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第13章
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ななのの学校が始まると、あんまり会うことが無くなって、土曜日に彼女がサッカークラブに行く前に、お弁当を届けてくれる時だけになっていた。
「おはよう 又 あんまー 会えへんネ」
「そーだな ななのは忙しいから・・ 仕方ないよ」
「うーん 私 土日もバイト入れてしもたからなぁー」
「まぁ 身体だけはこわさんよーにな」
「うん それよりな・・ おまじない しとかんとー」
「なんや おまじないって?」
「んもぉー わかってるヤン」と、ななのは僕の首に抱きついてきてチュッとしてきた。
「これから いっつもするんやでー 会われへんから・・ 女除けのおまじない」
「そうかー ななのって 嫉妬ぶかいからなぁー」
「あたりまえヤン シュウは 私と ひとつの布団で一夜を過ごした初めての男やでー えへっ」
「なんだよー 縮こまってたくせに」
「そんなこと無いねんでー シュウが寝たら、夜中に抱きついていってたんやでー」
その日は、スポーツセンターに行ってみると、リョウちゃんも来ていて、ナナコちゃんとななのの3人の声がグラウンドに響いていた。3人は先輩になるので、みんなにハッパを掛けている様だった。
練習が終わった後、リョウちゃんとナナコちゃんが僕のところに来て、いきなり
「シュウさん ななの 大切にしてくれてる?」
「えっ まぁ ちゃんと付き合っていると思うよ なんで、君達から責められるようなこと言われるのだぁー?」
「だって ななのは私等の親友だし 気になるヤン」
「あのなー・・・ ななのが何か言ってたのか?」
「いいえー べつにぃー 何にも言わないからさー シュウさんとのこと 余計に気になるヤン」
「大丈夫だよ 心配するようなことは無いよ 僕にとっては大切な女の子だよ」
「ワァー」と、言いながら戻って行ったのだ。
僕は、女子高生から茶化されているような気がしきて、正直、面白く無かった。僕とななのの関係には、興味を持って欲しくなかったのだ。それに、ようやく、ななのは子供から大人の女性に変わりつつあるのだから・・。
その様子を見ていたつばきちゃんが寄って来て「大切にしてくれてる? 僕にとっては、大切な女の子だよ だってっ いいなぁー」と、からかってきていたのだ。
― ― ― * * * ― ― ー
梅雨が明けて、夏が近づいてきた日、僕が休みで部屋に居たら、夕方になって突然、ななのが顔を出してきた。
「よかったぁー シュウ 居たんだ」
「なんだよー 突然 学校は?」
「うん 今日、体育大会でね 早く終わったんだぁー 明日から2日間 学校祭なの シュウに会いたくなってさー」
「そうか 暑かったろー?」
「そー もう 汗だくだよー 今日ね クラブとかクラス代表のリレーがあったんだぁ 私ね バトン受け取った時 5番目だったんだけど、抜いてトップで最後の子に渡したんだよ そしたらさー その子コーナー曲がったとこで転んじゃって ビリッカスだったんよ バカみたい その子責任感じちゃってさー 泣いてて でも、みんなに慰められてたよ たかが、かけっこなのにネ」
「あのさー そういうとこ 妙に ななのは冷たいなぁ」
「そうじゃぁなくってー 慰めたりするから余計に責任感じちゃうんだよ 私みたいに ただのかけっこだから・・て、気にするなってほうが いいと思わない?」
「そーいう 考え方もあるのカナ」
「そうよ 私ネ 陸上部の人から 入らない?って声掛けられてネ でも、走るのって嫌いなんですって言って 断っちゃった」
「うふっ ななの 中学の時も そんなことあったなぁー 速いんだ ななの」
