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Ep.13 冒険者ギルドの闇が広がる
冒険者ギルドのギルドマスターは、苦々しげな顔をしたまま重そうに口を開く。
「シトラスはこの支部で、最もレベルの高い冒険者でした。これまではギルドからの指名依頼もきちんとこなして成果をあげてきたからこそ、裏ギルドのヤツらとつるんでいるなんて黒いウワサがあっても、私はあえて本人に問いただしたりしませんでした……」
まぁそれは、上司としてはアウトだよな?
よく職場とかで受ける、会社の金の着服・横領とかの汚職防止研修なんかでさ、急に生活が派手になった部下とか同僚とかがいないかとか、上司ならそういう異変を感じたヤツがいたら『プライベートのことだから』とかヒヨるんじゃなくて、ちゃんと話を聞けって習うもんだしな……。
「……それに冒険者たちが戦闘後の昂ぶりを性欲で発散させることはめずらしくもありませんでしたから、宿のなかから派手な嬌声が聞こえてきても、あまり気にしたことはありませんでした……なにより高レベルの冒険者はモテるのがあたりまえでしたからな!」
もうなんていうか、この先が予想できてしまう。
どうせシトラスが実際にはとんでもない違法行為を働いていたけど、自分は気づいてませんでしたとか、そういう言いわけめいた話になるんだろ?
だからここで己の罪を問うてくれるなと、そう言いたいんだろうな……。
そりゃ、ギルドマスターが言うことにも一理あって、実際にはじまりの街には裏街通りに娼館だとかの風俗店が建ち並んでいて、しかもそれなりに繁盛していたりするわけだ。
そして、まだそういう店に通う余裕のない駆け出しの冒険者たちは、自分たちでどうにかするしかないのも事実だ。
だからギルド内の宿屋では、そういう行為をすることもあるっていうのもまだ、たしかなのだけど。
「……まさかコイツが、違法な薬物を使って、自分に逆らう女性冒険者たちを次々と手籠めにしているなんて知らなかったんです!そもそもが盗賊なんて力も弱いし、無理やり襲えるはずがないものとばかり思っていたんです……」
ほらみろ、自分は気がつかなかったって逃げ口上を述べやがった。
「なんて酷いことを!!嫌がる女性を無理やり襲うだなんて、人の道に外れています!!被害に遭われた方は、さぞ怖い思いをしたでしょうに……」
あいかわらず正義感の強いジェイクはその話を聞いた瞬間に憤激し、被害者にたいして心の底から同情している。
「本当に、シトラスはとんだクズ野郎でした!冒険者ギルドとしては、コイツに極刑を申しつけたいと考えておりますので、何とぞご容赦のほどを……!!」
そしてまたギルドマスターは深々とあたまを下げる。
オレはといえば、ある意味で想定どおりすぎる展開に、ため息をもらすしかなかった。
なるほど、やっぱりそういう意味での『悪癖』ね。
「……でもふしぎなことに、コイツと寝たことのある冒険者の女性たちは、なぜか皆引退して身をもちくずし、ほとんどが娼館行きになってしまうのです。その事実を前に、我々は『シトラスの夜の必殺技はどれだけスゴいんだ』と酒場でのネタにするだけで、原因についてきちんと向き合ってこなかったのです」
歯を食いしばり、痛みに耐えるようにギルドマスターはふるえる。
それはまるで、教会で懺悔し、神にゆるしを乞う姿にも見えた───って、なにを今さらマジメぶってるんだよ!!
そんな言いわけ、お人好しのジェイクはだませたとしても、オレはだまされないからな?
そもそも今の話にだって、色々とツッコミどころがあるんだぞ??
なんかまるですごく重い罪を告解したみたいになっているけれど、酒場でのネタは下品すぎて最低だし、それになにより悪いのはシトラス個人であって、自分には責任がないと言いやがったようなものだ。
「結局、その『原因』というのは……?」
どうせまた不幸な目に遭った被害者へ思いやりなんて欠如した発言になるんだろうし、本音を言えばそんなものたずねたくはなかった。
けれどこの流れなら、聞かないわけにはいかないだろ!
