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第1章
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「昨日の密会はどうだったの?」と、次の日の朝、菜美から
「そんなー 密会だなんて・・・」
「だって 真美には珍しく 積極的にアプローチしたんでしょ」
「ふっ 浜でしばらくお話してたの 思い切って 彼女にって言ったんだけど・・おー⤴ ウチも はぐらかされた 複雑な事情があるらしいのよ」
「なんや その 複雑なって・・・」
「菜美のね 手紙も届いていたみたいよ だけど、多分 ゲンさんと勘違いしてるんだろうなって そのままになってるって だから、ゲンさんにも そのこと伝えてないって! ややこしいから、自分で言えばいいじゃぁ無いってさ」
「へっ だよなー でも もう フラれたようなもんだよー お昼から一緒に泳ぎに行くかー・・・ 今度は、抜け駆けせんよーにな!」
その日のお昼ご飯の後、彼等は先に浜に行っていたが、遅れて私達二人が・・・。一番 はしゃいでいたのは、スギって人。泳いでいても私達の回りを離れないし、浜に上がっても側に居て話掛けて来るのだ。
そして、私 海の中に誘われて、隣で泳いでいると
「俺 まなみちゃんのことが好きやー 忘れられへんねー 付き合って欲しいんやー」
と・・・まとわりついて来た。 (やっぱり きたかぁー)
「あのー ウチ 特定のお付き合いって・・・困ります だからー 夏のお友達としてなら・・・」
私と菜美は夕ご飯の支度があるので、彼等より先に帰ってきて、その途中で
「なぁ スギさん しきりに 真美にアタックしてたみたいやんかー どうしたん?」
「うん 付き合ってくれって・・・でも 丁寧にお断りしたわー」
「そぉーかー あの人 なんか チャラチャラしてるみたいやもんねー」
「そうよ だからネ 今晩 もう一度 あの人にアタックしてみる」
「また 夜中の密会?」
「そんな風に言わんとってー あのさ 後ろからつけてこんとってやー」
そして、晩ご飯が済んで片付けをしている時、隙をみて ガクさんに
「今晩も シロスケは夜中 ふらふらするみたい」と、眼で合図をするように伝えると、彼はわかってくれたのか 黙って頷いたようだった。
夜 菜美も寝たかなって思って、起きて抜け出そうとした時
「ちゃんと 伝えるのよ」と、声がして送り出してくれた。夏ミカンの樹の下にいくと、ガクさんが待っていてくれたのだ。そして、浜に誘って、今日は少し離れた岩影のところまで・・・手は繋いだままジャリの浜に座って
「あのね お昼に泳いでいる時 スギさんに付き合ってくれって・・・でも 特定の人とお付き合いなんてできませんって お友達としてならって・・・お断りしたの」
「そうか あいつ ご飯のときも いつもの元気無かったみたいだなー」
「あのね いい人なんだけど お付き合いするってなると イメージが違うかなって・・・」
「まぁ そんなこともあるよなぁー まなみちゃんが そう 思うんだったら 仕方ないんじゃあないの」
「ガクさん ・・・ ウチを彼女にして・・・」
「まなみちゃんは 優しくて、美人で こっちからお願いすべきなんだろうな 俺はまなみちゃんのことが好きだ でも 今はそーいうわけにいかないんだよー スギは昔からの幼馴染なんだ あいつの 今の気持ちを考えるとなー ごめん もう少し 時間を空けたい それに、彼女だ言ってもなぁー 離れ離れになるんだよ 付き合うたって・・・」
「静岡なんて 直ぐだよって 言ってたじゃぁない ウチ 時々 会いに行くよー」
「女の子にそこまで 言わせて 申し訳ないけど・・・」
「ねぇ キスして!」と、私は彼に向かって眼を閉じていった。
彼は、私を抱き寄せて・・・唇を感じていた。そんなに長い間ではなかった。
「あのな まなみちゃんのことは好きだよ でも 俺 離れているし、まだ 大学生で 就職のことも考えなきゃあなんないんだ なのに すまない」
「なんで 謝るのよー ウチから・・・」
「来年の夏には 就職も決めていると思う その時には・・・」
「ウン 明日 帰っちゃうんだよねー 今度は来年かぁー・・・」と、言ってジャリをほじくり返していたら、又 彼は私を抱き寄せてきて、「まなみ・・」 と、唇に・・・。決まったぁー・・・
そして、次の日 彼等は午前中泳いで、シャワーを浴びて お昼ご飯の前に帰って行った。帰る前に私は、ガクさんにもっと 何か言って欲しかったんだけど・・・眼を見詰めたまま さよなら としか 私も言えなかったのだ。
「なんやのー 真美 そんなんで良かったん? 昨日の夜はどうだったんよー?」
「うん 好きだとは言ってくれたけど・・・はっきり せんかったの・・・私 ぼぉーとしてしまって・・・」
「なんやのー 熱い抱擁とかしてへんのぉー バッカじゃぁないの! 自分からもっと グイグイ 迫って行かなー 胸ぐらい押し付けてなー あの人達 真面目なんやからぁー 七夕じゃぁないけど・・・今度 来年なん?」