「えへー そうみたいよ ねぇ シャワーして良い?」と、「こっち見ないでよ」と言いながら、リボンをほどいて白いブラウスとスカートを扉の前で脱いで浴室に入っていった。
そして、出てきた時は、頭にタオルを被って胸からバスタオルを巻いて、制服を抱えていて、ブラジャーの肩紐が見えているといった奇妙な恰好だった。
「暑いから しばらく このままでネ」
「ななの Tシャツでも出そうか? それじゃーぁ あんまりだろう?」
「そーね 刺激 強いか? シュウに襲われるかもね」
「バカ いまさら なんだよー」
僕の出した白いTシャツを着たななのはもっとセクシーな感じがしていた。シャツだけで下は穿いていなかったからだ。それに、着替える時、白にピンクのドット柄のショーツを僕は見てしまっていたのだ。
「うふっ 中が見えるギリギリだね 超ミニスカートみたい」と、ななのはそんな恰好を気にしていないようで、逆に僕をドキドキさせて楽しんでいるみたいだった。
「シュウ 晩ご飯 なんか用意してんのぅ?」
「ああ カツを買ってきたし、焼きうどんにしようと思ってる」
「うんなら良いんだけどさー 野菜もいっぱい入れてよー 私 切っておこうか?」
「いいよ 自分でやるよ ななのにやってもらうと 焼きうどんが野菜炒めになるからな」
「んもぉー なんで 男の人って 野菜食べないんだろうネ!」
と、そんなことを言いあっていて、ななのが帰ると言ってきた時
「ねぇ もうすぐ試験期間だから しばしの別れの儀式してぇー」と、せがんでいるようだった。
僕は、ななのを抱きしめて唇を合わせていって、ななのに舌を絡ませていくと、ななのも少しずつ舌を伸ばしてきているようだった。僕の手がななののお尻に下がっていった時には、ビクッとして、避けるような素振りをしてきたのだけど・・・僕は構わず、ななのを抱いている腕に力を込めて離さなかったのだ。
ななのは観念したのか、僕の背中にまわしている手を強くしてきて、絡めている舌で僕のを強く吸うようにしてきていた。
「今日はシュウの愛をいっぱい確かめたからね 明日からもななのちゃんは頑張るね」と、言って帰って行った。
「おはよう 又 あんまー 会えへんネ」
「そーだな ななのは忙しいから・・ 仕方ないよ」
「うーん 私 土日もバイト入れてしもたからなぁー」
「まぁ 身体だけはこわさんよーにな」
「うん それよりな・・ おまじない しとかんとー」
「なんや おまじないって?」
「んもぉー わかってるヤン」と、ななのは僕の首に抱きついてきてチュッとしてきた。
「これから いっつもするんやでー 会われへんから・・ 女除けのおまじない」
「そうかー ななのって 嫉妬ぶかいからなぁー」
「あたりまえヤン シュウは 私と ひとつの布団で一夜を過ごした初めての男やでー えへっ」
「なんだよー 縮こまってたくせに」
「そんなこと無いねんでー シュウが寝たら、夜中に抱きついていってたんやでー」
その日は、スポーツセンターに行ってみると、リョウちゃんも来ていて、ナナコちゃんとななのの3人の声がグラウンドに響いていた。3人は先輩になるので、みんなにハッパを掛けている様だった。
練習が終わった後、リョウちゃんとナナコちゃんが僕のところに来て、いきなり
「シュウさん ななの 大切にしてくれてる?」
「えっ まぁ ちゃんと付き合っていると思うよ なんで、君達から責められるようなこと言われるのだぁー?」
「だって ななのは私等の親友だし 気になるヤン」
「あのなー・・・ ななのが何か言ってたのか?」
「いいえー べつにぃー 何にも言わないからさー シュウさんとのこと 余計に気になるヤン」
「大丈夫だよ 心配するようなことは無いよ 僕にとっては大切な女の子だよ」
「ワァー」と、言いながら戻って行ったのだ。
僕は、女子高生から茶化されているような気がしきて、正直、面白く無かった。僕とななのの関係には、興味を持って欲しくなかったのだ。それに、ようやく、ななのは子供から大人の女性に変わりつつあるのだから・・。