「それは───闇ギルドから入手する、強力な媚薬です。媚薬といえば世間では飲むタイプが主流ですが、シトラスが使っていたそれは皮膚から吸収させるタイプで……とりわけ粘膜などからたっぷりと吸わせた場合、どんなに貞淑な人物でさえもとんでもない淫売になると聞いています」
その説明を聞くだけで、さっきから必死に気づかないふりをしてガマンをしてきた感覚の鋭敏さが暴走してしまいそうだった。
……そうだ、まちがいなく同じものをシトラスはオレに使っている。
だからこそずっと皮膚が敏感になっていて、わずかな衣擦れ程度でさえも今のオレにとっては致命的な刺激となり得る。
それこそ、相当気合いを入れなければ、はしたない声をあげてあえいでしまいそうになるというか。
それくらい、息をするのですら、からだが熱くてしんどかった。
でもオレが熱っぽい吐息をもらすたびに隣に座るジェイクは肩を跳ねさせて身をこわばらせているし、ギルドマスターもどことなく視線をさまよわせて、落ちつかない様子を見せる。
クソ、そんなに今のオレは発禁モノみたいな見た目をしてるっていうのかよ?!
「そんなことより、要はシトラスはこれまでも、今回と同じことをしてきたってことなんだろ?狙った相手に睡眠薬を飲ませて眠らせたところで、盗賊のスキルを活かして施錠された客室に入り込んで寝込みを襲い、さらには違法に強力な媚薬を使って相手の理性を失わせてさ……」
正直、口にするだけで胸糞が悪くなる。
「えぇもう、本当に、まったくもってゆるせない犯罪者ですよね!?でも大丈夫ですよ、コイツはこちらのギルドが責任を持って処しますから!」
あいかわらずギルドマスターは、シトラスの行ってきた鬼畜の所業にたいして、他人ごとのような言い方をするんだな?
「ちなみに違法とはいえ、媚薬だって薬の一種だろ?解毒剤とかはないのかよ?!」
対処方法はないかとたずねれば、しかしギルドマスターは黙って首をふるだけだった。
「その……ルーイ王子は大変お美しいので、仮に娼館に身を寄せることになったところで、男娼としても引く手あまたになると思います!なんでしたら私めも通って、そのもてあました熱をお慰めいたしましょう」
「冗談じゃねぇ!オレはそんなところに行かねぇし!!」
オレの目的は魔王をこの手で倒すことだ、それを放り投げるなんてできるわけがない。
「ですが、これまでシトラスの毒牙にかかった女性陣は例外なく娼館の住人となっておりますから……しかもまぁ、そろいもそろって相当な好きモノたちばかりでしてな」
───って、また!
油断をすると、ちょいちょいのぞくギルドマスターの下衆な顔。
今だってやに下がった顔をしていて、しかもそんなことを知ってるってことは、被害者の様子を見に行ったふりして、ちゃっかり娼館で楽しんできたってことじゃねーか!!
そんなの、薬物のせいで酷い目に遭った被害者にたいするセカンドレイプでしかないだろ!?
いるんだよな、こういうヤツ!
男同士でいるとき、親密さを演出しようとしているのか、部下とかの目下の者にたいして猥談をもちかけてくるヤツ。
ひょっとしたら、ここではオレたちのことも若輩者として御しやすいと侮っているのかもしれないけど。
よく秘密の共有をすれば親密度が上がるなんて話も聞くけど、たしかに人前では話しにくい内容の話を共有するっていう意味では、ちょっと下品なくらいの猥談をするのは有効な手段なのかもしれないけれど。
でも酒場で酔っぱらったうえだとか、最低限の親密度がある状態での会話ならともかく、この場合は完全に逆効果だからな?!
オレたちを甘く見るんじゃねぇ!
特にうちの勇者様は、そういう話をされたところで絶対に乗ってこないタイプだし、犯罪行為をゆるさないタイプの潔癖青年なんだぞ!?
