってゲームのなかのパレルモ様は、とにかく知的な腹黒系悪役キャラだったから警戒心も強く、取りまきメンバー以外と群れることはなかったし、テイラーも付き人よろしく寮内では同室ですごしていたし。
でもこの侵食者によって改変された世界では、パレルモ様は男女を問わずにモテる愛され系白痴キャラになっていたし、なによりニセヒロインのクレセントと寮で同室になりたがったパレルモ様自身の要望により、俺はパレルモ様の同室を追い出され、別の一人部屋へと移っているわけだ。
そういう意味ではいちばんおかしな改変が加わっているのは、なによりも俺自身がブレイン殿下をはじめとする攻略対象キャラクターたちからモテているということなのだけど。
特に、うっかり俺がスパークラー辺境伯のところの兄に毒殺されてかけてから、過保護なくらいに甘くなっているブレイン殿下からは、当面は王族専用の警備も万全なブレイン殿下の私室で寝泊まりするようにと言われていた。
でも、その前から俺は何度もブレイン殿下の私室で夜を明かしているわけで、さすがにこれ以上パレルモ様を放置するのは俺の命的な意味で危険だからと固辞して、ようやく改装されたばかりの自室でくつろぐことができるようになっていた。
清潔感のあるリネンに包まれ、ふかふかのベッドで、朝までゆっくり眠れるしあわせ。
あぁ、これに勝るしあわせって、なかなかないんじゃないか?
それこそ前世の『俺』は、何徹もしつつ会社の床に転がって仮眠をとるような社畜生活を送っていたからこそ、よけいにそう感じるのかもしれないけれど。
しかもあいかわらず、『うちの子』セブンをはじめとしてリオン殿下たちも、やたらと俺にやさしいままだしな。
大好きな世界で、大好きな人たちと、楽しい時間をすごせるなんて。
まだこの世界に侵食して勝手な改変をしている犯人を特定することはできてないにせよ、この世界でテイラーとして生きてきたなかでは、まちがいなくこの数日間はもっとも俺にとって平和な日々だった。
その平穏が終わりを告げることになったのは、特別でもなんでもない、ごくふつうのある日のことだった。
教室内を満たすのは、生徒たちのざわめきだ。
もちろんそれは好意的なものもあれば、あきらかに不信感を持ったものまで、さまざまな反応があった。
それもそのはず、ふだんであればそう起きることのないハズのできごとが、立てつづけにおきているのだから。
「それじゃあ、皆さんにご紹介します。えー、お父上のパプリカ男爵の領地替えにともなって、本日付で本校に転入してきたベル・パプリカさんです」
それはいつかのときも聞いた、やる気のなさそうな担任からの紹介で、教卓の横にはこの学校の制服に身をつつんだ女子生徒が立っていた。
あのときは男子生徒用の制服に身をつつんでいたクレセントの姿に度肝を抜かれてしまったけれど、今度こそ目の前に立つその少女は、長めのフレアスカートを身につけている。
その生徒は、肩までかかるピンク色の髪に、水色の瞳がいろどるタレ気味で愛嬌のある目もとをしている。
そして背はそこまで高くはないけれど、元気いっぱいでかわいらしい少女。
これだよ、これこれ!
とっさのことに、テンションがぶちあがる。
いや、だって自分がシナリオライターとして関わったゲームのなかのワンシーンを、自分自身で体験できるとか、そんなのワクワクが止まらないに決まってるだろ?!
見た目こそ小柄であるものの、しっかりと自分を持っていて、ちょっとだけ気の強いところもある男爵令嬢。
貴族らしさのない自由な価値観と、ちょっぴり田舎者らしいおおらかさで次々と中央貴族の攻略対象者たちを落としていく可能性を秘めた絶対的なヒロイン。
そんな本物のヒロインであるベルが、今度こそ転入してきたわけだ。
「ベル・パプリカと申します。このたびは、私のいとこが皆さまに多大なるご迷惑をおかけしてしまったようで、誠に申し訳ありませんでした!」
いきおいよくあたまを下げるベルに、クラス内はさらにざわつきを増す。
そりゃそうか、貴族のご令嬢があやまることなんてめったにないことだし、そもそも俺は事前に本人からクレセントがベルのいとこだって設定になっていることを聞いていたけど、ほかのクラスメイトたちからしたら、初耳のことだもんな?
というか、やっぱりベルはすなおでかわいいよなぁ。
小柄で華奢な印象のする少女というだけでも庇護欲をくすぐってくるのに、さらに『俺』からすればセブンとおなじく、自分の書いたシナリオのなかに登場したキャラクターでもあって、思い入れのある大切な存在なんだ。
そういう意味では、ベルもまた『うちの子』と言えなくはないわけだ。
そう思ってあらためてベルの姿を目にすれば、よけいにキラキラとかがやいて、かわいらしく見えてくるのだからふしぎだ。
いや、クレセントだってほとんどベルとおなじ顔をしていたのだから、かわいかったのはまちがいないんだけど、それでもやっぱり正式な『星華の刻』の登場人物だと思うと、感慨もひとしおなんだよ!