「そんなー 密会だなんて・・・」
「だって 真美には珍しく 積極的にアプローチしたんでしょ」
「ふっ 浜でしばらくお話してたの 思い切って 彼女にって言ったんだけど・・おー⤴ ウチも はぐらかされた 複雑な事情があるらしいのよ」
「なんや その 複雑なって・・・」
「菜美のね 手紙も届いていたみたいよ だけど、多分 ゲンさんと勘違いしてるんだろうなって そのままになってるって だから、ゲンさんにも そのこと伝えてないって! ややこしいから、自分で言えばいいじゃぁ無いってさ」
「へっ だよなー でも もう フラれたようなもんだよー お昼から一緒に泳ぎに行くかー・・・ 今度は、抜け駆けせんよーにな!」
その日のお昼ご飯の後、彼等は先に浜に行っていたが、遅れて私達二人が・・・。一番 はしゃいでいたのは、スギって人。泳いでいても私達の回りを離れないし、浜に上がっても側に居て話掛けて来るのだ。
そして、私 海の中に誘われて、隣で泳いでいると
「俺 まなみちゃんのことが好きやー 忘れられへんねー 付き合って欲しいんやー」
と・・・まとわりついて来た。 (やっぱり きたかぁー)
「あのー ウチ 特定のお付き合いって・・・困ります だからー 夏のお友達としてなら・・・」
私と菜美は夕ご飯の支度があるので、彼等より先に帰ってきて、その途中で
「なぁ スギさん しきりに 真美にアタックしてたみたいやんかー どうしたん?」
「うん 付き合ってくれって・・・でも 丁寧にお断りしたわー」
「そぉーかー あの人 なんか チャラチャラしてるみたいやもんねー」
「そうよ だからネ 今晩 もう一度 あの人にアタックしてみる」
「また 夜中の密会?」
「そんな風に言わんとってー あのさ 後ろからつけてこんとってやー」
そして、晩ご飯が済んで片付けをしている時、隙をみて ガクさんに
「今晩も シロスケは夜中 ふらふらするみたい」と、眼で合図をするように伝えると、彼はわかってくれたのか 黙って頷いたようだった。
夜 菜美も寝たかなって思って、起きて抜け出そうとした時
「ちゃんと 伝えるのよ」と、声がして送り出してくれた。夏ミカンの樹の下にいくと、ガクさんが待っていてくれたのだ。そして、浜に誘って、今日は少し離れた岩影のところまで・・・手は繋いだままジャリの浜に座って
「あのね お昼に泳いでいる時 スギさんに付き合ってくれって・・・でも 特定の人とお付き合いなんてできませんって お友達としてならって・・・お断りしたの」
「そうか あいつ ご飯のときも いつもの元気無かったみたいだなー」
「あのね いい人なんだけど お付き合いするってなると イメージが違うかなって・・・」
「まぁ そんなこともあるよなぁー まなみちゃんが そう 思うんだったら 仕方ないんじゃあないの」
「ガクさん ・・・ ウチを彼女にして・・・」
「まなみちゃんは 優しくて、美人で こっちからお願いすべきなんだろうな 俺はまなみちゃんのことが好きだ でも 今はそーいうわけにいかないんだよー スギは昔からの幼馴染なんだ あいつの 今の気持ちを考えるとなー ごめん もう少し 時間を空けたい それに、彼女だ言ってもなぁー 離れ離れになるんだよ 付き合うたって・・・」
「静岡なんて 直ぐだよって 言ってたじゃぁない ウチ 時々 会いに行くよー」
「女の子にそこまで 言わせて 申し訳ないけど・・・」
「ねぇ キスして!」と、私は彼に向かって眼を閉じていった。
彼は、私を抱き寄せて・・・唇を感じていた。そんなに長い間ではなかった。
「あのな まなみちゃんのことは好きだよ でも 俺 離れているし、まだ 大学生で 就職のことも考えなきゃあなんないんだ なのに すまない」
「なんで 謝るのよー ウチから・・・」
「来年の夏には 就職も決めていると思う その時には・・・」
「ウン 明日 帰っちゃうんだよねー 今度は来年かぁー・・・」と、言ってジャリをほじくり返していたら、又 彼は私を抱き寄せてきて、「まなみ・・」 と、唇に・・・。決まったぁー・・・
そして、次の日 彼等は午前中泳いで、シャワーを浴びて お昼ご飯の前に帰って行った。帰る前に私は、ガクさんにもっと 何か言って欲しかったんだけど・・・眼を見詰めたまま さよなら としか 私も言えなかったのだ。
「なんやのー 真美 そんなんで良かったん? 昨日の夜はどうだったんよー?」
「うん 好きだとは言ってくれたけど・・・はっきり せんかったの・・・私 ぼぉーとしてしまって・・・」
「なんやのー 熱い抱擁とかしてへんのぉー バッカじゃぁないの! 自分からもっと グイグイ 迫って行かなー 胸ぐらい押し付けてなー あの人達 真面目なんやからぁー 七夕じゃぁないけど・・・今度 来年なん?」
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