そんなこともあって元から苦手なタイプの人間という第一印象から、さらにオレのなかでのギルドマスターへの評価が、ガンガンと下がっていく。
冒険者をまとめるギルドマスターとしての意識が、あまりにも低すぎるんじゃないかって。
「シトラスはこの支部で、最もレベルの高い冒険者でした。これまではギルドからの指名依頼もきちんとこなして成果をあげてきたからこそ、裏ギルドのヤツらとつるんでいるなんて黒いウワサがあっても、私はあえて本人に問いただしたりしませんでした……」
まぁそれは、上司としてはアウトだよな?
よく職場とかで受ける、会社の金の着服・横領とかの汚職防止研修なんかでさ、急に生活が派手になった部下とか同僚とかがいないかとか、上司ならそういう異変を感じたヤツがいたら『プライベートのことだから』とかヒヨるんじゃなくて、ちゃんと話を聞けって習うもんだしな……。
「……それに冒険者たちが戦闘後の昂ぶりを性欲で発散させることはめずらしくもありませんでしたから、宿のなかから派手な嬌声が聞こえてきても、あまり気にしたことはありませんでした……なにより高レベルの冒険者はモテるのがあたりまえでしたからな!」
もうなんていうか、この先が予想できてしまう。
どうせシトラスが実際にはとんでもない違法行為を働いていたけど、自分は気づいてませんでしたとか、そういう言いわけめいた話になるんだろ?
だからここで己の罪を問うてくれるなと、そう言いたいんだろうな……。
そりゃ、ギルドマスターが言うことにも一理あって、実際にはじまりの街には裏街通りに娼館だとかの風俗店が建ち並んでいて、しかもそれなりに繁盛していたりするわけだ。
そして、まだそういう店に通う余裕のない駆け出しの冒険者たちは、自分たちでどうにかするしかないのも事実だ。
だからギルド内の宿屋では、そういう行為をすることもあるっていうのもまだ、たしかなのだけど。
「……まさかコイツが、違法な薬物を使って、自分に逆らう女性冒険者たちを次々と手籠めにしているなんて知らなかったんです!そもそもが盗賊なんて力も弱いし、無理やり襲えるはずがないものとばかり思っていたんです……」
ほらみろ、自分は気がつかなかったって逃げ口上を述べやがった。
「なんて酷いことを!!嫌がる女性を無理やり襲うだなんて、人の道に外れています!!被害に遭われた方は、さぞ怖い思いをしたでしょうに……」
あいかわらず正義感の強いジェイクはその話を聞いた瞬間に憤激し、被害者にたいして心の底から同情している。
「本当に、シトラスはとんだクズ野郎でした!冒険者ギルドとしては、コイツに極刑を申しつけたいと考えておりますので、何とぞご容赦のほどを……!!」
そしてまたギルドマスターは深々とあたまを下げる。
オレはといえば、ある意味で想定どおりすぎる展開に、ため息をもらすしかなかった。
なるほど、やっぱりそういう意味での『悪癖』ね。
「……でもふしぎなことに、コイツと寝たことのある冒険者の女性たちは、なぜか皆引退して身をもちくずし、ほとんどが娼館行きになってしまうのです。その事実を前に、我々は『シトラスの夜の必殺技はどれだけスゴいんだ』と酒場でのネタにするだけで、原因についてきちんと向き合ってこなかったのです」
歯を食いしばり、痛みに耐えるようにギルドマスターはふるえる。
それはまるで、教会で懺悔し、神にゆるしを乞う姿にも見えた───って、なにを今さらマジメぶってるんだよ!!
そんな言いわけ、お人好しのジェイクはだませたとしても、オレはだまされないからな?
そもそも今の話にだって、色々とツッコミどころがあるんだぞ??
なんかまるですごく重い罪を告解したみたいになっているけれど、酒場でのネタは下品すぎて最低だし、それになにより悪いのはシトラス個人であって、自分には責任がないと言いやがったようなものだ。
「結局、その『原因』というのは……?」
どうせまた不幸な目に遭った被害者へ思いやりなんて欠如した発言になるんだろうし、本音を言えばそんなものたずねたくはなかった。
けれどこの流れなら、聞かないわけにはいかないだろ!