ただ、そこまでであれば俺にとってはただの感慨深いゲームのオープニングのワンシーンでしかなかったハズだった。
ある意味で俺にとってのボーナスと言えなくもないだけど、それだけで終われないのが、世の常というもので。
「えー、それとあらためてご紹介します。入ってきなさい……はい、こちらはベル・パプリカさんのイトコにあたるクレセント・パプリカくんです」
担任に呼ばれて教室の外から入ってきたのは、───そう、そこにいたのは数日前に地下の懲罰房で見たばかりのクレセントだった。
ウソだろ、本当にコイツまでいっしょに転入してきたってことかよ!?
ひそかに動揺している俺と目が合うと、クレセントはにっこりと笑って、ひらひらと手を振ってきた。
うん、愛想いいなおまえは!?
基本的に顔の表情筋が死んでいる俺からすればうらやましいことではあるけれど……。
あああ、でももうこれ、どうかんがえてもトラブルの予感しかしないだろ!!
ジワリと心に広がる不安感に、ただあたまをかかえるしかなかったのだった。
2
あなたにおすすめの小説
悪役令息を改めたら皆の様子がおかしいです?
* ゆるゆ
BL
王太子から伴侶(予定)契約を破棄された瞬間、前世の記憶がよみがえって、悪役令息だと気づいたよ! しかし気づいたのが終了した後な件について。
悪役令息で断罪なんて絶対だめだ! 泣いちゃう!
せっかく前世を思い出したんだから、これからは心を入れ替えて、真面目にがんばっていこう! と思ったんだけど……あれ? 皆やさしい? 主人公はあっちだよー?
ユィリと皆の動画をつくりました!
インスタ @yuruyu0 絵も動画もあがります。ほぼ毎日更新
Youtube @BL小説動画 アカウントがなくても、どなたでもご覧になれます。動画を作ったときに更新
プロフのWebサイトから、両方に飛べるので、もしよかったら!
名前が * ゆるゆ になりましたー!
中身はいっしょなので(笑)これからもどうぞよろしくお願い致しますー!
ご感想欄 、うれしくてすぐ承認を押してしまいネタバレ 配慮できないので、ご覧になる時は、お気をつけください!
表紙や動画はAIを使用していますが、文章にはAIを一切使用しておりません。
名前が * ゆるゆ になりました。
これからもどうぞよろしくお願い致します!
表紙にはAIを使用していますが、文章にはAIを一切使用しておりません。
校正も自力です(笑)
有能すぎる親友の隣が辛いので、平凡男爵令息の僕は消えたいと思います
緑虫
BL
第三王子の十歳の生誕パーティーで、王子に気に入られないようお城の花園に避難した、貧乏男爵令息のルカ・グリューベル。
知り合った宮廷庭師から、『ネムリバナ』という水に浮かべるとよく寝られる香りを放つ花びらをもらう。
花園からの帰り道、噴水で泣いている少年に遭遇。目の下に酷いクマのある少年を慰めたルカは、もらったばかりの花びらを男の子に渡して立ち去った。
十二歳になり、ルカは寄宿学校に入学する。
寮の同室になった子は、まさかのその時の男の子、アルフレート(アリ)・ユーネル侯爵令息だった。
見目麗しく文武両道のアリ。だが二年前と変わらず睡眠障害を抱えていて、目の下のクマは健在。
宮廷庭師と親交を続けていたルカには、『ネムリバナ』を第三王子の為に学校の温室で育てる役割を与えられていた。アリは花びらを王子の元まで運ぶ役目を負っている。育てる見返りに少量の花びらを入手できるようになったルカは、早速アリに使ってみることに。
やがて問題なく眠れるようになったアリはめきめきと頭角を表し、しがない男爵令息にすぎない平凡なルカには手の届かない存在になっていく。
次第にアリに対する恋心に気づくルカ。だが、男の自分はアリとは不釣り合いだと、卒業を機に離れることを決意する。
アリを見ない為に地方に移ったルカ。実はここは、アリの叔父が経営する領地。そこでたった半年の間に朗らかで輝いていたアリの変わり果てた姿を見てしまい――。
ハイスペ不眠攻めxお人好し平凡受けのファンタジーBLです。ハピエン。
メインキャラ達の様子がおかしい件について
白鳩 唯斗
BL
前世で遊んでいた乙女ゲームの世界に転生した。
サポートキャラとして、攻略対象キャラたちと過ごしていたフィンレーだが・・・・・・。
どうも攻略対象キャラ達の様子がおかしい。
ヒロインが登場しても、興味を示されないのだ。
世界を救うためにも、僕としては皆さん仲良くされて欲しいのですが・・・。
どうして僕の周りにメインキャラ達が集まるんですかっ!!
主人公が老若男女問わず好かれる話です。
登場キャラは全員闇を抱えています。
精神的に重めの描写、残酷な描写などがあります。
BL作品ですが、舞台が乙女ゲームなので、女性キャラも登場します。
恋愛というよりも、執着や依存といった重めの感情を主人公が向けられる作品となっております。
悪役令息の伴侶(予定)に転生しました
* ゆるゆ
BL
攻略対象しか見えてない悪役令息の伴侶(予定)なんか、こっちからお断りだ! って思ったのに……! 前世の記憶がよみがえり、反省しました。
BLゲームの世界で、推しに逢うために頑張りはじめた、名前も顔も身長もないモブの快進撃がはじまる──! といいな!(笑)
本編完結済、ロデア大公立学園編、はじめました!