その様子を見ていたつばきちゃんが寄って来て「大切にしてくれてる? 僕にとっては、大切な女の子だよ だってっ いいなぁー」と、からかってきていたのだ。
― ― ― * * * ― ― ー
梅雨が明けて、夏が近づいてきた日、僕が休みで部屋に居たら、夕方になって突然、ななのが顔を出してきた。
「よかったぁー シュウ 居たんだ」
「なんだよー 突然 学校は?」
「うん 今日、体育大会でね 早く終わったんだぁー 明日から2日間 学校祭なの シュウに会いたくなってさー」
「そうか 暑かったろー?」
「そー もう 汗だくだよー 今日ね クラブとかクラス代表のリレーがあったんだぁ 私ね バトン受け取った時 5番目だったんだけど、抜いてトップで最後の子に渡したんだよ そしたらさー その子コーナー曲がったとこで転んじゃって ビリッカスだったんよ バカみたい その子責任感じちゃってさー 泣いてて でも、みんなに慰められてたよ たかが、かけっこなのにネ」
「あのさー そういうとこ 妙に ななのは冷たいなぁ」
「そうじゃぁなくってー 慰めたりするから余計に責任感じちゃうんだよ 私みたいに ただのかけっこだから・・て、気にするなってほうが いいと思わない?」
「そーいう 考え方もあるのカナ」
「そうよ 私ネ 陸上部の人から 入らない?って声掛けられてネ でも、走るのって嫌いなんですって言って 断っちゃった」
「うふっ ななの 中学の時も そんなことあったなぁー 速いんだ ななの」
「えへー そうみたいよ ねぇ シャワーして良い?」と、「こっち見ないでよ」と言いながら、リボンをほどいて白いブラウスとスカートを扉の前で脱いで浴室に入っていった。
そして、出てきた時は、頭にタオルを被って胸からバスタオルを巻いて、制服を抱えていて、ブラジャーの肩紐が見えているといった奇妙な恰好だった。
「暑いから しばらく このままでネ」
「ななの Tシャツでも出そうか? それじゃーぁ あんまりだろう?」
「そーね 刺激 強いか? シュウに襲われるかもね」
「バカ いまさら なんだよー」
僕の出した白いTシャツを着たななのはもっとセクシーな感じがしていた。シャツだけで下は穿いていなかったからだ。それに、着替える時、白にピンクのドット柄のショーツを僕は見てしまっていたのだ。
「うふっ 中が見えるギリギリだね 超ミニスカートみたい」と、ななのはそんな恰好を気にしていないようで、逆に僕をドキドキさせて楽しんでいるみたいだった。
「シュウ 晩ご飯 なんか用意してんのぅ?」
「ああ カツを買ってきたし、焼きうどんにしようと思ってる」
「うんなら良いんだけどさー 野菜もいっぱい入れてよー 私 切っておこうか?」
「いいよ 自分でやるよ ななのにやってもらうと 焼きうどんが野菜炒めになるからな」
「んもぉー なんで 男の人って 野菜食べないんだろうネ!」
と、そんなことを言いあっていて、ななのが帰ると言ってきた時
「ねぇ もうすぐ試験期間だから しばしの別れの儀式してぇー」と、せがんでいるようだった。
僕は、ななのを抱きしめて唇を合わせていって、ななのに舌を絡ませていくと、ななのも少しずつ舌を伸ばしてきているようだった。僕の手がななののお尻に下がっていった時には、ビクッとして、避けるような素振りをしてきたのだけど・・・僕は構わず、ななのを抱いている腕に力を込めて離さなかったのだ。
ななのは観念したのか、僕の背中にまわしている手を強くしてきて、絡めている舌で僕のを強く吸うようにしてきていた。
「今日はシュウの愛をいっぱい確かめたからね 明日からもななのちゃんは頑張るね」と、言って帰って行った。
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