「それは───闇ギルドから入手する、強力な媚薬です。媚薬といえば世間では飲むタイプが主流ですが、シトラスが使っていたそれは皮膚から吸収させるタイプで……とりわけ粘膜などからたっぷりと吸わせた場合、どんなに貞淑な人物でさえもとんでもない淫売になると聞いています」
その説明を聞くだけで、さっきから必死に気づかないふりをしてガマンをしてきた感覚の鋭敏さが暴走してしまいそうだった。
……そうだ、まちがいなく同じものをシトラスはオレに使っている。
だからこそずっと皮膚が敏感になっていて、わずかな衣擦れ程度でさえも今のオレにとっては致命的な刺激となり得る。
それこそ、相当気合いを入れなければ、はしたない声をあげてあえいでしまいそうになるというか。
それくらい、息をするのですら、からだが熱くてしんどかった。
でもオレが熱っぽい吐息をもらすたびに隣に座るジェイクは肩を跳ねさせて身をこわばらせているし、ギルドマスターもどことなく視線をさまよわせて、落ちつかない様子を見せる。
クソ、そんなに今のオレは発禁モノみたいな見た目をしてるっていうのかよ?!
「そんなことより、要はシトラスはこれまでも、今回と同じことをしてきたってことなんだろ?狙った相手に睡眠薬を飲ませて眠らせたところで、盗賊のスキルを活かして施錠された客室に入り込んで寝込みを襲い、さらには違法に強力な媚薬を使って相手の理性を失わせてさ……」
正直、口にするだけで胸糞が悪くなる。
「えぇもう、本当に、まったくもってゆるせない犯罪者ですよね!?でも大丈夫ですよ、コイツはこちらのギルドが責任を持って処しますから!」
あいかわらずギルドマスターは、シトラスの行ってきた鬼畜の所業にたいして、他人ごとのような言い方をするんだな?
「ちなみに違法とはいえ、媚薬だって薬の一種だろ?解毒剤とかはないのかよ?!」
対処方法はないかとたずねれば、しかしギルドマスターは黙って首をふるだけだった。
「その……ルーイ王子は大変お美しいので、仮に娼館に身を寄せることになったところで、男娼としても引く手あまたになると思います!なんでしたら私めも通って、そのもてあました熱をお慰めいたしましょう」
「冗談じゃねぇ!オレはそんなところに行かねぇし!!」
オレの目的は魔王をこの手で倒すことだ、それを放り投げるなんてできるわけがない。
「ですが、これまでシトラスの毒牙にかかった女性陣は例外なく娼館の住人となっておりますから……しかもまぁ、そろいもそろって相当な好きモノたちばかりでしてな」
───って、また!
油断をすると、ちょいちょいのぞくギルドマスターの下衆な顔。
今だってやに下がった顔をしていて、しかもそんなことを知ってるってことは、被害者の様子を見に行ったふりして、ちゃっかり娼館で楽しんできたってことじゃねーか!!
そんなの、薬物のせいで酷い目に遭った被害者にたいするセカンドレイプでしかないだろ!?
いるんだよな、こういうヤツ!
男同士でいるとき、親密さを演出しようとしているのか、部下とかの目下の者にたいして猥談をもちかけてくるヤツ。
ひょっとしたら、ここではオレたちのことも若輩者として御しやすいと侮っているのかもしれないけど。
よく秘密の共有をすれば親密度が上がるなんて話も聞くけど、たしかに人前では話しにくい内容の話を共有するっていう意味では、ちょっと下品なくらいの猥談をするのは有効な手段なのかもしれないけれど。
でも酒場で酔っぱらったうえだとか、最低限の親密度がある状態での会話ならともかく、この場合は完全に逆効果だからな?!
オレたちを甘く見るんじゃねぇ!
特にうちの勇者様は、そういう話をされたところで絶対に乗ってこないタイプだし、犯罪行為をゆるさないタイプの潔癖青年なんだぞ!?
そんなこともあって元から苦手なタイプの人間という第一印象から、さらにオレのなかでのギルドマスターへの評価が、ガンガンと下がっていく。
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