私 あの人のこと 好きなのかも やっぱり好きなんだよ 昔からー

すんのはじめ

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第2章 声を掛けられたけど・・最悪

2-5

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 次の日も図書館に、この日は姉ちゃんのお下がりのもう一つのレンガ色のミニスカートに赤いTシャツで、胸には I Love Red と訳のわかんない文字が。お父さんがゴルフの景品とかで貰って来たものだ。だから、少し大きめなんだけど・・・。

 その日は、それまでと違って、何となくすり寄って来るんだ。嫌っていうんじゃあないけど・・・俺の彼女なんだぞっていう態度。優しそうなんだけど、なんか魅力を感じないんだ。誉さんに・・。

 その日も、スーパーのフードコートに居たのだけど、私は、塩バターパン1個にだけ。香波ちゃんは生クリームとかチョコのパンを彼等は豚照り焼き丼を食べていて

「真糸ちゃん 今日も そんなかぁー? この豚1切れ 食べるかい? うまいよっ」

「いえ そんなー いらないです」私は、身震いしてたかも・・。なんで、そんなー いきなり、寄りすぎやろー 気しょく悪いんだよー 彼女扱いは止めてぇー

「今日も 真糸ちゃん 可愛い恰好だね そーいうの 似合っているよ その髪止めも可愛い」と、私は、こんなとこで褒められても、気持ち悪いだけでー。確かに、普段は黒いヘァピンだけなんだけど、今日は、お花の付いたのをしていたから、それに気付いたのは、私のことを見ていてくれるんだとは、思ったのだが・・・

「なんやの 真糸のこと えろーぅ 気にしてるやんかぁー もともと ウチが真糸連れてきたんやからな! ウチのことは どうやのー?」

「まっ まぁー 香波ちゃんは 誠が・・」

「あっ 香波も コロコロしてて可愛いよ いつも笑っているしー」と、誠さんも慌ててフォローしていた。確かに、香波はその通り、いつも明るくて愛くるしい可愛さがあるのだ。いつの間にか、この二人は出来ていると感じた瞬間だった。

 その後、図書館に戻って続けたのだけど、私達のテーブルの近くにグループが居て・・・あの人の学校の制服だ。「今日は登校日でよー でも テストだったんだぜー」とか、話していた。だけど、女の子も混じっているグループだった。

 私がトイレに行って、戻ってくると階段のところで呼び止められ、あの学校の制服だ。

「お前なぁー もう 次のを掴まえたのかー? そんな女やったんかぁー」と

「えっ 何のことですか?」

「まぁ いいやー 顔の割には 性悪やのぅー」と、自習室に戻って行ってしまった。彼は私に何を言いたかったんだろうと・・・。私は責められていたのだろうな。何だったんだろうか・・・だって 彼からは何にも連絡無いんだものー 次のを掴まえたなんて 私 そんなつもりじゃぁー

 その日は4人で電車に乗って、誉さんは先に降りて、次の駅で誠さんが降りるはずなんだけど、香波ちゃんも一緒で

「ちょっと 彼んチに寄り道するネ」と・・・電車が出て、ホームには手を繋いでいる二人の姿が・・・見えた。

 あの調子じゃぁー もう 二人はキスぐらいはしているんだろうか。帰る途中で考えてしまっていた。寝る時になって、図書館で言われた言葉・・・なんなんだろう。次のを掴まえたって・・・あの人とのことを言ってたの? 図書館での人は、きっとあの人の友達かなんかで・・。

 だって、私の方からじゃぁ無くって・・・でも・・・私が治療が終わって、もう歯医者通いをしなくなって、しばらくした時、帰りの電車であの人の姿を見たことが。向こうは、私に気がついたみたいで、合図を送ってきたけど、私は、香波ちゃんと偶然会ったから、とりあえず合図を返したつもりだったんだけど・・・そんなことがあった。

 駅を降りて、香波ちゃんの姿が見えなくなってから、追いかけたんだけど・・・あなたの後ろ姿も無かったの

 えっ あれが最後なのぉー 彼は、私に、無視されたと思ったんだろうか そんなー それだけー? だって もっと押してきてもいいじゃぁ無い 何が 僕と付き合ってくださいだよーぉー あんなに 強引に告白してきたくせにー 私だって 生まれて、初めて OKしたのにー

 確かに、それっきり 出会うことも無かったのだ。私は、やっぱり 間が悪いんだろうかとか 考え込んでいた。
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