本編のあと、恋愛ルートやおまけのお話に進まずに、すぐロデア大公立学園編に続く感じです。
きーちゃんと皆の動画をつくりました!
プロフのwebサイトから飛べるので、もしよかったら、お話と一緒に楽しんでくださったら、とてもうれしいです。
本編以降のお話、恋愛ルートも、おまけのお話の更新も、アルファポリスさまだけです!
名前が * ゆるゆ になりました。
これからもどうぞよろしくお願い致します!
表紙や動画はAIを使用していますが、文章にはAIを一切使用しておりません。
悪役令息(Ω)に転生した俺、破滅回避のためΩ隠してαを装ってたら、冷徹α第一王子に婚約者にされて溺愛されてます!?
水凪しおん
BL
前世の記憶を持つ俺、リオネルは、BL小説の悪役令息に転生していた。
断罪される運命を回避するため、本来希少なΩである性を隠し、出来損ないのαとして目立たず生きてきた。
しかし、突然、原作のヒーローである冷徹な第一王子アシュレイの婚約者にされてしまう。
これは破滅フラグに違いないと絶望する俺だが、アシュレイの態度は原作とどこか違っていて……?
拝啓、目が覚めたらBLゲームの主人公だった件
碧月 晶
BL
さっきまでコンビニに向かっていたはずだったのに、何故か目が覚めたら病院にいた『俺』。
状況が分からず戸惑う『俺』は窓に映った自分の顔を見て驚いた。
「これ…俺、なのか?」
何故ならそこには、恐ろしく整った顔立ちの男が映っていたのだから。
《これは、現代魔法社会系BLゲームの主人公『石留 椿【いしどめ つばき】(16)』に転生しちゃった元平凡男子(享年18)が攻略対象たちと出会い、様々なイベントを経て『運命の相手』を見つけるまでの物語である──。》
────────────
~お知らせ~
※第3話を少し修正しました。
※第5話を少し修正しました。
※第6話を少し修正しました。
※第11話を少し修正しました。
※第19話を少し修正しました。
※第22話を少し修正しました。
※第24話を少し修正しました。
※第25話を少し修正しました。
※第26話を少し修正しました。
※第31話を少し修正しました。
※第32話を少し修正しました。
※第33話を少し修正しました。
────────────
※感想(一言だけでも構いません!)、いいね、お気に入り、近況ボードへのコメント、大歓迎です!!
※表紙絵は作者が生成AIで試しに作ってみたものです。
【完結】義妹(いもうと)を応援してたら、俺が騎士に溺愛されました
未希かずは(Miki)
BL
第13回BL大賞 奨励賞 受賞しました。
皆さまありがとうございます。
「ねえ、私だけを見て」
これは受けを愛しすぎて様子のおかしい攻めのフィンと、攻めが気になる受けエリゼオの恋のお話です。
エリゼオは母の再婚により、義妹(いもうと)ができた。彼には前世の記憶があり、その前世の後悔から、エリゼオは今度こそ義妹を守ると誓う。そこに現れた一人の騎士、フィン。彼は何と、義妹と両想いらしい。まだ付き合えていない義妹とフィンの恋を応援しようとするエリゼオ。けれどフィンの優しさに触れ、気付けば自分がフィンを好きになってしまった。
「この恋、早く諦めなくちゃ……」
本人の思いとはうらはらに、フィンはエリゼオを放っておかない。
この恋、どうなる!? じれキュン転生ファンタジー。ハピエンです。
番外編。
リナルド×ガルディア。王族と近衞騎士の恋。
――忠誠を誓った相手を、愛してはいけないと思っていた。切ない身分差、年の差の恋。恋の自覚は、相手が成人してからになります。
【完結】伴侶がいるので、溺愛ご遠慮いたします
* ゆるゆ
BL
3歳のノィユが、カビの生えてないご飯を求めて結ばれることになったのは、北の最果ての領主のおじいちゃん……え、おじいちゃん……!?
しあわせの絶頂にいるのを知らない王子たちが、びっくりして憐れんで溺愛してくれそうなのですが、結構です!
めちゃくちゃかっこよくて可愛い伴侶がいますので!
ノィユとヴィルの動画を作ってみました!(笑)
インスタ @yuruyu0
Youtube @BL小説動画 です!
プロフのwebサイトから飛べるので、もしよかったらお話と一緒に楽しんでくださったら、とてもうれしいです!
ヴィル×ノィユのお話です。
本編完結しました!
『もふもふ獣人転生』に遊びにゆく舞踏会編、完結しました!
時々おまけのお話を更新するかもです。
名前が * ゆるゆ になりました。
これからもどうぞよろしくお願い致します!
表紙や動画はAIを使用していますが、文章にはAIを一切使用しておりません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる